中日新聞杯追い切りレポート2023[12/9(土)]【全頭調教評価記載】

中央競馬(重賞)追い切りレポート2023

中日新聞杯追い切りレポート2023[12/9(土)]【全頭調教評価記載】になります。

最終追い切り後の出走予定馬全頭の追い切り考察文を調教評価とあわせてわかりやすく記載していますので、各自の予想にお役立ていただければ幸いでございます。

当記事の信頼性

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最後に、初めて訪れてくださっている方に対して記事の信頼性を保たせるために、この1本だけリンクを添付させていただきます。
《参考》追い切りを見続けていなかったおそらく獲れていなかった1本です↓
≫2022年4月2日(土)阪神10R 仲春特別 ◎追4,エーティーメジャー 1着 172.6倍(13番人気)

※F評価は間隔が詰まっていて時計を出せていない馬、調整が軽くて評価出来なかった馬に仮で付けている評価ですので、低い評価というわけではないということをご理解いただければと思います。その場合は最終追い切りと前走時の調整過程を加味した上で評価させていただきます。

1 中日新聞杯追い切りレポート2023[12/9(土)]【全頭調教評価記載】
2 各追い切りピック4
3 調子指数
4 その他今週末行われる重賞レースの追い切りレポート
- 4.1 阪神ジュベナイルフィリーズ追い切りレポート2023[12/10(日)]【全頭調教評価記載】
- 4.2 カペラステークス追い切りレポート2023[12/10(日)]【全頭調教評価記載】
5 今週末行われるレースの追い切り党の軸馬

中日新聞杯追い切りレポート2023[12/9(土)]【全頭調教評価記載】

カレンルシェルブル

最終前:中3週 B
最終:栗W 良併せ先着馬也 B↓
最終追い切り前の内容から見ていきますと、坂路主体で本数こそ積めているものの、肝心要の登坂内容自体はそこまで目立ってきません。まだあともうひと追い残されているとはいえ、掬い時は前回だったかなというイメージですので、あともうひと追いでどこまで調子を吹き返してくるのか注目したいです。その最終追い切りですが、1週前追い切りがハードな登坂内容でしたので、レース当該週はウッドチップコースで終いを流す程度の追い切り内容にセーブされています。ただ、そんな中でも動き自体はそこまで悪くなかったですし、あらかた持てる力は出せる態勢にあると判断していますので、現状でどれだけの走りが出来るのか注目です。

カントル

最終前:中3週 A
最終:栗坂良単走馬也 A↑
最終追い切り前の内容から見ていきますと、競走中止明けではあるものの、馬はしっかりと立て直されているイメージです。ただ、状態自体にそこまでの変化は感じていませんし、個人的にこの馬のもっと良い時を知っているつもりですので、あともうひと追いでどこまで上向いてくるのか注目したいです。その最終追い切りですが、坂路で動くタイプらしく好登坂での締め括りとなりまして、肝心の動きもこの馬なりに良かったのではないかとみています。絶好調とまではいかないのかもしれませんが、水準以上のデキにはありそうですし、多少の上積みも見込めそうですので、現状でどれだけの走りが出来るのか注目です。

キラーアビリティ

最終前:中6週 B
最終:栗W 良併せ同入強め A↑
最終追い切り前の内容から見ていきますと、ウッドチップコース主体で本数こそ積めているものの、肝心要の追い切り内容自体はそこまで目立ってきません。絶好時との状態比較でも数枚落ちるイメージですし、勝った昨年の方が順調に仕上がりが進んでいて印象ですので、あともう追いでどこまで上向いてくるのか注目したいです。その最終追い切りですが、最後までウッドチップコースで意欲的に追い切られているという点には好感が持てますし、前回よりは良いデキにあるのかなと感じています。ただ、まだ完調ではなさそうですし、もう一つ良くなってきても良い馬だと思っていますので、そう感じている中で今回どれだけの走りが出来るのか注目です。

サトノエルドール

最終前:3ヶ月 A
最終:美W 稍重併せ先着強め A↑
最終追い切り前の内容から見ていきますと、ウッドチップコース主体で良く乗れていますし、こなしてきている追い切り内容もこの馬なりに悪くはありません。ただ、まだ良化の余地は残されていそうですし、個人的にはこの馬のもっと良い時を知っているつもりですので、あともうひと追いでどこまで上向いてくるのか注目したいです。その最終追い切りですが、攻め動くタイプらしい追い切り内容での締め括りとなりまして、肝心の動きもこの馬なりに良かったのではないかとみています。絶好時との状態比較ではどうかも、前回よりは良いデキにありそうですし、あらかた持てる力は出せる態勢にあると判断していますので、現状でどれだけの走りが出来るのか注目です。

ジャンカズマ

最終前:中4週 A ◆中間自己ベスト(栗W6F)
最終:栗W 良単走強め A→
最終追い切り前の内容から見ていきますと、ウッドチップコース主体で良く乗れていますし、こなしてきている追い切り内容もこの馬なりに良さげです。ガラリ一変はどうかも、多少の上積みは見込めそうですし、良い状態に仕上がりそうですので、あともうひと追いでもう一つ良くなってくるようなら楽しみです。その最終追い切りですが、最後までウッドチップコースでハードに追い切られているという点には好感が持てますし、肝心の動きもこの馬なりに良かったのではないかとみています。ただ、まだピーク時のデキにはなさそうですし、個人的にはもう一つ良くなってきても良い馬だと思っていますので、現状でどれだけの走りが出来るのか注目です。

シュヴァリエローズ

最終前:中5週 A
最終:栗W 良単走強め A→
最終追い切り前の内容から見ていきますと、ウッドチップコースと坂路併用で良く乗れていますし、こなしてきている追い切り内容もこの馬なりに良さげです。絶好時との状態比較ではまだどうかも、そこに近しいデキに仕上がりつつあるとみていますし、それでいてまだあともうひと追い残されていますので、最終追い切りで更なる状態良化を遂げてくるようなら楽しみです。その最終追い切りですが、最後までウッドチップコースでハードに追い切られているという点には好感が持てますし、肝心の動きもこの馬なりに良かったのではないかとみています。ただ、まだピーク時のデキにはなさそうですし、個人的にはもう一つ良くなってきても良い馬だと思っていますので、現状でどれだけの走りが出来るのか注目です。

スパイダーゴールド

最終前:4ヶ月 A+
最終:美W 稍重併せ同入強め A+→
最終追い切り前の内容から見ていきますと、ウッドチップコースと坂路併用で良く乗れていますし、こなしてきている追い切り内容も上質なものが目立っているなという印象です。良い時との状態比較でもそう大きな差はないとみていますし、それでいてまだあともうひと追い残されているわけですので、最終追い切りで更なる状態良化を遂げてくるようなら楽しみです。その最終追い切りですが、攻め動くタイプらしい追い切り内容での締め括りとなりまして、肝心の動きも良かったのではないかとみています。良い時との状態比較でも遜色はありませんし、ポテンシャル的には重賞でも通用の器だと思っていますので、ここ2戦だけで人気を大きく落としてくるようならおさえにはまわしておきたいです。

ドルチェモア

最終前:2ヶ月半 A
最終:美W 稍重併せ同入馬也 A↓
最終追い切り前の内容から見ていきますと、転厩初戦にはなるものの、ウッドチップコースと坂路併用で良く乗れていますし、こなしてきている追い切り内容もこの馬なりに良さげです。1週前追い切りの動きも良かったですし、このひと追いで更に仕上がりの方は進んできそうですので、最終追い切りによる良化度合いには注目したいです。その最終追い切りですが、1週前追い切りが目一杯やった感じでしたので、レース当該週はウッドチップコースで終いを流す程度の追い切り内容にセーブされています。ただ、そんな中でも動きの良さは目に付きましたし、転厩初戦でもあらかた持てる力は出せる態勢にあると判断していますので、現状でどれだけの走りが出来るのか注目です。

ハヤヤッコ

最終前:2ヶ月半 B
最終:美W 稍重併せ遅れ馬也 A↑
最終追い切り前の内容から見ていきますと、ウッドチップコースと坂路併用で良く乗れてはいるものの、肝心要の追い切り内容自体はそこまで目立ってきません。年齢的なものもあるのかもしれませんし、現状良い頃のデキには今一歩及んでいない様子ですので、あともうひと追いでどこまで上向いてくるのか注目したいです。その最終追い切りですが、1週前追い切りがハードな追い切りメニューでしたので、レース当該週はウッドチップコースで終いを流す程度の追い切り内容にセーブされています。ただ、そんな中でも動きの良さは目に付きましたし、あらかた持てる力は出せる態勢にあると判断していますので、現状でどれだけの走りが出来るのか注目です。

ピンハイ

最終前:中5週 A
最終:栗W 良単走馬也 A→
最終追い切り前の内容から見ていきますと、ウッドチップコース主体で良く乗れていますし、こなしてきている追い切り内容もこの馬なりに良さげです。絶好時との状態比較ではまだどうかも、少しずつ上向きつつあるとみていますし、それでいてまだあともうひと追い残されていますので、最終追い切りでもう一つ良くなってくるようなら楽しみです。その最終追い切りですが、最後までウッドチップコースで長めを意欲的に追い切れているという点には好感が持てますし、肝心の動きもこの馬なりに良かったのではないかとみています。絶好時との状態比較ではどうかも、水準以上のデキにはありそうですし、持てる力はあらかた出せる態勢にあると判断していますので、現状でどれだけの走りが出来るのか注目です。

ホウオウビスケッツ

最終前:6ヶ月 A+ ◆中間自己ベスト(美W6F)
最終:美W 稍重単走馬也 A+↑
最終追い切り前の内容から見ていきますと、日本ダービー以来、久々の実戦にはなるものの、ウッドチップコース主体で良く乗れていますし、こなしてきている追い切り内容も上質なものが目立っているなという印象です。既に絶好時との状態比較でも遜色はありませんし、それでいてまだあともうひと追い残されていますので、最終追い切りで更なる状態良化を遂げてくるようなら楽しみです。その最終追い切りですが、先週までにしっかりと追い切られていますので、レース当該週は軽めの追い切りメニューにセーブされています。ただ、そんな中でも動きの良さは目に付きましたし、個人的には休み明けでも良い状態に仕上がっているとみていますので、人気でも馬券には組み込んでおきたいです。

マイネルファンロン

最終前:3ヶ月 A
最終:美W 稍重併せ同入馬也 A↑
最終追い切り前の内容から見ていきますと、障害帰りにはなるものの、ウッドチップコースと坂路併用で良く乗れていますし、こなしてきている追い切り内容もこの馬なりに悪くはありません。ただ、まだ良化の余地は残されていそうですし、絶好時のデキからは一枚落ちるのが現状だと思っていますので、あともうひと追いでどこまで上向いてくるのか注目したいです。その最終追い切りですが、1週前追い切りを終えた段階では正直どうなのかなと感じていたものの、レース当該週のひと追いでしっかり変わってきたなという印象です。絶好時との状態比較ではどうかも、水準クラスのデキにはありそうですし、上積みも見込めそうですので、再度平地に戻ってどれだけの走りが出来るのか注目です。

ヤマニンサルバム

最終前:2ヶ月 A+
最終:栗坂良併せ先着強め A↑
最終追い切り前の内容から見ていきますと、ウッドチップコース主体で良く乗れていますし、こなしてきている追い切り内容もこの馬なりに良さげです。絶好時との状態比較ではまだどうかも、1週前追い切りの動きは良かったですし、このひと追いで更に仕上がりの方は進んできそうですので、最終追い切りでもう一つ良くなってくるようなら楽しみです。その最終追い切りですが、坂路で動くタイプらしく好登坂での締め括りとなりまして、肝心の動きもこの馬なりに良かったのではないかとみています。ただ、絶好時のデキからは一枚落ちてしまうイメージですし、前走時が掬い時だったような気もしていますので、そう感じる中で今回どれだけの走りが出来るのか注目です。

ユーキャンスマイル

最終前:中4週 A
最終:栗坂良併せ先着強め B↓
最終追い切り前の内容から見ていきますと、ウッドチップコースと坂路併用で良く乗れていますし、こなしてきている追い切り内容もこの馬なりに良さげです。絶好時との状態比較ではどうかも、復調ムードは漂っていますし、久々に好状態での出走が叶いそうですので、あともうひと追いで更なる状態良化を遂げてくるようなら楽しみです。その最終追い切りですが、最後まで坂路で抜かりなく追い切られているという点には好感が持てるものの、肝心の登坂内容、動き自体はそこまで目立ってきません。絶好時との状態比較でも数枚落ちてしまうイメージですし、個人的にはこの馬のもっと良い時を知っているつもりですので、現状でどれだけの走りが出来るのか注目です。

ユニコーンライオン

最終前:中3週 A+
最終:栗W 良併せ同入強め A→
最終追い切り前の内容から見ていきますと、ウッドチップコースと坂路併用で良く乗れていますし、こなしてきている追い切り内容もこの馬なりに良さげです。既に良い時との状態比較でも遜色はありませんし、それでいてまだあともうひと追い残されていますので、最終追い切りで更なる状態良化を遂げてくるようなら楽しみです。その最終追い切りですが、最後までウッドチップコースの長めを意欲的に追い切れているという点には好感が持てますし、肝心の動きもこの馬なりに良かったのではないかとみています。どうやらここが引退レースのようですが、追い切りから衰えは感じ取れませんでしたし、持てる力はあらかた出せるデキにあると思っていますので、ラストランでどれだけの走りが出来るのか注目です。

リューベック

最終前:9ヶ月 A ◆中間自己ベスト(栗坂)
最終:栗坂良単走強め A+↑ ◆自己ベスト
最終追い切り前の内容から見ていきますと、ウッドチップコースと坂路併用で良く乗れていますし、こなしてきている追い切り内容もこの馬なりに悪くはありません。ただ、まだ奥はありそうですし、個人的にはこの馬のもっと良い時を知っているつもりですので、あともうひと追いでどこまで上向いてくるのか注目したいです。その最終追い切りですが、坂路で動くタイプらしく好登坂での締め括りとなりまして、肝心の動きも良かったのではないかとみています。休み明けにはなりますが、個人的には順調に仕上がったとみていますし、重賞でもやれるだけのポテンシャルは秘めている馬ですので、休みが長いという理由だけで毛嫌いされるようならかえって握り時なのかなと考えています。

ワンダフルタウン

最終前:4ヶ月 B
最終:栗坂良併せ同入強め A↓
最終追い切り前の内容から見ていきますと、ウッドチップコースと坂路併用で良く乗れていますし、こなしてきている追い切り内容もこの馬なりに悪くはありません。ただ、まだ良化の余地は残されていそうですし、絶好時のデキからは現状数枚落ちてしまうイメージですので、あともうひと追いでどこまで上向いてくるのか注目したいです。その最終追い切りですが、最後まで坂路で意欲的に追い切られているという点には好感が持てるものの、肝心の登坂内容自体はそこまで目立ってきません。まだ怪我をする前の良いコンディションには戻っていないとみていますし、個人的にはこの馬のもっと良い時を知っているつもりですので、現状でどれだけの走りが出来るのか注目です。