阪神大賞典追い切りレポート2024[3/17(日)]【全頭調教評価記載】

中央競馬(重賞)追い切りレポート2024

阪神大賞典追い切りレポート2024[3/17(日)]【全頭調教評価記載】になります。

最終追い切り後の出走予定馬全頭の追い切り考察文を調教評価とあわせてわかりやすく記載していますので、各自の予想にお役立ていただければ幸いでございます。

当記事の信頼性

現在追い切りブログ運営歴5年以上。
ありがたいことに、当追い切りブログの総閲覧数は2,500万PVを突破しました。
追い切りを見始めてからはブログ歴以上の年数を重ねています。
最後に、初めて訪れてくださっている方に対して記事の信頼性を保たせるために、この1本だけリンクを添付させていただきます。
《参考》追い切りを見続けていなかったおそらく獲れていなかった1本です↓
≫2022年4月2日(土)阪神10R 仲春特別 ◎追4,エーティーメジャー 1着 172.6倍(13番人気)

※F評価は間隔が詰まっていて時計を出せていない馬、調整が軽くて評価出来なかった馬に仮で付けている評価ですので、低い評価というわけではないということをご理解いただければと思います。その場合は最終追い切りと前走時の調整過程を加味した上で評価させていただきます。

1 阪神大賞典追い切りレポート2024[3/17(日)]【全頭調教評価記載】
2 各追い切りピック4
3 調子指数
4 その他今週末行われる重賞レースの追い切りレポート
5 今週末行われるレースの追い切り党の軸馬

阪神大賞典追い切りレポート2024[3/17(日)]【全頭調教評価記載】

アンタンスルフレ

最終前:2ヶ月 C
最終:名古屋稍一杯 C↑
最終追い切り前の内容から見ていきますと、名古屋競馬場の本馬場で良く乗れていますし、こなしてきている追い切り内容も悪くはありません。ただ、まだ良化の余地は残されている段階にあるとみていますし、相手もかなり強力になりますので、あともうひと追いでなるたけ状態の方は上げていかないといけない1頭かなと思っています。その最終追い切りですが、最後まで名古屋競馬場の本馬場で抜かりなく追い切られているという点には好感が持てますし、肝心の追い切り内容も悪くはありません。ただ、今回は相手が相手ですし、一切実績のない条件に舞台が移りますので、平均点付近の仕上がりだとどうなのかなという気はしています。

ゴールデンスナップ

最終前:中6週 A+
最終:栗芝不併せ同入馬也 A+↑
最終追い切り前の内容から見ていきますと、ウッドチップコース主体で良く乗り込まれていますし、こなしてきている追い切り内容も良さげです。まだ完調というわけではなさそうですが、現状でも既にある程度の仕上がりにはありそうですので、あともうひと追いで更に上向いてくるようなら楽しみです。その最終追い切りですが、芝コースだったとはいえ、攻め動くタイプらしい追い切り内容での締め括りとなりまして、肝心の動きも良かったのではないかとみています。格上挑戦になるとはいえ、少々この馬にとっては距離不足だった前走の3勝クラスではあと一歩ハナ差の2着でしたし、昨秋あたりから本格化してきたように映っていますので、スタミナが問われる長距離重賞であれば、周囲が思っている以上に頑張れるのではないかと予想しています。人気次第では◎追い切り党の軸馬も視野に。

サヴォーナ

最終前:2ヶ月 A ◆中間自己ベスト(栗W6F)
最終:栗坂不単走強め A→
最終追い切り前の内容から見ていきますと、ウッドチップコース主体で良く乗り込まれていますし、こなしてきている追い切り内容も上質なものが目立っているなという印象です。既に良い時との状態比較でも遜色はありませんし、それでいてまだあともうひと追い残されていますので、最終追い切りで更に良くなってくるようなら楽しみです。その最終追い切りですが、最後まで坂路で抜かりなく追い切られているという点には好感が持てますし、肝心の動きも悪くはなかったのではないかとみています。ただ、近走着順から過剰に売れそうな気がしていますし、であれば相手程度でも良いのかなというイメージですので、有力視されている中でどういった競馬をしてくるのか注目です。

ジャンカズマ

最終前:2ヶ月半 A
最終:栗W 不単走馬也 A↑
最終追い切り前の内容から見ていきますと、ウッドチップコースと坂路併用で良く乗り込まれていますし、こなしてきている追い切り内容も悪くはありません。ただ、まだ良化の余地は残されている段階にあるとみていますし、相手強化の今回は更なる上積みが必要な1頭だと思っていますので、最終追い切りでどこまで上向いてくるのか注目したいです。その最終追い切りですが、攻め動くタイプらしい追い切り内容での締め括りとなりまして、肝心の動きもこの馬なりに良かったのではないかとみています。重賞でどうかというところはあるものの、状態自体は水準以上とみていますし、長い距離にも実績がありますので、3桁オッズになるくらいの人気薄ならおさえておきたい存在です。

ショウナンバシット

最終前:中2週 F
最終:栗W 不併せ遅れ強め A↑
最終追い切り前の内容から見ていきますと、中2週とレース間隔は詰まるものの、ウッドチップコース主体で意欲的に時計を出せているという点には好感を持っています。前走のデキが案外でしたので、上積みがあると言ってもあれなのですが、個人的には既に前回と同じくらいか、それ以上の勝負気配を感じ取れていますので、最終追い切りで更に上向いてくるようなら楽しみです。その最終追い切りですが、最後までウッドチップコースで抜かりなく追い切られているという点には好感が持てますし、肝心の動きもこの馬なりに良かったのではないかとみています。絶好時との状態比較ではどうかも、前回以上の勝負気配は感じ取れていますし、水準以上のデキには仕上がっているとみていますので、現状でどれだけの走りが出来るのか注目です。

シルヴァーソニック

最終前:10ヶ月 A
最終:栗坂不単走強め A→
最終追い切り前の内容から見ていきますと、長期の休養明けになりますので、ウッドチップコースと坂路併用で入念に乗り込まれていますし、こなしてきている追い切り内容もこの馬なりに悪くはありません。ただ、まだ休養前と同じような好状態にはないと思っていますし、2週続けてしっかりと追われたことでどれだけ良くなってくるかという感じですので、最終追い切りによる良化度合いには注目したいです。その最終追い切りですが、最後まで坂路で抜かりなく追い切られているという点には好感が持てますし、肝心の動きも悪くはなかったのではないかとみています。ただ、今回は休みが長いですから、いきなりフルパワー全開というわけにはいかないでしょうし、あくまで天皇賞(春)に向けた前哨戦という感覚なのかなと思っていますので、現状でどれだけの走りが出来るのか注目です。

ゼーゲン

最終前:5ヶ月 A ◆中間自己ベスト(美坂)
最終:美W 重併せ遅れ一杯 A↓
最終追い切り前の内容から見ていきますと、ウッドチップコースと坂路併用で良く乗り込まれていますし、こなしてきている追い切り内容も悪くはありません。ただ、まだ良化途上の段階にあるとみていますし、個人的にはもう一つ、二つ良くなってきても良い馬だと思っていますので、あともうひと追いでどこまで上向いてくるのか注目したいです。その最終追い切りですが、最後までウッドチップコースで抜かりなく追い切られているという点には好感が持てますし、肝心の動きもこの馬なりに良かったのではないかとみています。ただ、ガラリ一変という感じではありませんし、まだ完調にも及んでいないとみていますので、そう感じる中でどれだけの走りが出来るのか注目です。

ディアスティマ

最終前:2ヶ月 A
最終:栗坂不単走馬也 A↑
最終追い切り前の内容から見ていきますと、いつも通り坂路主体で良く乗り込まれていますし、こなしてきている登坂内容もこの馬なりに良さげです。ただ、まだ良化の余地は残されている段階にあるとみていますし、もう一つ良くなってきても良い馬だと思っていますので、あともうひと追いでどこまで良くなってくるのか注目したいです。その最終追い切りですが、先週までにしっかりと坂路で追い切られていますので、レース当該週は軽めの登坂内容にセーブされています。ただ、そんな中でも動き自体はこの馬なりに良かったのかなと思いますし、水準以上のデキには仕上がっているとみていますので、楽逃げが叶えばもう少しやれて良い1頭なのではないでしょうか。

ディープボンド

最終前:2ヶ月半 A
最終:栗W 不単走強め A↑
最終追い切り前の内容から見ていきますと、休み明けとなりますので、ウッドチップコース主体で入念に乗り込まれていますし、こなしてきている追い切り内容もこの馬なりに良さげです。ただ、まだ良化の余地は残されている段階にあるとみていますし、個人的にはこの馬のもっと良い時を知っているつもりですので、あともうひと追いでその良い時にどれだけ接近してくるのか注目したいです。その最終追い切りですが、最後までウッドチップコースでハードに追い切られているという点には好感が持てますし、肝心の動きもこの馬なりに良かったのではないかとみています。ただ、まだ良化の余地は残されているイメージですし、やはり大目標は天皇賞(春)になってくるでしょうから、昨年と同じくらいのパフォーマンスレベルを想定しています。

テーオーロイヤル

最終前:中3週 A
最終:栗W 不単走馬也 A↑
最終追い切り前の内容から見ていきますと、中3週とレース間隔は詰まるものの、ウッドチップコース主体で抜かりなく乗れていますし、こなしてきている追い切り内容もこの馬なりに良さげです。休み明けの前走を1度使ったことによる上積みも見込めそうですし、長丁場のレースであればなおさらその上積みは大きなものになるのではないかとみていますので、最後のひと追いまで要注目して見ていきたい存在です。その最終追い切りですが、攻め動くタイプらしい追い切り内容での締め括りとなりまして、肝心の動きもこの馬なりに良かったのではないかとみています。絶好時との状態比較ではどうかも、水準以上のデキには仕上がっていそうですし、長丁場では崩れませんので、前哨戦でも良い走りに期待が持てるのではないでしょうか。

プリュムドール

最終前:2ヶ月半 A
最終:栗W 不併せ同入馬也 A↑
最終追い切り前の内容から見ていきますと、ウッドチップコース主体で良く乗れていますし、こなしてきている追い切り内容も悪くはありません。絶好時との状態比較ではまだどうかも、既に水準以上のデキには仕上がっていそうですし、それでいてまだあともうひと追い残されていますので、最終追い切りによる良化度合いには注目したいです。その最終追い切りですが、攻め動くタイプらしい追い切り内容での締め括りとなりまして、肝心の動きもこの馬なりに良かったのではないかとみています。絶好時との状態比較ではどうかも、長丁場であればしっかりと走れますし、重賞でもシルヴァーソニックに迫っているという実績がありますので、人気次第では馬券に組み込んでみたい1頭です。

ブローザホーン

最終前:2ヶ月 A+
最終:栗坂不併せ遅れ馬也 A+→
最終追い切り前の内容から見ていきますと、中野厩舎からの転厩初戦になりますので、色々と手探りだとは思いますが、今のところ引き継ぎの方は上手くいっていると見て良いのではないかと判断しています。ウッドチップコースと坂路併用で良く乗り込まれていますし、こなしてきている追い切り内容もこの馬なりに良さげですので、あともうひと追いで更に状態を上げていけるようなら楽しみです。その最終追い切りですが、先週までにしっかりと追い切られていますので、レース当該週は軽めの登坂内容にセーブされています。ただ、そんな中でも動きの良さは目に付きましたし、前回と同じくらいの好状態には仕上がっているとみていますので、転厩緒戦でもいきなりやれる可能性はあるとみています。

メイショウブレゲ

最終前:2ヶ月半 A
最終:栗坂不単走強め A↑
最終追い切り前の内容から見ていきますと、ウッドチップコースと坂路併用で良く乗り込まれてはいるものの、肝心の追い切り内容はそこまで目立ってきません。個人的には少々物足りなく感じていますし、もう一つ、二つ良くなってきても良い馬だと思っていますので、最終追い切りによる良化度合いには注目したいです。その最終追い切りですが、最後まで坂路で抜かりなく追い切られているという点には好感が持てますし、肝心の動きもこの馬なりに良かったのではないかとみています。実戦向きの節がありますので、はっきりとしたことは言えませんが、ここ数戦と同等のパフォーマンスは発揮出来るのかなというイメージですので、あとは重賞でどれだけ頑張れるのか注目です。

ユーキャンスマイル

最終前:3ヶ月 B
最終:栗W 不併せ遅れ一杯 A↑
最終追い切り前の内容から見ていきますと、ウッドチップコースと坂路併用で良く乗り込まれてはいるものの、肝心の追い切り内容はそこまで目立ってきません。もう9歳になりますので、更なる上積みを求めるのは酷なのかもしれませんが、もう一つ上向いてきて欲しいところですので、最終追い切りでどこまで良くなってくるのか注目したいです。その最終追い切りですが、最後までウッドチップコースでハードに追い切られているという点には好感が持てますし、肝心の動きも悪くはなかったのではないかとみています。ただ、そう大きな状態変化は感じ取れずでしたし、年齢的にも更に上を求めるのは酷なのかなと思っていますので、過去に2度も馬券になっている相性の良い舞台でどれだけの走りが出来るのか注目です。

ワープスピード

最終前:中3週 B
最終:美W 重併せ遅れ強め B↓ ◆自己ベスト
最終追い切り前の内容から見ていきますと、中3週とレース間隔は詰まるものの、ウッドチップコースと坂路併用で良く乗り込まれていますし、こなしてきている追い切り内容もこの馬なりに良さげです。ガラリ一変はどうかも、引き続きデキは高いレベルにあるとみていますので、最終追い切りでもう一つ良くなってくるようなら楽しみです。その最終追い切りですが、最後までウッドチップコースで抜かりなく追い切られているという点には好感が持てますし、肝心の動きもこの馬なりに悪くはなかったのではないかとみています。ただ、ガラリ一変という感じではありませんし、なんとか一連の好状態を保っているというイメージですので、現状でどれだけの走りが出来るのか注目です。