高松宮記念追い切りレポート2024[3/24(日)]【全頭調教評価記載】

中央競馬(重賞)追い切りレポート2024

高松宮記念追い切りレポート2024[3/24(日)]【全頭調教評価記載】になります。

最終追い切り後の出走予定馬全頭の追い切り考察文を調教評価とあわせてわかりやすく記載していますので、各自の予想にお役立ていただければ幸いでございます。

当記事の信頼性

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最後に、初めて訪れてくださっている方に対して記事の信頼性を保たせるために、この1本だけリンクを添付させていただきます。
《参考》追い切りを見続けていなかったおそらく獲れていなかった1本です↓
≫2022年4月2日(土)阪神10R 仲春特別 ◎追4,エーティーメジャー 1着 172.6倍(13番人気)

※F評価は間隔が詰まっていて時計を出せていない馬、調整が軽くて評価出来なかった馬に仮で付けている評価ですので、低い評価というわけではないということをご理解いただければと思います。その場合は最終追い切りと前走時の調整過程を加味した上で評価させていただきます。

1 高松宮記念追い切りレポート2024[3/24(日)]【全頭調教評価記載】
2 各追い切りピック4
3 調子指数
4 その他今週末行われる重賞レースの追い切りレポート
5 今週末行われるレースの◎追い切り党の軸馬

高松宮記念追い切りレポート2024[3/24(日)]【全頭調教評価記載】

ウインカーネリアン

最終前:中6週 A ◆中間自己ベスト(美W6F)
最終:美W 良単走馬也 A+↑
最終追い切り前の内容から見ていきますと、ウッドチップコースと坂路併用で良く乗り込まれていますし、こなしてきている追い切り内容もこの馬なりに良さげです。既に水準以上のデキに仕上がっている可能性もありそうですが、個人的にはもう一つ良くなってきても良い馬だと思っていますので、最終追い切りによる良化度合いには注目したいです。その最終追い切りですが、攻め動くタイプらしい追い切り内容での締め括りとなりまして、肝心の動きもこの馬なりに良かったのではないかとみています。今が完調かと言われるとどうかも、水準以上のデキにあることはほぼ間違いなさそうですし、持てる力はあらかた出せる態勢にあると判断していますので、あとはスプリントGlの流れにどれだけ対応出来るのかが鍵になってきそうです。

ウインマーベル

最終前:中3週 A ◆中間自己ベスト(美W6F)
最終:美W 良併せ先着馬也 A+↑
最終追い切り前の内容から見ていきますと、ウッドチップコースとポリトラックコース併用で良く乗り込まれていますし、こなしてきている追い切り内容もこの馬なりに良さげです。前走で重賞2連勝を決めたように、まさに今が充実期だと思いますし、そういう意味ではまだ伸び代がある可能性もありますので、最終追い切りによる上昇度合いには注目したいです。その最終追い切りですが、攻め動くタイプらしい追い切り内容での締め括りとなりまして、肝心の動きも良かったのではないかとみています。先週からの状態良化もしっかりと感じ取ることが出来ましたし、この馬はまさに今が充実期と言えそうですので、持てる力をフルで出し切れるようなら初Gl制覇のチャンスがあると思っています。

シャンパンカラー

最終前:中4週 A
最終:美W 良併せ同入馬也 A+↑
最終追い切り前の内容から見ていきますと、ウッドチップコース主体で良く乗り込まれていますし、こなしてきている追い切り内容もこの馬なりに悪くはありません。ただ、◎追い切り党の軸馬だったNHKマイルカップ以降はパッとしませんし、絶好時との状態比較でも一枚落ちてしまうのが現状というイメージですので、あともうひと追いでどこまで上向いてくるのか注目したいです。その最終追い切りですが、攻め動くタイプらしい追い切り内容での締め括りとなりまして、肝心の動きも良かったのではないかとみています。前回の惨敗はいくらか気にはなるものの、コンディション自体は今回の方が良さそうですし、更には芝戻り、距離短縮と変われる要素は十分に揃っていますので、人気次第では注目してみても良い局面にあるとみています。

シュバルツカイザー

最終前:中2週 F
最終:美W 良単走馬也 A+↑
最終追い切り前の内容から見ていきますと、中2週とレース間隔は詰まるものの、坂路で意欲的に時計を出せているという点には好感を持っています。個人的には既に前回と同じくらいか、それ以上の勝負気配を感じ取れていますので、最終追い切りで更に上向いてくるようなら楽しみです。その最終追い切りですが、攻め動くタイプらしい追い切り内容での締め括りとなりまして、肝心の動きもこの馬なりに良かったのではないかとみています。Glでどうかというところはあるものの、状態自体は今年に入ってから1番良いくらいに映っていますし、Gl仕様の作りにあると判断していますので、現状でどれだけの走りが出来るのか注目です。

ソーダズリング

最終前:中4週 A
最終:栗坂良単走馬也 A+↑
最終追い切り前の内容から見ていきますと、坂路主体で良く乗れていますし、こなしてきている登坂内容もこの馬なりに良さげです。前走時のデキもかなり良かったと思っていますので、今回に向けてガラリ一変という感じではありませんが、引き続き一連の好状態は維持出来ていると思っていますので、最終追い切りでもう一つ良くなってくるようなら楽しみです。その最終追い切りですが、坂路で動くタイプらしく好登坂での締め括りとなりまして、肝心の動きも良かったのではないかとみています。先程も述べた通り、前回の仕上がりも良かったと思っていますので、大幅に上昇という感じではありませんが、絶好調極めて近い状態に仕上がっている印象ですので、2年前のロータスランドのような流れを意識出来るのではないかとみています。

ディヴィーナ

最終前:3ヶ月 A
最終:栗坂良単走強め B↓
最終追い切り前の内容から見ていきますと、坂路主体で良く乗り込まれていますし、こなしてきている登坂内容もこの馬なりに良さげです。普段はウッドチップコースを併用するところも、坂路に変更して抜かりなく追い切ってきていますし、個人的にはスプリント仕様の調整過程をきっちり歩めているなという印象を受けていますので、あともうひと追いで更に上向いてくるようなら楽しみです。その最終追い切りですが、最後まで坂路で抜かりなく追い切られているという点には好感が持てますし、肝心の動きも悪くはありません。ただ、まだ本調子という感じには映っていませんし、休み明け感が抜け切れていない可能性もあるのかなという印象ですので、そう感じている中で今回どれだけの走りが出来るのか注目です。

テイエムスパーダ

最終前:2ヶ月 B
最終:栗坂良単走強め A↑
最終追い切り前の内容から見ていきますと、ウッドチップコースと坂路併用で良く乗り込まれていますし、こなしてきている追い切り内容も悪くはありません。ただ、まだ良くなる余地は残されている段階にあるとみていますし、絶好時との状態比較でも現状一枚落ちてしまうイメージですので、あともうひと追いでどこまで上向いてくるのか注目したいです。その最終追い切りですが、最後まで坂路で抜かりなく追い切られているという点には好感が持てますし、肝心の動きも悪くはありません。好登坂と言えばそうですし、タイムなんかは優秀な部類に入るとは思うのですが、やはり絶好の掬い時は3走前のセントウルステークスですし、そこで拾えてなければ後追いにあたりますから、おさえ程度の位置付けでも良いのではないかと考えています。

トウシンマカオ

最終前:中2週 F
最終:美W 良単走馬也 A→
最終追い切り前の内容から見ていきますと、ウッドチップコース主体で良く乗れていますし、こなしてきている登坂内容もこの馬なりに良さげです。前走時のデキもそれなりに良かったと思っていますので、今回に向けてガラリ一変という感じではありませんが、引き続き一連のデキは維持出来ていると思っていますので、最終追い切りで大一番に向けてもう一つ良くなってくるようなら楽しみです。その最終追い切りですが、攻め動くタイプらしい追い切り内容での締め括りとなりまして、肝心の動きもこの馬なりに良かったのではないかとみています。中2週とレース間隔は詰まりますので、大きく変わってきたという様子はありませんが、引き続き一連のデキは保てているとみていますので、持てる力は発揮してくるのではないかとみています。良馬場希望の1頭ではあると思いますが。

ナムラクレア

最終前:中4週 A+
最終:栗W 良単走一杯 A+→
最終追い切り前の内容から見ていきますと、ウッドチップコースと坂路併用で良く乗り込まれていますし、こなしてきている追い切り内容もこの馬なりに良さげです。1週前追い切りの動き、内容も目を惹くものでしたし、悲願達成に向けて着実に仕上がりの方は進んできているイメージですので、あともうひと追いで更なる状態良化を感じ取れるようなら楽しみです。その最終追い切りですが、最後までウッドチップコースで抜かりなく追い切られているという点には好感が持てますし、肝心の動きも決して悪くはありません。馬場も不問ですし、さあ悲願のGl初制覇へと意気込みたいところでしたが、個人的にはもう一つ良くなってきて欲しかったというのが正直な感想ですので、そう感じた中でどれだけの走りが出来るのか注目です。

ビクターザウィナー

最終前:2ヶ月 F
最終:中京芝良単走強め A+→
最終追い切り前の内容から見ていきますと、3月12日(火)に競馬学校の国際厩舎に到着したようで、自国から約6時間に及ぶ長距離輸送が無事に完了しています。どうやらこのまま順調であれば、3月18日(月)に中京競馬場へ移動するようですので、おそらく最終追い切りは中京競馬場の本馬場でのものを見ることが出来そうですから、最後のひと追いまで要注目して見ていきたい1頭です。ちなみに、国内で行われた1週前追い切りで実戦形式のハードな調教は既に消化済みのようですし、補足部分にはなりますが、過去に左回りの追い切りで良い動きを見せていたというところも今回の参戦へと繋がっているようですので、最終追い切りの内容次第では本当に楽しみがありそうな1頭です。その最終追い切りですが、予定通り中京競馬場の芝コースで追い切りが行われまして、非常に良い動きを披露してくれたなという印象を受けています。鞍上のリョン騎手も前乗りしてわざわざ最終追い切りに跨ってきましたし、遠征競馬で勝ちに来ているだけあるなという様子を見て取れていますので、ここまでの調整過程には特にケチの付け所はありません。前走のGlセンテナリースプリントカップでは香港の名スプリンター達を相手に勝ち切ってきていますし、この馬にとっては週末の雨予報もかなりのプラス材料になり得るとみていますので、香港からの刺客と化す条件は順調に整いつつあるのではないでしょうか。

ビッグシーザー

最終前:中2週 F
最終:栗坂良単走馬也 A+→
最終追い切り前の内容から見ていきますと、中2週とレース間隔が詰まるため、この中間は軽めの調整程度です。したがって、最終追い切りに重点を置いて評価していきたいです。その最終追い切りですが、坂路で動くタイプらしく好登坂での締め括りとなりまして、肝心の動きも良かったのではないかとみています。中2週とレース間隔は詰まりますので、そう大きな状態変化は感じ取れずでしたが、引き続き持てる力は出せる態勢にあるとみていますし、今回も好状態に仕上がっていると判断していますので、GⅠでどれだけの走りが出来るのか注目です。

マッドクール

最終前:3ヶ月 A+
最終:栗坂良単走馬也 A+↑
最終追い切り前の内容から見ていきますと、いつも通りウッドチップコースと坂路併用で良く乗り込まれていますし、こなしてきている追い切り内容も上質なものが並んでいるなという印象です。昨秋のスプリンターズステークスでは◎追い切り党の軸馬に推させていただきましたが、その時に近しい状態に仕上がりつつあるとみていますし、まだあともうひと追い残されていますので、最終追い切りで更に上向いてくるようなら楽しみです。その最終追い切りですが、坂路で動くタイプらしく好登坂での締め括りとなりまして、肝心の動きもこの馬なりに良かったのではないかとみています。先程も述べた通り、個人的には昨秋のスプリンターズステークスと同じくらいのデキにはあるとみていますし、すなわち持てる力はあらかた出せる態勢にあると判断していますので、比較的綺麗な馬場でやらせてもらえるようなら春のスプリント王決定戦でも楽しみがある馬だと思っています。

マテンロウオリオン

最終前:中2週 F
最終:栗坂良単走強め A→
最終追い切り前の内容から見ていきますと、中2週とレース間隔は詰まるものの、坂路で意欲的に時計を出せているという点には好感を持っています。個人的には既に前回と同じくらいの勝負気配は感じ取れていますので、最終追い切りで更に上向いてくるようなら楽しみです。その最終追い切りですが、最後まで坂路で抜かりなく追い切られているという点には好感が持てますし、肝心の動きも悪くはありません。ただ、特に大きく変わってきたところはないかなという感じですし、まだ完調には及んでいないのではないかという個人的な見立てですので、現状でどれだけの走りが出来るのか注目です。

ママコチャ

最終前:3ヶ月 A ◆中間自己ベスト(栗W6F)
最終:栗坂良単走強め A↑
最終追い切り前の内容から見ていきますと、ウッドチップコースと坂路併用で良く乗り込まれていますし、こなしてきている追い切り内容もこの馬なりに良さげです。絶好時との状態比較ではまだどうかも、既に水準以上のデキには仕上がっていそうですし、なんと言っても昨秋のスプリント王者ですので、最後のひと追いまで注目して見ていきたいです。その最終追い切りですが、最後まで坂路で抜かりなく追い切られているという点には好感が持てますし、肝心の動きも悪くはありません。ただ、スプリンターズステークス勝利時の方が一枚上のデキにあったような気がしていますし、個人的には絶好時のデキからはやや見劣るのが今回だと判断していますので、引き続き売れるようならおさえ程度でも良いのかなと考えています。

メイケイエール

最終前:中4週 A
最終:栗坂良単走強め A↓
最終追い切り前の内容から見ていきますと、坂路主体で良く乗り込まれていますし、こなしてきている登坂内容も悪くはありません。ただ、まだ良化の余地は残されている段階にあるとみていますし、個人的にはもう一つ、二つ良くなってきても良い馬だと思っていますので、最終追い切りによる良化度合いには注目したいです。その最終追い切りですが、最後まで坂路で抜かりなく追い切られているという点には好感が持てますし、肝心の動きもこの馬なりに悪くはありません。ただ、絶好時のデキには及んでいないとみていますし、ここが引退レースになっているということはそういうことでしょうから、ガラリ一変の期待感はなかなか薄いような気はしています。

モズメイメイ

最終前:中4週 B
最終:栗坂良併せ先着馬也 B↓
最終追い切り前の内容から見ていきますと、坂路主体で良く乗れていますし、こなしてきている登坂内容も悪くはありません。ただ、まだ良化の余地は残されている段階にあるとみていますし、個人的にはもう一つ、二つ良くなってきても良い馬だと思っていますので、最終追い切りによる良化度合いには注目したいです。その最終追い切りですが、1週前追い切りである程度しっかりとやりましたので、レース当該週は軽めの登坂内容にセーブされています。ただ、そんな中でも動き自体は悪くなかったですし、なんとか水準レベル付近の仕上がりには持ってこれたのではないかとみていますので、現状でどれだけの走りが出来るのか注目です。

ルガル

最終前:2ヶ月 A
最終:栗坂良単走強め A+→
最終追い切り前の内容から見ていきますと、坂路主体で良く乗り込まれていますし、こなしてきている登坂内容も悪くはありません。ただ、前走時のデキがかなり良かったと思っていますので、今ところそう大きな状態変化は感じ取れていませんし、絶好時との状態比較でも一枚落ちてしまうのが現状というイメージですので、あともうひと追いでどこまで良くなってくるのか注目したいです。その最終追い切りですが、坂路で動くタイプらしく好登坂での締め括りとなりまして、肝心の動きも良かったのではないかとみています。絶好時との状態比較でもそう大きな差はありませんし、引き続き良い状態でレースに挑めそうですので、あとはGlレベルでどうかというところだけかなと思っています。

ロータスランド

最終前:中4週 A
最終:栗坂良併せ先着強め A↓
最終追い切り前の内容から見ていきますと、ウッドチップコースと坂路併用で良く乗り込まれていますし、こなしてきている追い切り内容もこの馬なりに良さげです。全盛期に見られていた牝馬特有の切れはそこまで目立たなくなりましたが、7歳になった今でもガクンと衰えた様子はありませんし、条件や展開次第では再度上位に組み込める存在だと思いますので、最終追い切りによる良化度合いには注目したいです。その最終追い切りですが、最後まで坂路で抜かりなく追い切られているという点には好感が持てますし、肝心の動きも悪くはありません。ただ、年齢的にこれ以上はないという感じですし、全盛期のコンディションには及んでいないと判断していますので、現状でどれだけの走りが出来るのか注目です。