天皇賞(秋)追い切りレポート2022[10/30(日)]【全頭調教評価記載】

中央競馬(重賞)追い切りレポート2022

天皇賞(秋)追い切りレポート2022[10/30(日)]【全頭調教評価記載】になります。

最終追い切り後の出走予定馬全頭の追い切り考察文を調教評価とあわせてわかりやすく記載していますので、各自の予想にお役立ていただければ幸いでございます。

当記事の信頼性

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最後に、初めて訪れてくださっている方に対して記事の信頼性を保たせるために、この1本だけリンクを添付させていただきます。
《参考》追い切りを見続けていなかったおそらく獲れていなかった1本です
≫2022年4月2日(土)阪神10R 仲春特別 ◎4.エーティーメジャー 1着 172.6倍(13番人気)

※F評価は間隔が詰まっていて時計を出せていない馬、調整が軽くて評価出来なかった馬に仮で付けている評価ですので、低い評価というわけではないということをご理解頂ければと思います。その場合は最終追い切りと前走時の調整過程を加味した上で評価します。

1 天皇賞(秋)追い切りレポート2022[10/30(日)]【全頭調教評価記載】
2 各追い切りピック4
3 調子指数
4 その他今週末行われる重賞レースの追い切りレポート
- 4.1 スワンステークス追い切りレポート2022[10/29(土)]【全頭調教評価記載】
- 4.2 アルテミスステークス追い切りレポート2022[10/29(土)]【全頭調教評価記載】
5 今週末行われるレースの追い切り党の軸馬

天皇賞(秋)追い切りレポート2022[10/30(日)]【全頭調教評価記載】

アブレイズ

最終前:中1週 F
最終:栗坂良単走馬也 A+→
最終追い切り前の内容から見ていきますと、中1週と間隔が詰まるため、この中間は軽めの調整程度です。したがって、最終追い切りに重点を置いて評価していきたいです。その最終追い切りですが、坂路で動くタイプらしく良い登坂内容だったと思いますし、引き続き好状態は維持しているとみています。絶好時との比較ではどうかも、しっかり走れるだけの態勢にはあるとみていますので、現状でどれだけの走りが出来るのか注目です。

イクイノックス

最終前:5ヶ月 A ◆中間自己ベストタイ(美南W6F)
最終:美南W 良併せ同入強め A+→
最終追い切り前の内容から見ていきますと、ダービー以来、久々の実戦にはなるものの、馬は非常にリフレッシュされた状態にあるとみていますし、仕上がりの方も順調に進んできているという見立てです。まだ良くなる余地は残されていると思いますが、1週前追い切りはジョッキー騎乗でしっかりとやれましたし、このひと追いで更に良くなってきそうですので、最終追い切りによる良化度合いには注目したいです。その最終追い切りですが、最後のひと追いは素晴らしかったと思いますし、1週前追い切りからの良化をしっかりと感じ取れました。このひと追いで絶好時との比較でも差のないところまで状態は上がってきたと判断していますし、力も出し切れる態勢にあるとみていますので、追い切り通りのハイパフォーマンスを披露してくれれば楽しみです。

カデナ

最終前:2ヶ月半 B
最終:栗坂良単走強め A→
最終追い切り前の内容から見ていきますと、坂路で意欲的に追えてはいるものの、状態面にそう大きな変化はないのかなと思っていますし、まだ完調手前の段階にあるという印象です。個人的にはもっと良い時を知っているつもりですし、まだ良くなる余地を残していると思っていますので、あともうひと追いでどこまで上向いてくるのか注目したいです。その最終追い切りですが、先週からの良化は感じ取れましたし、動き自体も悪くはなかったとみています。ただ、そう大きな変化は感じ取れませんでしたし、絶好時との比較でもやや見劣りする印象ですので、現状でどれだけの走りが出来るのか注目です。

カラテ

最終前:2ヶ月 A
最終:栗坂良単走馬也 A→
最終追い切り前の内容から見ていきますと、前回の出来がかなり良かったと思っていますので、ここに向けて更に良くなってきたという感じではないものの、引き続き好状態にはあるのではないかとみています。1週前追い切りの動きも悪くなかったですし、このひと追いで更に上向いてくる可能性もあると思っていますので、最終追い切りによる良化度合いには注目したいです。その最終追い切りですが、坂路で良い動きを披露してくれましたし、追う毎に段々と良くなってきたという印象です。絶好調かと言われると疑問も、力を出せる良い状態にはあると判断していますので、現状でどれだけの走りが出来るのか注目です。

ジオグリフ

最終前:5ヶ月 A+
最終:美南W 良併せ同入馬也 A+↑
最終追い切り前の内容から見ていきますと、1週前追い切りは抑えの効いた走りで、非常に良い動きだったと思っていますし、このひと追いで一気に仕上がりは進んできたのかなとみています。個人的には、最終追い切りでの上げ幅次第で更に高く評価したいなと思っている1頭ですので、あともうひと追いによる調子の上昇度合いには注目したいです。その最終追い切りですが、福永騎手を背に素晴らしい最終リハーサルを消化出来たと思っていますし、最後まで良い動きだったのではないでしょうか。本番よりも緩いラップであるとはいえ、2週続けて手綱を抱え込んで回って来れているという点には好感が持てますし、この点が実戦でも良さとして生きてくれば良いなと思っています。◎追い切り党の軸馬に推させていただいた皐月賞時との比較でも遜色はほとんどないと感じていますし、久々でも走れる態勢にはあるとみていますので、この舞台でどれだけのパフォーマンスを披露してくれるのか注目です。

ジャックドール

最終前:2ヶ月半 A ◆中間自己ベスト(栗CW6F)
最終:栗CW 良単走強め A→
最終追い切り前の内容から見ていきますと、1週前追い切りは攻めた追い切りメニューを消化してきたなと思っていますし、このひと追いで仕上がりの方は進んでくるのではないかとみています。個人的には、まだまだ良くなる余地を残している段階にあるとみていますし、ここからもう一つ、二つ良くなってくると思っていますので、最終追い切りによる状態の上げ幅には注目したいです。その最終追い切りですが、1週前追い切りでハードに追われましたので、最後のひと追いは終い重点の内容になりました。動きは絶好という感じではなかったですが、悪くも映りませんでしたので、個人的にはまずまずの仕上がりにはあると判断しています。ただ、完調手前というイメージですし、まだ上を望んでも良いのかなと思っていますので、現状でどれだけの走りが出来るのか注目です。

シャフリヤール

最終前:4ヶ月 A+
最終:栗坂良併せ同入強め A+→
最終追い切り前の内容から見ていきますと、海外帰り緒戦に加え、久々の実戦にはなるものの、順調に仕上がりの方は進んできているとみていますし、1週前追い切りの動きも良かったのかなと思っています。まだ上はありそうですが、現状でも悪くない仕上がりにはあると思っていますし、あともうひと追い残されていますので、あともうひと追いで更に状態が上向いてくるようなら楽しみです。その最終追い切りですが、最後は坂路で良い動きを披露してくれたと思っていますし、このひと追いで態勢は整ったのではないかとみています。良い時との比較でも大差はないと思っていますし、久々の国内戦でも力は出してくるのではないかとみていますので、現状でどれだけ高いパフォーマンスを披露してくれるのか注目です。

ダノンベルーガ

最終前:5ヶ月 A+
最終:美南W 良併せ遅れ馬也 A+→
最終追い切り前の内容から見ていきますと、ウッドチップコース主体で意欲的追われていますし、順調に仕上がりの方は進んできているとみています。まだ奥はありそうだなと思うものの、1週前追い切りの動きは良かったと思っていますし、このひと追いで更に仕上がりの方は進んでくるとみていますので、最終追い切りによる良化度合いには注目したいです。その最終追い切りですが、1週前追い切りでだいぶしっかりと追われていましたので、レース当該週はサラッと流す程度の軽い内容に。動きとしては悪くなかったと思っていますし、攻め過ぎるよりはマシなのかなという印象ですので、良い最終調整になったのではないでしょうか。ここ2戦は力を出し切れていないという認識ですので、まともに走れれば十分通用の器だと判断しています。

ノースブリッジ

最終前:中2週 F
最終:美南W 良単走強め A→
最終追い切り前の内容から見ていきますと、中2週と間隔は詰まるものの、ウッドチップコースで意欲的に時計を出せているという点は良いなと思っています。個人的には現状でも前回と同じくらいの気配を感じていますので、最終追い切りで更に上向いてくるようなら楽しみです。その最終追い切りですが、中2週と間隔は詰まりますので、そう大きな変化はないのかなと思うものの、最後の1本びっしりと追えた点は良いなと思っています。ただ、個人的には完調手前の段階にあるという印象ですし、まだ良くなってくる馬なのかなと思っていますので、現状でどれだけの走りが出来るのか注目です。

バビット

最終前:中4週 A
最終:栗坂良単走強め A+→ ◆自己ベスト
最終追い切り前の内容から見ていきますと、併用で良く乗れていますし、前回と同じくらいの状態はキープ出来ているのではないかとみています。ただ、前走時はかなり良い仕上がりにあったとみていますので、この中間は状態維持に努めているというイメージですし、個人的にはもう一つ良くなってきても良い馬だと思っていますので、最終追い切りによる良化度合いには注目したいです。その最終追い切りですが、1週前追い切りからの良化はしっかりと感じ取れましたし、前回と同じくらいの状態にはあるとみています。ただ、長期休養明けを1度使われたことによる上積みは想定よりも小さいものだったのかなと思っていますし、個人的にはむしろ前回の方が良かったという可能性まであるのかなとみていますので、現状でどれだけの走りが出来るのか注目です。

パンサラッサ

最終前:2ヶ月半 A ◆中間自己ベスト(栗CW6F)
最終:栗坂良単走強め A→
最終追い切り前の内容から見ていきますと、併用で意欲的に追われていますし、順調に仕上がりの方は進んできているとみています。まだ完調手前の段階ではあると思うのですが、1週前追い切りではハードに追われましたので、このひと追いでどれだけの良化を遂げてくるのか、最後のひと追いでチェックしていきたいと思います。その最終追い切りですが、坂路でこの馬なりに良い動きだったと思いますし、このひと追いで更に仕上がりは進んでくるのではないかとみています。まだ物足りなさを感じているというのが現状ですし、個人的にはもう一つ上を望んでも良い馬だと思っていますので、そう感じる中でどれだけの走りが出来るのか注目です。

ポタジェ

最終前:中2週 F
最終:栗坂良単走馬也 A→
最終追い切り前の内容から見ていきますと、中2週と間隔が詰まるため、この中間は軽めの調整程度です。したがって、最終追い切りに重点を置いて評価していきたいです。その最終追い切りですが、中2週と間隔は詰まりますので、軽めの登坂内容となっています。ただ、動きは悪くなく、引き続き前回の状態は保てているとみていますので、現状でどれだけの走りが出来るのか注目です。

マリアエレーナ

最終前:2ヶ月半 A
最終:栗CW 良単走強め A→
最終追い切り前の内容から見ていきますと、併用で良く乗れていますし、1週前追い切りの動きも良かったと思っています。徐々に態勢は整いつつあるとみていますし、あともうひと追いで更に良くなってくる可能性も考えられますので、最終追い切りによる良化度合いには注目したいです。その最終追い切りですが、1週前追い切りに引き続き動きは良かったと思っていますし、前回と同じくらいの出来にはあるのではないかとみています。絶好時との比較ではどうかも、力は出せる態勢にあるとみていますので、現状でどれだけの走りが出来るのか注目です。ただ、追い切りの動きからは左回りよりも右回りの方が合っているという印象を受けていますので、この見立てが正しいかどうかにも注目したいです。

ユーバーレーベン

最終前:2ヶ月半 A ◆中間自己ベスト(美南W6F)
最終:美南W 良併せ同入馬也 A↑
最終追い切り前の内容から見ていきますと、2週続けて意欲的に追われていますし、追われる毎に仕上がりの方は進んできているとみています。ただ、まだ奥はあると思っていますし、仕上がり途上の段階にあると判断していますので、あともうひと追いによる良化度合いには注目したいです。その最終追い切りですが、動き自体は悪くなかったものの、やや強調材料には欠ける印象があります。個人的にはまだ奥のある存在だと思っていますし、良化待ちというイメージですので、その中でどれだけの走りが出来るのか注目です。

レッドガラン

最終前:中2週 F
最終:栗坂良単走馬也 A→
最終追い切り前の内容から見ていきますと、中2週と間隔は詰まるものの、坂路で意欲的に時計を出せているという点は良いなと思っています。個人的には現状でも前回と同じくらいの気配を感じていますので、最終追い切りで更に上向いてくるようなら楽しみです。その最終追い切りですが、坂路では常に動けるタイプですので、これくらいは動けていても驚きはないかなという印象です。上向いてきたという様子はないものの、引き続き一連の出来は保てていると判断していますので、現状でどれだけの走りが出来るのか注目です。