桜花賞追い切りレポート2023[4/9(日)]【全頭調教評価記載】になります。
最終追い切り後の出走予定馬全頭の追い切り考察文を調教評価とあわせてわかりやすく記載していますので、各自の予想にお役立ていただければ幸いでございます。
当記事の信頼性
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最後に、初めて訪れてくださっている方に対して記事の信頼性を保たせるために、この1本だけリンクを添付させていただきます。
《参考》追い切りを見続けていなかったおそらく獲れていなかった1本です
≫2022年4月2日(土)阪神10R 仲春特別 ◎4.エーティーメジャー 1着 172.6倍(13番人気)
桜花賞追い切りレポート2023[4/9(日)]【全頭調教評価記載】
エミュー
最終前:中2週 F
最終:栗CW 良 単走 強め A→
最終追い切り前の内容から見ていきますと、中1週と間隔が詰まるため、この中間は軽めの調整程度です。したがって、最終追い切りに重点を置いて評価していきたいです。その最終追い切りですが、栗東に前乗りしての最終調整となっています。内容としては微調整程度ですが、中2週と間隔は詰まっていますし、これくらいの負荷でも十分なのかなという印象です。そう大きな状態変化はなくとも、前乗りのアドバンテージはそれなりにあると思っていますし、引き続き走れる態勢にはあると判断していますので、現状でどれだけの走りが出来るのか注目です。
キタウイング
最終前:中4週 A
最終:栗CW 良 併せ先着 強め A→
最終追い切り前の内容から見ていきますと、阪神ジュベナイルフィリーズ時やチューリップ賞時のように、栗東へ滞在しての調整となっています。杉原騎手が栗東に駆けつけ、1週前追い切りに騎乗したという点にも好感が持てますし、登坂内容としてもそれなりに評価出来るものでしたので、このひと追いで更に上向いてくるようなら楽しみです。その最終追い切りですが、栗東のウッドチップコースでこの馬なりに良い動きを披露してくれましたし、あらかた走れる態勢は整ったのではないかとみています。デビューからの状態比較でも上位の出来にあるとみていますし、この中間は栗東にフルで滞在していますので、滞在調整のアドバンテージもあると思っていますから、Glでどれだけの走りを披露してくれるのか楽しみです。
コナコースト
最終前:中4週 B ◆中間自己ベスト(栗CW6F)
最終:栗坂 良 単走 強め A+→
最終追い切り前の内容から見ていきますと、併用で良く乗れていますし、1週前追い切りでハードに追い切れたという点は良いなと思っています。ただ、前走時の方がいくらか良い出来にあったというイメージですし、絶好時の状態からは一枚落ちるのが現状なのかなとみていますので、あともうひと追いによる良化度合いには注目したいです。その最終追い切りですが、このひと追いでグンと上向いてきたという印象ですし、1週前追い切りでしっかりとやった効果はかなり大きかったのではないかとみています。絶好時との状態比較でも遜色ないところまで上がってきたというイメージですし、持てる力は発揮出来ると判断していますので、Glでどれだけのパフォーマンスを披露してくれるのか楽しみです。
コンクシェル
最終前:中3週 A
最終:栗CW 良 併せ同入 強め A→
最終追い切り前の内容から見ていきますと、併用で良く乗れていますし、1週前追い切りでこなしてきた内容も良かったと思っています。ただ、まだ奥はありそうですし、見習い騎手が追い切りに騎乗しているという点も1つ頭に入れておかなければならないと思っていますので、そういった点を考慮しながら最後のひと追いまでチェックしていきたいです。その最終追い切りですが、ウッドチップコースで長めを意欲的に追ってきているように、最後まで抜かりなく攻め切れているという点には好感が持てます。ただ、まだ奥はありそうなイメージですし、仕上がり的にもオッズ的にも、絶好の買い時は前回だったような気もしなくもないので、後追いにあたる今回でどれだけの走りを披露してくれるのか注目です。
ジューンオレンジ
最終前:中3週 A
最終:栗坂 良 単走 馬也 A→
最終追い切り前の内容から見ていきますと、いつも通り坂路主体で良く乗れていますし、一連の出来は保てているのではないかとみています。ただ、追い切り過程からは短距離の方が向いているイメージもありますし、更に1F延長、しかも外回り替わりともなると、前回とは全くの別物のレースになりますから、あともうひと追いでとんでもなく上げてこないと手が伸びにくい1頭なのかなとは思っています。その最終追い切りですが、坂路で動くタイプらしく好登坂で締め括ってきてくれましたし、引き続き良い状態を保っているか、やや上向きまで視野に入れても良いくらいの状態にはあると判断しています。ただ、本質的には短いところでしょうし、もう1Fの延長だったり、外回り替わりというのは鍵になってくると思っていますので、それなりの障壁がある中でどれだけの走りが出来るのか注目です。
シングザットソング
最終前:中3週 A
最終:栗坂 良 単走 馬也 A→
最終追い切り前の内容から見ていきますと、時計は地味も、1週前追い切りの動きは良く見せてくれましたし、一連の好状態はしっかり保てているのではないかとみています。フィリーズレビューで見事勝利していますが、マイルも守備範囲内の1頭でしょうし、ポテンシャル的には善戦可能な位置にいると思っていますので、最終追い切りの内容次第では楽しみがあって良い穴馬になると思っています。その最終追い切りですが、坂路で動くタイプらしく好登坂で締め括ってきてくれましたし、今回も良い状態にはあると判断しています。ただ、中3週と間隔は詰まりますし、あくまで狙いはフィリーズレビューだったと思っていますので、今回に向けてそう大きな変わり身は見込めないのかなと思っています。良い状態を保った中でどれだけの走りが出来るのか注目です。
シンリョクカ
最終前:4ヶ月 A ◆中間自己ベスト(美坂)
最終:美南W 良 併せ先着 強め A+→
最終追い切り前の内容から見ていきますと、リバーラの回避により、賞金順で繰り上がり、再度ラッキー出走という形になります。状態面は近2走の方がいくらか上だったというイメージで、仕上がり的にもオッズ的にも、特に前回で強く買えていないとな…と思っていますので、あともうひと追いでグンと大幅に上向いてくるのであれば穴で一考したいです。その最終追い切りですが、この馬らしい良い動きで締め括ってきてくれましたし、1週前追い切りからの良化はしっかりと感じ取れました。絶好時との状態比較でもそこまでの差はないと思っていますし、休み明けでも持てる力は発揮出来る状態にあるとみていますので、前回くらい走れても不思議はないのかなというイメージです。
ドゥアイズ
最終前:2ヶ月 A+ ◆中間自己ベスト(栗CW7F)
最終:栗CW 良 併せ先着 強め A+↑
最終追い切り前の内容から見ていきますと、追い切りは地味なタイプだと思っていますので、1週前追い切りくらいやれていれば何も問題ない馬だと思っていますし、個人的には現状でも阪神ジュベナイルフィリーズ時と同じくらいの出来には仕上がっていると判断しています。それでいてまだあともうひと追い残されていますので、最終追い切りで更なる良化を遂げてくるようなら楽しみです。その最終追い切りですが、最後までハードに追われまして、前回以上の状態には仕上がったとみています。阪神ジュベナイルフィリーズ時との状態比較でも遜色はないとみていますし、ここ2戦以上に走れる可能性もあると思っていますので、現状でどれだけのパフォーマンスを披露してくれるのか注目です。
ドゥーラ
最終前:中4週 A+ ◆中間自己ベスト(栗坂)
最終:栗坂 良 単走 馬也 A+↑
最終追い切り前の内容から見ていきますと、1週前追い切りの登坂内容は目を惹くものがありましたし、休み明けで挑んだチューリップ賞をひと叩きされ、状態はグンと上向いてきたなという印象です。ここ2戦は競馬になっていませんし、どう見ても不完全燃焼という感じですので、あともうひと追いで更に上向いてくるようなら強く買いたい存在です。道悪なら更に評価を高めたいです。その最終追い切りですが、1週前追い切りがかなりハードな追い切りでしたので、レース当該週は終い重点の登坂内容にセーブされています。ただ、仕上がりの早い牝馬ですから、1週前追い切りでしっかりとやって、最終追い切りでサラッとというのは理想的な調整方法だと思っていますし、今回に向けて走れる態勢は整い切っていると判断していますので、ノーカンだった過去2戦以上に走れる可能性は大いにあるとみています。
トーセンローリエ
最終前:中3週 A
最終:栗坂 良 併せ先着 強め A→
最終追い切り前の内容から見ていきますと、1週前追い切りはこの馬なりに動けていたと思っていますし、ここ一連の出来はしっかり保てているとみています。ただ、まだ奥はあると思っていますし、3連勝という字面だけで手が伸びる感じでもないので、あともうひと追いによる状態面の上げ幅には注目したいです。その最終追い切りですが、最後まで栗東の坂路でしっかりやれましたし、肝心の動きもこの馬なりに良かったのではないかとみています。この中間は栗東にフルで滞在していますので、滞在調整のアドバンテージもあると思っていますから、Glでどれだけの走りを披露してくれるのか楽しみです。
ハーパー
最終前:2ヶ月 A
最終:栗CW 良 併せ先着 強め A→
最終追い切り前の内容から見ていきますと、併用で良く乗れていますし、ルメール騎手を背に行われた1週前追い切りの内容も、この馬なりには良かったのではないかと思っています。ただ、動きからはもう一つ良くなってきても良いのかなと感じましたし、2週続けてしっかりと追われたことにより、更に仕上がりの方は進んでくるとみていますので、最終追い切りによる上昇度合いには注目したいです。その最終追い切りですが、1週前追い切りよりいくらか素軽さが増してきた印象ですし、全体的な良化は感じ取れました。良い時との状態比較でもそう大きな差はないと思っていますし、持てる力は発揮出来る局面にあると判断していますので、Glでどれだけのパフォーマンスを披露してくれるのか注目です。当日の馬体重がプラス体重ならなお良いなと思っています。補足事項として、友道厩舎の勝負仕上げパターンから外れているという点は、個人的に1つ気にしておいた方が良いのかなと思っていまして、1週前追い切りCW6F追いは条件を満たしているものの、最終追い切りが坂路や芝コース、ポリトラックコースではないので、動きが良くないとかではなく、本当に些細なことではあるのですが、この邪道パターンが追い切り派としては気になってしまっています。
ブトンドール
最終前:中3週 A ◆中間自己ベスト(栗CW6F)
最終:栗坂 良 単走 強め A→ ◆自己ベスト
最終追い切り前の内容から見ていきますと、前回はさっぱり仕上がっていなかったという認識ですので、個人的には度外視して良い1戦だったと思っていますし、今回に向けて追い切り内容に変化があれば、見直せる1頭だと思っています。ただ、今のところその様子は感じ取れていませんし、まだ良化途上の段階にあるというイメージですので、あともうひと追いでどこまで良くなってくるのか注目したいです。その最終追い切りですが、坂路で動くタイプらしく好登坂で締め括ってきてくれましたし、肝心の動きもこの馬なりに良かったのではないかとみています。ただ、本質的にはもう少し短いところでしょうし、外回りのマイルはギリギリなのかなという印象もありますので、そう感じる中でどれだけの走りが出来るのか注目です。
ペリファーニア
最終前:中4週 A+ ◆中間自己ベスト(美南W6F)
最終:美南W 良 併せ先着 強め A+→
最終追い切り前の内容から見ていきますと、チューリップ賞では追い切りS評価を付けさせていただいた馬で、見事に桜花賞への権利をキャリア2戦目で掴んできた馬です。今回に向けてそう大きな状態変化は感じ取れていないものの、引き続き好状態は維持していると思っていますし、まだあともうひと追い残されていますので、もう一つ良くなってくるようなら大一番のここでも注目したいです。その最終追い切りですが、横山武史騎手を背に良い動きを披露してくれましたし、とても中身のある最終リハになったのではないでしょうか。喉鳴りの影響がレースにも出ていたという点は1つ気になるものの、ジオグリフの皐月賞前と同様、追い切りでは問題なく動けていますし、良い時との状態比較でも大差はないと思っていますので、能力を全て出し切れれば十分足りる器の持ち主だと思っています。
ムーンプローブ
最終前:中3週 A
最終:栗坂 良 単走 馬也 A→
最終追い切り前の内容から見ていきますと、1週前追い切りがこの馬の実質的な最終追い切りになるようで、動きや登坂内容はこの馬なりに良かったのではないかとみています。ただ、絶好時の出来からは一枚落ちるイメージですし、まだ奥はある馬だと思っていますので、一応最後のひと追いにも目を向けていきたいです。その最終追い切りですが、実質的な最終追い切りは先週に済ませたとコメントが出ていたものの、レース当該週もある程度しっかりやってきたなという感じで、Gl仕様という印象を受けています。ただ、特段やり過ぎているという感じでもないですし、中3週で出来る目一杯の仕上げが施されたと思っていますので、ベストではなさそうなマイルでどこまで走れるのか注目です。
モズメイメイ
最終前:中4週 A+
最終:栗坂 良 併せ先着 馬也 A+→
最終追い切り前の内容から見ていきますと、1週前追い切りでは引っ張り切りの抜群の手応えで坂路を駆け抜けていましたし、引き続き状態は高いレベルにあるのではないかと判断しています。まだわかりませんが、最終追い切りの内容次第では、前回よりも一つ良くなった状態も視野に入れて良い馬だと思っていますので、最後のひと追いにも要注目したいです。その最終追い切りですが、坂路で動くタイプらしく好登坂で締め括ってきてくれましたし、肝心の動きも良かったのではないでしょうか。勝った前回もかなり仕上がっていたとは思いますが、その良い状態をキープ出来ていると思っていますし、今回も持てる力は発揮出来る局面にあるとみていますので、本番でどれだけのパフォーマンスを披露してくれるのか注目です。
ライトクオンタム
最終前:3ヶ月 A ◆中間自己ベスト(栗CW6F)
最終:栗CW 良 単走 強め B↓
最終追い切り前の内容から見ていきますと、ウッドチップコース主体で良く乗れていますし、1週前追い切りの動きもこの馬なりには良かったと思っています。ただ、まだ良くなる余地は残されている段階にあるとみていますし、もう一つ良くなってくる馬だと思っていますので、あともうひと追いでどれだけ良化してくるのか注目したいです。その最終追い切りですが、Twitterでも呟いたように、ここ2戦の調整過程と比較すると、いくらか手控え気味にも映っていますし、終始馬体重を気にしているのか、その印象は最終追い切り後も変わらずという感じです。同厩舎の先輩で、昨年も武兄弟コンビで挑んだウォーターナビレラは、まさにGl仕様という仕上げで本番に挑んでいましたから、そこと重ね合わせると少々物足りないと言いますか、完調には及んでいないのかなというイメージが拭い切れない感じです。前走は坂路も併用してかなり意欲的にやれていたのに対し、今回はその真逆という印象ですので、個人的にはこの先のオークスも見据えていると考え、馬券的には押さえという位置付けでも良いのかなとジャッジしています。
ラヴェル
最終前:4ヶ月 A+ ◆中間自己ベスト(栗坂)
最終:栗坂 良 単走 馬也 A+↑
最終追い切り前の内容から見ていきますと、1週前追い切りの動きは良く映りましたし、絶好時との状態比較でも遜色はないと判断しています。それでいてまだあともうひと追い残されているわけですので、最終追い切りで更に状態が上がってくるようなら楽しみです。その最終追い切りですが、1週前追い切りでしっかりと追い切れていますので、レース当該週は軽めの登坂内容にセーブされています。ただ、気の入りやすい牝馬ですから、1週前追い切りである程度しっかりとやって、最終追い切りでサラッと流すというのは理想的な調整方法だと思っていますし、ここ数戦の中では1番の好気配を感じ取れていますので、この調整過程や出来の良さが実戦でも活きてくるようなら楽しみです。
リバティアイランド
最終前:4ヶ月 A+ ◆中間自己ベスト(栗坂)
最終:栗CW 良 併せ先着 強め A+↑
最終追い切り前の内容から見ていきますと、併用で良く乗れていますし、こなしている追い切り内容の質も高いものが並んでいますので、ここまでは特にケチの付け所はないのかなというイメージです。ぶっつけ本番というローテーションも良いと思っていますし、問題なく仕上がりの方は進んできていますので、あともうひと追いで更に上向いてくるようなら楽しみです。その最終追い切りですが、貫禄のある動きを披露してくれましたし、このひと追いであらかた態勢は整ったのではないでしょうか。元々攻めは良く動くタイプとはいえ、これだけ動けていれば十分ですし、良い時との状態比較でも遜色はないと思っていますので、1番人気でも馬券には入れておくべき1頭なのかなという見立てです。
各追い切りピック4
⑴最終追い切り前ピック4(※五十音順)
☑︎︎︎ドゥーラ
☑︎モズメイメイ
☑︎ラヴェル
☑︎リバティアイランド
⑵最終追い切りピック4(※五十音順)
☑︎︎︎ドゥアイズ
☑︎ペリファーニア
☑︎ラヴェル
☑︎リバティアイランド
⑶最終追い切り後ピック4(※五十音順)
☑︎︎︎ドゥアイズ
☑︎ドゥーラ
☑︎ラヴェル
☑︎リバティアイランド
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