安田記念追い切りレポート2023[6/4(日)]【全頭調教評価記載】

中央競馬(重賞)追い切りレポート2023

安田記念追い切りレポート2023[6/4(日)]【全頭調教評価記載】になります。

最終追い切り後の出走予定馬全頭の追い切り考察文を調教評価とあわせてわかりやすく記載していますので、各自の予想にお役立ていただければ幸いでございます。

当記事の信頼性

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最後に、初めて訪れてくださっている方に対して記事の信頼性を保たせるために、この1本だけリンクを添付させていただきます。
《参考》追い切りを見続けていなかったおそらく獲れていなかった1本です
≫2022年4月2日(土)阪神10R 仲春特別 ◎4.エーティーメジャー 1着 172.6倍(13番人気)

※F評価は間隔が詰まっていて時計を出せていない馬、調整が軽くて評価出来なかった馬に仮で付けている評価ですので、低い評価というわけではないということをご理解頂ければと思います。その場合は最終追い切りと前走時の調整過程を加味した上で評価します。

1 安田記念追い切りレポート2023[6/4(日)]【全頭調教評価記載】
2 各追い切りピック4
3 調子指数
4 その他今週末行われる重賞レースの追い切りレポート
- 4.1 鳴尾記念追い切りレポート2023[6/3(土)]【全頭調教評価記載】
5 今週末行われるレースの追い切り党の軸馬

安田記念追い切りレポート2023[6/4(日)]【全頭調教評価記載】

イルーシヴパンサー

最終前:3ヶ月 A+
最終:美南W 稍重単走馬也 A+↑
最終追い切り前の内容から見ていきますと、いつも通りウッドチップコース主体で良く乗れていますし、質の高い追い切り内容も目立っています。1週前追い切りのひと追いも目を惹きましたし、これにより更に仕上がりの方も進んでくるのかなとみていますので、最終追い切りで更なる良化を遂げてくるようなら楽しみです。その最終追い切りですが、攻め動くタイプらしく良い動きを披露してくれましたし、レース当該週の追い切りとしては文句なしの内容だったと思っています。良い時との状態比較でもそう大きな差はないと思っていますし、昨年の安田記念時よりは一枚上の仕上がりにあると判断していますので、チャンスはある穴馬だと思っています。

ウインカーネリアン

最終前:2ヶ月半 A
最終:美南W 稍重併せ同入馬也 A→
最終追い切り前の内容から見ていきますと、ウッドチップコースと坂路併用で良く乗れていますし、こなしている追い切り内容も悪くはありません。ただ、まだ完調手前の段階にあるという印象ですし、個人的にはこの馬のもっと良い時を知っているつもりですので、あともうひと追いでどこまで良化してくるのか注目したいです。その最終追い切りですが、先週までにしっかりとやれていますので、レース当該週は馬也で終いをサッと流す程度の内容となりました。ただ、その中でも動きの良さは感じ取れましたし、水準級の仕上がりにはあるとみていますので、現状でどれだけの走りが出来るのか注目です。

ガイアフォース

最終前:中5週 A+
最終:栗坂稍重単走馬也 A+→
最終追い切り前の内容から見ていきますと、いつも通り坂路主体で良く乗れていますし、こなしている登坂内容も質の高いものが並んでいるなという印象です。良い時との状態比較でも遜色はなさそうですし、それでいてまだあともうひと追い残されていますので、最終追い切りで更に上向いてくるようなら楽しみです。その最終追い切りですが、先週までにしっかりとやれていますので、レース当該週は軽めの登坂内容にセーブされています。ただ、そんな中でも動きの良さは感じ取れましたし、前回からの好状態はしっかり維持出来ていると思っていますので、現状でどれだけの走りが出来るのか注目です。

カフェファラオ

最終前:2ヶ月半 A
最終:美南W 稍重併せ同入馬也 A→
最終追い切り前の内容から見ていきますと、ウッドチップコースと坂路併用で良く乗れていますし、こなしている追い切り内容も悪くはありません。ただ、絶好時のデキからは一枚落ちるイメージですし、個人的にはこの馬のもっと良い時を知っているつもりですので、あともうひと追いでどこまで良くなってくるのか注目したいです。その最終追い切りですが、攻め動くタイプらしく良い動きを披露してくれましたし、このひと追いであらかた走れる態勢は整ったとのではないかとみています。ただ、絶好時のデキからは一枚落ちるイメージですし、昨年と同様ワンターンという条件だけを求めての出走となるようですので、同じGlとはいえ、仕上げの熱量的には先週の主役と比較すると何段階も下がるのではないでしょうか。

ジャックドール

最終前:2ヶ月 A+ ◆中間自己ベスト(栗坂)
最終:栗CW 稍重単走強め A+↑
最終追い切り前の内容から見ていきますと、ウッドチップコースと坂路併用で良く乗れていますし、こなしている追い切り内容も質の高いものが並んでいるなという印象です。ただ、絶好時のデキからは一枚落ちるイメージですし、まだ上向く余地は残されている段階にあると判断していますので、あともうひと追いでどれだけの良化を遂げてくるのか注目したいです。その最終追い切りですが、武豊騎手を背にすごく良い動きを披露してくれましたし、このひと追いで走れる態勢は整ったとみています。個人的には前回と同じくらいか、それ以上のデキをイメージしていますし、今回も持てる力は発揮出来る局面にあると判断していますので、マイルでどれだけのパフォーマンスを披露してくれるのか注目です。

シャンパンカラー

最終前:中3週 B
最終:美南W 稍重併せ同入強め A+→
最終追い切り前の内容から見ていきますと、中3週と間隔は詰まりますので、この中間は軽めの追い切り内容にセーブされています。ただ、◎追い切り党の軸馬に指名させていただいた前回が100点満点に近い仕上がりでしたので、そこから中3週で更なる上積みを求めるのは酷なのかなという印象ですし、個人的には少々物足りなさを感じていますので、あともうひと追いでどこまで上向いてくるのか注目したいです。その最終追い切りですが、最後のひと追いでグンと良くなってきたというイメージですし、一連のデキはなんとか維持出来ているのではないでしょうか。ただ、◎追い切り党の軸馬に推させていただいた前回は仕上がりはもちろん、その他の要素も上手く噛み合いましたので、更に相手のレベルが上がる今回で、前回以上のものを望むのはどうなのかなとは思っています。

シュネルマイスター

最終前:中5週 A+
最終:美南W 稍重併せ同入馬也 A+↑
最終追い切り前の内容から見ていきますと、ウッドチップコース主体で良く乗れていますし、こなしている追い切り内容も悪くはありません。ただ、絶好時のデキからは一枚落ちるイメージですし、個人的にはもう一つ良くなってきて良い馬だと判断していますので、最終追い切りによる良化度合いには注目したいです。その最終追い切りですが、攻め動くタイプらしく良い動きを披露してくれましたし、このひと追いで走れる態勢は整ったとみています。良い時との状態比較でもそう大きな差はなさそうですし、この馬の持ち味が最大限に活きる舞台設定だと思っていますので、当然昨年くらいのパフォーマンスは期待して良いのではないでしょうか。補足としまして、前回のマイラーズカップは栗東にわざわざ前乗りしての参戦でしたので、今回に向けてお釣りはあるのかという声もチラホラ聞こえていますが、個人的には前回以上の勝負気配を感じ取れていますので、そこだけは事前にお伝えさせていただきます。

セリフォス

最終前:2ヶ月半 A
最終:栗CW 稍重併せ先着強め A+→
最終追い切り前の内容から見ていきますと、ウッドチップコースと坂路併用で良く乗れていますし、こなしている追い切り内容も悪くはありません。ただ、1週前追い切りでは若干の違和感を感じましたし、まだ仕上がり途上の段階なのではないかと判断していますので、あともうひと追いでどこまで上向いてくるのか注目したいです。その最終追い切りですが、先週のタスティエーラとは打って変わって、最後までジョッキーが一度も跨がらずという形は気になるものの、動きそのものはレース当該週でいくらか良化しましたし、海外帰り緒戦でもあらかた走れる態勢は整ったのではないでしょうか。良い時との状態比較でもそう大きな差はなさそうですし、持てる力は発揮出来ると思っていますので、春秋マイルGl制覇なるのか注目です。ただ、操縦性に難が見られたと言いますか、これまで見られなかった一面が出ていますので、この点がレースに悪影響を及ぼす可能性は視野に入れておくべきなのかなと個人的には考えています。

ソウルラッシュ

最終前:中5週 A
最終:栗坂稍重併せ先着馬也 A+↑
最終追い切り前の内容から見ていきますと、ウッドチップコースと坂路併用で良く乗れていますし、こなしている追い切り内容も悪くはありません。ただ、絶好時のデキからは一枚落ちるイメージですし、個人的にはこの馬のもっと良い時を知っているつもりですので、あともうひと追いでどこまで状態良化してくるのか注目したいです。その最終追い切りですが、坂路で動くタイプらしく好登坂での締め括りとなりまして、肝心の動きもこの馬なりに良かったのではないかとみています。ただ、絶好時のデキからは一枚落ちるイメージですし、個人的にはこの馬のもっと良い時を知っているつもりですので、現状でどれだけの走りが出来るのか注目です。

ソダシ

最終前:中2週 F
最終:栗坂稍重単走強め A→
最終追い切り前の内容から見ていきますと、中2週と間隔は詰まるものの、ウッドチップコースで意欲的に時計を出せているという点は良いなと思っています。個人的には現状でも前回と同じくらいの気配を感じていますので、最終追い切りで更に上向いてくるようなら楽しみです。その最終追い切りですが、中2週と間隔は詰まるものの、最後まで意欲的に追い切れているという点には好感が持てますし、初騎乗の川田騎手が2週に渡り追い切りの手綱を取っているという点も良いなと思っています。そう大きな状態変化は感じ取れないものの、引き続き状態はキープ出来ていると思っていますので、得意の東京マイルでどれだけの走りを披露してくれるのか注目です。個人的にはもしかするとデキ落ちという可能性も考えられるのかなとみていますので、馬券的には相手までというイメージです。

ソングライン

最終前:中2週 F
最終:美南W 稍重併せ先着強め A+→
最終追い切り前の内容から見ていきますと、中2週と間隔は詰まるものの、ウッドチップコースで意欲的に時計を出せているという点は良いなと思っています。個人的には現状でも前回と同じくらいの気配を感じていますので、最終追い切りで更に上向いてくるようなら楽しみです。その最終追い切りですが、最後まで意欲的に追い切れているという点には好感が持てますし、戸崎騎手が2週に渡り追い切りの手綱を取っているという点も良いなと思っています。前回の中間も戸崎騎手が3度追い切りに跨っていたということで、この馬に対する強い思いが伝わってきますし、今年も昨年の安田記念時に近い仕上がりで挑めると思っていますので、ウオッカに続く偉業を成し遂げられるか注目です。

ダノンスコーピオン

最終前:中2週 F
最終:栗坂稍重単走馬也 A+→
最終追い切り前の内容から見ていきますと、中2週と間隔は詰まるものの、坂路で意欲的に時計を出せているという点は良いなと思っています。個人的には現状でも前回と同じくらいの気配を感じていますので、最終追い切りで更に上向いてくるようなら楽しみです。その最終追い切りですが、坂路で動くタイプらしく好登坂での締め括りとなりまして、肝心の動きも良かったのではないかとみています。中2週ですので、ガラッと変わってきたという感じではないものの、引き続き一連のデキはキープ出来ているというイメージですので、現状でどれだけの走りが出来るのか注目です。

ドルチェモア

最終前:中3週 A
最終:栗坂稍重単走強め A→
最終追い切り前の内容から見ていきますと、中3週と間隔は詰まるものの、ウッドチップコースと坂路併用で意欲的に乗れているという点には好感が持てますし、一連のコンディションは保てているとみています。ただ、まだ奥はありそうですし、古馬相手のGlともなればもう一段階の状態良化は必須だと思っていますので、あともうひと追いでどこまで上向いてくるのか注目したいです。その最終追い切りですが、坂路でこの馬なりに動いてきましたし、今回も走れる態勢にはあると判断しています。ただ、絶好時のデキからは一枚落ちるイメージですし、個人的にはまだ奥のある存在だと思っていますので、現状でどれだけの走りが出来るのか注目です。

ナミュール

最終前:中2週 F
最終:栗坂稍重単走馬也 A+→
最終追い切り前の内容から見ていきますと、中2週と間隔は詰まるものの、坂路で意欲的に時計を出せているという点は良いなと思っています。個人的には現状でも前回と同じくらいの気配を感じていますので、最終追い切りで更に上向いてくるようなら楽しみです。その最終追い切りですが、前回から間隔は詰まりますので、終い重点の登坂内容にセーブされています。ただ、その中でも動きの良さは見て取れましたし、引き続き一連の好状態はキープ出来ていると思っていますので、今回こそは力を出し切って、どこまでやれるのか見てみたいです。

ナランフレグ

最終前:2ヶ月半 A
最終:美南W 稍重併せ先着馬也 A↑
最終追い切り前の内容から見ていきますと、ウッドチップコースと坂路併用で良く乗れていますし、こなしている追い切り内容も悪くはありません。ただ、絶好時のデキには及んでいないとみていますし、昨年の安田記念時と同じくらいの仕上がりを想定していますので、その通りなのか、裏切りがあるのか、最終追い切りまでしっかりと確認していきたいです。その最終追い切りですが、攻め動くタイプらしく良い動きを披露してくれましたし、前回以上の好気配を感じ取れています。ベストは1200mかもしれませんが、マイルも守備範囲内だとは思っていますので、今の仕上がりでどこまでやれるのか注目です。

マテンロウオリオン

最終前:中5週 A+
最終:栗CW 稍重併せ先着強め A+↑
最終追い切り前の内容から見ていきますと、ウッドチップコースと坂路併用で良く乗れていますし、こなしている追い切り内容も質の高いものが並んでいるなという印象です。復調の気配は感じ取れていますし、状態が良くて、舞台が東京マイルなら変身の余地はあると思っていますので、あともうひと追いで更なる良化を遂げてくるようなら楽しみです。その最終追い切りですが、攻め動くタイプらしく良い動きを披露してくれましたし、久々に良い状態でレースに使えるのではないかとみています。NHKマイルカップ以降パッとしませんが、案外な状態も続いていましたので、ここらで一変があっても良いのかなとは思っています。穴で注目です。

メイケイエール

最終前:2ヶ月半 B
最終:栗坂良単走馬也 A→
最終追い切り前の内容から見ていきますと、いつも通りウッドチップコースと坂路併用で良く乗れていますし、こなしている追い切り内容も悪くはありません。ただ、ガラリ一変という感じには映っていませんし、まだ良くなる余地は残されている段階にあると判断していますので、最終追い切りでどれだけ良くなってくるのか注目したいです。その最終追い切りですが、レース当該週は追わないということなので、先週の土曜日に行われたものが実質的な最終追い切りということになります。個人的には長距離輸送を含む、関東のマイルGlを使うにあたっての決断なのかなとみていますし、馬のテンション、折り合い面なんかにはかなり気を遣っているのではないかと感じています。土曜に追ってるからOKという声もありますが、この馬は大体土曜も強く追い切って、レース当該週も追ってくるケースが多いので、このイレギュラーな点がレースにどう影響するのか注目です。

レッドモンレーヴ

最終前:中2週 F (この馬は斜め比較もしてからブログをUPすること)
最終:美南芝稍重併せ同入馬也 A+↑ ◆自己ベスト
最終追い切り前の内容から見ていきますと、中2週と間隔は詰まるものの、ウッドチップコースで意欲的に時計を出せているという点は良いなと思っています。個人的には現状でも前回と同じくらいの気配を感じていますので、最終追い切りで更に上向いてくるようなら楽しみです。その最終追い切りですが、中2週ということもあってか、芝追いをチョイスということで、藤沢イズムをしっかり引き継いでいるなと感じます。肝心の動きもすごく良く、前回の京王杯SC時は◎追い切り党の軸馬に推させていただいていたのですが、そこから更に上向きまで視野に入れても良いのではないかと思うくらいの状態に映りますので、今の勢いのまま、Glでどれだけ走ってくるのか注目です。個人的には引き続き掬い時にある1頭だと思っていますので、他が売れるようならこの馬の◎追い切り党の軸馬も視野に入ってきます。