大阪杯追い切りレポート2023[4/2(日)]【全頭調教評価記載】

中央競馬(重賞)追い切りレポート2023

大阪杯追い切りレポート2023[4/2(日)]【全頭調教評価記載】になります。

最終追い切り後の出走予定馬全頭の追い切り考察文を調教評価とあわせてわかりやすく記載していますので、各自の予想にお役立ていただければ幸いでございます。

当記事の信頼性

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追い切りを見始めてからはブログ歴以上の年数を重ねています。
最後に、初めて訪れてくださっている方に対して記事の信頼性を保たせるために、この1本だけリンクを添付させていただきます。
《参考》追い切りを見続けていなかったおそらく獲れていなかった1本です
≫2022年4月2日(土)阪神10R 仲春特別 ◎4.エーティーメジャー 1着 172.6倍(13番人気)

※F評価は間隔が詰まっていて時計を出せていない馬、調整が軽くて評価出来なかった馬に仮で付けている評価ですので、低い評価というわけではないということをご理解頂ければと思います。その場合は最終追い切りと前走時の調整過程を加味した上で評価します。

1 大阪杯追い切りレポート2023[4/2(日)]【全頭調教評価記載】
2 各追い切りピック4
3 調子指数
4 その他今週末行われる重賞レースの追い切りレポート
- 4.1 ダービー卿チャレンジトロフィー追い切りレポート2023[4/1(土)]【全頭調教評価記載】
5 今週末行われるレースの追い切り党の軸馬

大阪杯追い切りレポート2023[4/2(日)]【全頭調教評価記載】

ヴェルトライゼンデ

最終前:2ヶ月半 A
最終:栗坂良併せ先着強め A↑
最終追い切り前の内容から見ていきますと、坂路主体で良く乗れていますし、こなしている登坂内容も良いものが並んでいるなという印象です。絶好時の出来からは一枚落ちるイメージですが、良い時に近しい状態には仕上がりつつあるとみていますので、あともうひと追いで更に良くなってくるようなら楽しみです。その最終追い切りですが、この馬なりに坂路で良く動けていますし、前回以上の勝負気配も感じ取れています。帰国した川田騎手を背に、良い最終リハにもなったと思いますし、持てる力はある程度発揮出来ると判断していますので、現状でどれだけの走りが出来るのか注目です。

キラーアビリティ

最終前:中6週 B
最終:栗CW 良単走強め A↓
最終追い切り前の内容から見ていきますと、ウッドチップコース主体で良く乗れていますし、追う毎に少しずつ良化してきているというイメージです。ただ、まだ上向く余地は残されている段階にあるとみていますし、個人的にはこの馬のもっと良い時を知っているつもりですので、あともうひと追いによる上昇度合いには注目したいです。その最終追い切りですが、最後まで意欲的に追われているという点には好感が持てるものの、状態面の良化は最後まで感じ取れずでした。個人的にはもう一つ、二つ良くなってきても良い馬だと思っていますので、そう感じる中で今回はどれだけのパフォーマンスを披露してくれるのか注目です。

ジェラルディーナ

最終前:3ヶ月 A
最終:栗CW 良併せ同入強め A+↑
最終追い切り前の内容から見ていきますと、ウッドチップコース主体で良く乗れていますし、こなしている追い切り内容も悪くはありません。ただ、まだ完調には及んでいないとみていますし、もう一つ良くなってきても良い馬だと思っていますので、最終追い切りによる良化度合いには注目したいです。その最終追い切りですが、休み明けにはなるものの、最後のひと追いであらかた態勢の方は整ってきたとみていますし、持てる力は発揮出来る局面にあると判断しています。絶好時との状態比較ではどうかも、昨秋と同じくらいの仕上がりにはあるとみていますし、この馬にとっては若干短いと思われる2000mを克服出来るようなら楽しみです。

ジャックドール

最終前:3ヶ月 A ◆中間自己ベスト(栗坂)
最終:栗CW 良併せ先着強め A+↑
最終追い切り前の内容から見ていきますと、併用で良く乗れていますし、海外帰り初戦でも順調に仕上がりの方は進んできているというイメージです。ただ、まだ絶好時の出来からは一枚落ちると思っていますし、個人的にはこの馬のもっと良い時を知っているつもりですので、あともうひと追いでどれだけ上向いてくるのか注目したいです。その最終追い切りですが、最後のひと追いでグンと良くなってきた印象ですし、個人的には合格点を出せる状態に仕上がったと判断しています。帰国した武豊騎手を背に、良い最終リハにもなったと思いますし、昨年の大阪杯と同じくらいの出来にはあるとジャッジしていますので、あとは久々に自分の競馬が出来るのか否かが鍵になってくるのかなとみています。

スターズオンアース

最終前:5ヶ月 A+ ◆中間自己ベスト(美南W6F)
最終:美南W 良併せ先着馬也 A+↑
最終追い切り前の内容から見ていきますと、併用で良く乗れていますし、こなしている追い切り内容の質も高いものが並んでいるなという印象です。昨年の秋華賞以来、久々の実戦にはなるものの、順調に仕上がりの方は進んできているとみていますし、あともうひと追いで態勢は整ってくると思っていますので、最後のひと追いまで注目して見ていきたいです。その最終追い切りですが、最後まで抜かりなく追い切れたという点には好感が持てますし、1週前追い切りでしっかりとやった効果も感じ取れています。帰国したルメール騎手を背に、良い最終リハにもなったと思いますし、肝心の動きも良かったので、休み明けでも万全の出来に仕上がったのではないでしょうか。

ダノンザキッド

最終前:中4週 B
最終:栗E 良単走馬也 B↓
最終追い切り前の内容から見ていきますと、併用で良く乗れていますし、こなしている追い切り内容も悪くはありません。ただ、まだ良くなる余地は残されている段階にあるとみていますし、絶好時からも一枚落ちるのが現状かなというイメージですので、あともうひと追いによる良化度合いには注目したいです。その最終追い切りですが、本日行われたゲート試験の影響もあってか、おそらく先週末の坂路追いが実質的な最終追い切りということになると思います。ゲート試験は無事合格したようですが、肝心の中身が出来ているのかと言われると少々疑問ですし、個人的にはもう一つ、二つ良くなってきても良い馬だと判断していますので、そう感じる中で今回はどれだけの走りが出来るのか注目です。

ノースザワールド

最終前:中1週 F
最終:栗坂良単走馬也 A→
最終追い切り前の内容から見ていきますと、中1週と間隔が詰まるため、この中間は軽めの調整程度です。したがって、最終追い切りに重点を置いて評価していきたいです。その最終追い切りですが、中1週と間隔が詰まりますので、そう大きな状態変化は感じ取れていません。ただ、一連の出来は保てているとみていますし、引き続きここでも力は出せる態勢にあると判断していますので、一気の相手強化でどこまで頑張れるのか注目です。

ノースブリッジ

最終前:2ヶ月半 A
最終:美南W 併せ先着馬也 A+↑
最終追い切り前の内容から見ていきますと、併用で乗り込みは十分ですし、こなしている追い切り内容も質の高いものが並んでいるなという印象です。まだ完調手前の段階にあるというイメージではあるものの、週を追う毎に良くなってきている印象ですし、あともうひと追いで仕上がり切る可能性も大いに考えられると思っていますので、最終追い切りの動きにも注目したいです。その最終追い切りですが、攻め動くタイプらしく流石と言える内容で締め括ってきてくれましたし、前回よりも更に一段階上向いた状態で今回の大一番を迎えられると思っています。岩田康騎手が2週続けて追い切りに跨っているという点にも好感が持てますし、このように岩田康騎手自ら追い切りに携わる馬は良く走る傾向にありますので、この局面でも注目しておきたい存在です。

ヒシイグアス

最終前:中3週 A+
最終:美南W 良単走強め A↑
最終追い切り前の内容から見ていきますと、1週前追い切りの動きは良く映りましたし、昨年と同じか、それ以上の出来でここへ挑めるのではないでしょうか。それでいてまだあともうひと追い残されていますし、最終追い切りで更に良くなってきそうなイメージもありますので、最後のひと追いまで注目したいです。その最終追い切りですが、2週前追い切り、1週前追い切りとしっかりやっていますので、レース当該週は軽めの内容にセーブされていますが、個人的には特に問題はないとみています。むしろこれは堀厩舎定番の良く見られる仕上げ方ですから、特段ネガティヴに捉える必要はないと思っていますし、ここまでほぼほぼ理想的な調整過程を歩めたと判断していますので、現状でどれだけの走りを披露してくれるのか注目です。

ヒンドゥタイムズ

最終前:中5週 A
最終:栗CW 良併せ遅れ強め A+↑
最終追い切り前の内容から見ていきますと、ウッドチップコース主体で良く乗れていますし、こなしている追い切り内容も悪くはありません。1週前追い切りもこの馬なりに動けていたと思いますし、このひと追いで更に上向いてきそうなイメージもありますので、最終追い切りの動きにも注目したいです。その最終追い切りですが、攻め動くタイプらしく良い動きだったと思いますし、前回と同じか、それ以上に良い状態で今回を迎えられるのではないでしょうか。1週前追い切りでハードにやって、レース当該週は終い重点という理想的な調整過程を歩めましたし、持てる力は出せる態勢にあるとみていますので、善戦のチャンスはあっても良いと思っています。

ポタジェ

最終前:中2週 F ◆中間自己ベスト(栗CW)
最終:栗CW 良単走強め A↓
最終追い切り前の内容から見ていきますと、中2週と間隔は詰まるものの、併用で意欲的に時計を出せているという点は良いなと思っています。個人的には現状でも前回と同じくらいの気配を感じていますので、最終追い切りで更に上向いてくるようなら楽しみです。その最終追い切りですが、中2週と間隔は詰まるものの、意欲的に追い切れているという点には好感が持てます。ただ、色々とハマりにハマった昨年が買い時だったという認識ですし、今年は昨年ほどの勝負気配は感じ取れていませんので、そう感じる中でどれだけの走りが出来るのか注目です。

マテンロウレオ

最終前:中6週 A
最終:栗CW 良単走馬也 A→
最終追い切り前の内容から見ていきますと、併用で良く乗れていますし、こなしている追い切り内容も悪くはありません。ただ、まだ良化の余地は残されている段階にあると思っていますし、絶好時の出来からは現状一枚落ちというイメージですので、あともうひと追いによる上昇度合いには注目したいです。その最終追い切りですが、そう大きな状態変化は感じ取れずも、一連の出来は保てているとみています。動きも悪くないですし、引き続き力は出せるとみていますので、現状でどれだけの走りが出来るのか注目です。

マリアエレーナ

最終前:中2週 F
最終:栗CW 良単走強め A→
最終追い切り前の内容から見ていきますと、中2週と間隔は詰まるものの、坂路で意欲的に時計を出せているという点は良いなと思っています。個人的には現状でも前回と同じくらいの気配を感じていますので、最終追い切りで更に上向いてくるようなら楽しみです。その最終追い切りですが、いつも通り火曜追いという形で、動きも変わりなく良かったのかなと思っています。ただ、個人的には陣営サイドがコメントしているほどの色気は感じ取れませんでしたし、絶好時の出来からは一枚落ちるイメージすらありますので、そう感じる中でどういったパフォーマンスを披露してくれるのか注目です。

モズベッロ

最終前:中4週 A
最終:栗坂良併せ先着強め A+↑
最終追い切り前の内容から見ていきますと、追い切りでは地味なタイプですから、坂路でこれだけの登坂内容をこなせていれば十分かなと思っています。ただ、まだ良化の余地は残されている段階にあると思っていますし、個人的にはこの馬のもっと良い時を知っているつもりですので、あともうひと追いによる上昇度合いには注目したいです。その最終追い切りですが、坂路では地味なタイプだと思っていますので、これだけ動けていれば十分かなというイメージです。休み明けをひと叩きした効果も感じられますし、良い時の出来にも近付きつつあるとみていますので、現状でどれだけの走りが出来るのか注目です。道悪になった方が良いタイプではあると思いますが。

ラーグルフ

最終前:中4週 A
最終:美南W 良併せ先着馬也 A+↑
最終追い切り前の内容から見ていきますと、併用で良く乗れていますし、1週前追い切りの動きもこの馬なりに良かったと思っています。ただ、まだ完調には及んでいないと思っていますし、もう一つ良くなってきても良い馬だと思っていますので、あともうひと追いによる上昇度合いには注目したいです。その最終追い切りですが、自己ベストに迫る好時計で、攻め動くタイプらしく動きも良いですし、前回以上の気配は感じ取れています。絶好時の出来にも近付きつつあるとみていますし、春2戦の内容からも充実ぶりが窺えていますので、Glでどこまで頑張れるのか注目です。

ワンダフルタウン

最終前:中2週 F
最終:栗坂良単走強め A↑
最終追い切り前の内容から見ていきますと、中2週と間隔は詰まるものの、ウッドチップコースで意欲的に時計を出せているという点は良いなと思っています。個人的には現状でも前回と同じくらいの気配を感じていますので、最終追い切りで更に上向いてくるようなら楽しみです。その最終追い切りですが、長期休養明け4戦目ということで、ようやく元の姿に立て直ってきたかなというイメージです。相手は一気に強くなりますが、良い時の出来にも近付きつつあるとみていますし、能力は確かですので、大穴なら馬券に入れておきたいなとは思っています。