ステイヤーズステークス追い切りレポート2023[12/2(土)]【全頭調教評価記載】

中央競馬(重賞)追い切りレポート2023

ステイヤーズステークス追い切りレポート2023[12/2(土)]【全頭調教評価記載】になります。

最終追い切り後の出走予定馬全頭の追い切り考察文を調教評価とあわせてわかりやすく記載していますので、各自の予想にお役立ていただければ幸いでございます。

当記事の信頼性

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最後に、初めて訪れてくださっている方に対して記事の信頼性を保たせるために、この1本だけリンクを添付させていただきます。
《参考》追い切りを見続けていなかったおそらく獲れていなかった1本です↓
≫2022年4月2日(土)阪神10R 仲春特別 ◎追4,エーティーメジャー 1着 172.6倍(13番人気)

※F評価は間隔が詰まっていて時計を出せていない馬、調整が軽くて評価出来なかった馬に仮で付けている評価ですので、低い評価というわけではないということをご理解いただければと思います。その場合は最終追い切りと前走時の調整過程を加味した上で評価させていただきます。

1 ステイヤーズステークス追い切りレポート2023[12/2(土)]【全頭調教評価記載】
2 各追い切りピック4
3 調子指数
4 その他今週末行われる重賞レースの追い切りレポート
- 4.1 チャンピオンズカップ追い切りレポート2023[12/3(日)]【全頭調教評価記載】
- 4.2 チャレンジカップ追い切りレポート2023[12/2(土)]【全頭調教評価記載】
5 今週末行われるレースの追い切り党の軸馬

ステイヤーズステークス追い切りレポート2023[12/2(土)]【全頭調教評価記載】

アイアンバローズ

最終前:2ヶ月 A
最終:栗坂良単走馬也 A+↑
最終追い切り前の内容から見ていきますと、坂路主体で良く乗れていますし、こなしてきている登坂内容も悪くはありません。ただ、はっきり良いとは言えない感じですし、個人的にはこの馬のもっと良い時を知っているつもりですので、あともうひと追いでどこまで上向いてくるのか注目したいです。その最終追い切りですが、坂路で動くタイプらしく好登坂での締め括りとなりまして、肝心の動きも良かったのではないかとみています。若干力んで走る面がありますので、本質的にはこの舞台設定がベストではないのかもしれませんが、走れる態勢はあらかた整っているとみていますので、現状でどれだけの走りが出来るのか注目です。

アケルナルスター

最終前:中2週 F
最終:美坂良単走強め B↓
最終追い切り前の内容から見ていきますと、福島記念から中2週と間隔は詰まるものの、坂路で意欲的に時計を出せているという点は良いなと思っています。個人的には現状でも前回と同じくらいの気配を感じていますので、最終追い切りで更に上向いてくるようなら楽しみです。その最終追い切りですが、坂路で動くタイプらしく好登坂での締め括りとなりまして、肝心の動きもこの馬なりに良かったのではないかとみています。レース間隔は詰まりますので、そう大きな状態変化は感じ取れずも、引き続き一連のデキは保てているとみていますので、現状でどれだけの走りが出来るのか注目です。

アフリカンゴールド

最終前:中3週 A
最終:栗W 良単走強め A↓
最終追い切り前の内容から見ていきますと、アルゼンチン共和国杯から中3週とレース間隔は詰まるものの、ウッドチップコースで抜かりなく乗れていますし、こなしてきている追い切り内容もこの馬なりに良さげです。絶好時との状態比較ではまだどうかも、一連のデキは保てているとみていますし、まだあともうひと追い残されていますので、最終追い切りによる良化度合いには注目したいです。その最終追い切りですが、最後までウッドチップコースで意欲的に追い切られているという点には好感が持てますし、肝心の動きもこの馬なりに良かったのではないかとみています。年齢も年齢ですし、そう大きな状態変化は感じ取れずも、安定して同じくらいの仕上がりで毎回レースに出てこれること自体が立派ですので、現状でどれだけの走りが出来るのか注目です。

キングズレイン

最終前:2ヶ月半 A ◆中間自己ベストタイ(美W6F/美坂)
最終:美W 良併せ先着強め A→
最終追い切り前の内容から見ていきますと、ウッドチップコースと坂路併用で良く乗れていますし、こなしてきている追い切り内容も良さげです。まだ奥はありそうですが、順調に仕上がりの方は進んできているイメージですし、それでいてまだあともうひと追い残されていますので、最終追い切りでもう一つ良くなってくるようなら楽しみです。その最終追い切りですが、最後までウッドチップコースで意欲的に追い切られているという点には好感が持てますし、W.ビュイック騎手を背に良い最終リハーサルとなったのではないでしょうか。ただ、まだ奥はありそうですし、古馬になってから更に良くなってきそうなイメージもありますので、そう感じる中で今回どれだけの走りが出来るのか注目です。

グランオフィシエ

最終前:中3週 B
最終:美W 良単走強め B↓
最終追い切り前の内容から見ていきますと、アルゼンチン共和国杯から中3週とレース間隔は詰まるものの、ウッドチップコースで抜かりなく乗れていますし、こなしてきている追い切り内容もまずまずかなという印象です。絶好時との状態比較でもいくらか見劣りするのが現状ですし、個人的にはこの馬のもっと良い時を知っているつもりですので、最終追い切りによる良化度合いには注目したいです。その最終追い切りですが、最後までウッドチップコースで意欲的に追い切られているという点には好感が持てるものの、肝心の追い切り内容自体はそこまで目立たずというイメージです。まだ完調手前の段階にあるという印象ですし、個人的にはもう一つ、二つ良くなってきても良い馬だと思っていますので、そう感じる中でどれだけの走りが出来るのか注目です。

ジェットモーション

最終前:3ヶ月 A
最終:栗W 良併せ遅れ強め B↑
最終追い切り前の内容から見ていきますと、ウッドチップコースと坂路併用で良く乗れていますし、こなしてきている追い切り内容もこの馬なりに良さげです。絶好時との状態比較ではどうかも、復調の気配は感じ取れていますし、近走の中なら上位のデキに食い込んでくるくらいの仕上がりにあると思っていますので、あともうひと追いで更に上向いてくるようなら楽しみです。その最終追い切りですが、最後までウッドチップコースで意欲的に追い切られているという点には好感が持てますし、肝心の動きも言うほど悪くはなかったのかなとみています。ただ、まだピーク時のデキにはなさそうですし、そこには年齢的なものもあるのかもしれませんので、現状でどれだけの走りが出来るのか注目です。

シルブロン

最終前:4ヶ月 A
最終:美W 良単走強め A+→
最終追い切り前の内容から見ていきますと、ウッドチップコースと坂路併用で良く乗れていますし、こなしてきている追い切り内容もこの馬なりに良さげです。まだ完調にはなさそうですが、1週前追い切りの動きは良く映りましたし、このひと追いで更に良くなってくると思っていますので、最後のひと追いまで注目して見ていきたい存在です。その最終追い切りですが、最後までウッドチップコースで意欲的に追い切られているという点には好感が持てますし、肝心の動きも良かったのではないかとみています。実戦向きという側面も持ち合わせていますので、ムラっ気は多少気になるものの、今回の状態自体は良好と判断していますので、3,000m超のレースなら走りがガラリと変わってくる可能性もあるのかなと考えています。人気次第では強気になってみたい局面ではあります。

セファーラジエル

最終前:中3週 A
最終:栗坂良単走馬也 A→
最終追い切り前の内容から見ていきますと、アルゼンチン共和国杯から中3週とレース間隔は詰まるものの、ウッドチップコースと坂路併用で抜かりなく乗れていますし、こなしてきている追い切り内容もこの馬なりに良さげです。ただ、まだ良化の余地は残されている段階にあるとみていますし、個人的にはこの馬のもっと良い時を知っているつもりですので、あともうひと追いでどこまで上向いてくるのか注目したいです。その最終追い切りですが、先週までにしっかりと追い切られていますので、レース当該週は軽めの登坂内容にセーブされています。ただ、そんな中でも動きの良さは目に付きましたし、一連の状態はキープ出来ているなと感じていますので、現状でどれだけの走りが出来るのか注目です。

ダンディズム

最終前:中2週 F
最終:栗坂良単走強め A↓
最終追い切り前の内容から見ていきますと、福島記念から中2週と間隔が詰まるため、この中間は軽めの調整程度です。したがって、最終追い切りに重点を置いて評価していきたいです。その最終追い切りですが、中2週と間隔は詰まるものの、坂路で抜かりなく追い切られているという点には好感が持てますし、肝心の動きもこの馬なりに良かったのではないかとみています。ただ、絶好の掬い時は前走時だったかなとみていますし、今回はデキ落ちという可能性も1つ視野に入ってしまう局面にあると思っていますので、現状でどれだけの走りが出来るのか注目です。

テーオーロイヤル

最終前:中3週 A ◆中間自己ベスト(栗W7F)
最終:栗W 良併せ同入馬也 A↓
最終追い切り前の内容から見ていきますと、アルゼンチン共和国杯から中3週とレース間隔は詰まるものの、ウッドチップコース主体で抜かりなく乗れていますし、こなしてきている追い切り内容も悪くはありません。ただ、まだ良くなる余地は残されている段階にあるとみていますし、個人的にはこの馬のもっと良い時を知っているつもりですので、あともうひと追いでどこまで上向いてくるのか注目したいです。その最終追い切りですが、1週前追い切りでハードに追い切られていましたので、レース当該週は終いをサッと伸ばす程度の追い切り内容にとどめられています。絶好時のデキからは数枚落ちるイメージも、なんとかかんとか一連のデキは保てているとみていますので、実績のある長距離重賞でどれだけの走りが出来るのか注目です。

ヒュミドール

最終前:中3週 A
最終:美坂良単走強め A↓
最終追い切り前の内容から見ていきますと、アルゼンチン共和国杯から中3週とレース間隔は詰まるものの、坂路主体で抜かりなく乗れていますし、こなしてきている登坂内容もこの馬なりに良さげです。既に良い時との状態比較でもそう大きな差はないとみていますし、それでいてまだあともうひと追い残されていますので、最終追い切りで更なる状態良化を遂げてくるようなら楽しみです。その最終追い切りですが、坂路で動くタイプらしく好登坂での締め括りとなりまして、水準クラスのデキには仕上がったのではないかとみています。ただ、ガラリ一変という感じではありませんし、一連のデキをなんとか保っているという感じに映っていますので、現状でどれだけの走りが出来るのか注目です。

フジマサインパクト

最終前:中5週 A ◆中間自己ベスト(美W6F)
最終:美坂良単走強め A→
最終追い切り前の内容から見ていきますと、ウッドチップコースと坂路併用で良く乗れていますし、こなしてきている追い切り内容もこの馬なりに良さげです。ただ、まだ奥はありそうですし、芝での実績も皆無ですので、あともうひと追いで相当な上げ幅が欲しい1頭かなとは思っています。その最終追い切りですが、最後まで坂路で意欲的に追い切られているという点には好感が持てますし、肝心の動きもこの馬なりに悪くはなかったかなとみています。ただ、まだ奥はありそうですし、今回に向けてガラリ一変という感じではありませんので、現状でどこまで頑張れるのか注目です。

マイネルウィルトス

最終前:中3週 A
最終:栗坂良単走強め A+↑
最終追い切り前の内容から見ていきますと、アルゼンチン共和国杯から中3週とレース間隔は詰まるものの、坂路主体で抜かりなく乗れていますし、こなしてきている登坂内容もこの馬なりに良さげです。既に良い時との状態比較でもそう大きな差はないとみていますし、それでいてまだあともうひと追い残されていますので、最終追い切りで更なる状態良化を遂げてくるようなら楽しみです。その最終追い切りですが、坂路で動くタイプらしく好登坂での締め括りとなりまして、肝心の動きも良かったのではないかとみています。絶好時との状態比較でもそう大きな差はないとみていますし、前回以上の勝負気配も感じ取れていますので、あとは距離さえこなせれば面白い存在と化すのではないでしょうか。

メロディーレーン

最終前:3ヶ月 A
最終:栗坂良併せ先着強め A→
最終追い切り前の内容から見ていきますと、ウッドチップコースと坂路併用で良く乗れていますし、こなしてきている追い切り内容もこの馬なりに悪くはありません。まだ絶好時のデキにはないと思っていますが、実戦向きの馬ですので、これだけ追い切り本数を積めていれば十分ですし、あともうひと追いでもう一つ、二つ良くなってくるようなら注目したいです。その最終追い切りですが、どちらかと言えば実戦向きですので、この馬の場合の追い切りはこんなもんで十分なのかなとみています。ただ、絶好時と状態を比較してしまうと一枚落ちるイメージですし、ピーク時のデキにはないとみていますので、現状でどれだけの走りが出来るのか注目です。

レッドジェネシス

最終前:中1週 F
最終:栗坂良併せ先着強め A→
最終追い切り前の内容から見ていきますと、アンドロメダステークスから中1週と間隔が詰まるため、この中間は軽めの調整程度です。したがって、最終追い切りに重点を置いて評価していきたいです。その最終追い切りですが、坂路で動くタイプらしく好登坂での締め括りとなりまして、肝心の動きもこの馬なりに良かったのではないかとみています。まだ完調とは言えないのかもしれませんが、長期休養明けの前回をひと叩きしたことによる多少の上積みは見込めそうですし、仕上がり自体はそこまで悪くはないと判断していますので、現状でどれだけの走りが出来るのか注目です。

ワープスピード

最終前:中4週 A
最終:美坂良併せ遅れ強め A↓ ◆自己ベスト
最終追い切り前の内容から見ていきますと、ウッドチップコースと坂路併用で良く乗れていますし、こなしてきている追い切り内容もこの馬なりに悪くはありません。ただ、まだ奥はありそうですし、絶好時のデキからも一枚落ちるのが現状だと思っていますので、あともうひと追いでどこまで上向いてくるのか注目したいです。その最終追い切りですが、最後まで坂路で意欲的に追い切られているという点には好感が持てるものの、肝心の登坂内容自体はそこまで目立たずという感じです。デキ自体は悪くないと思いつつも、まだ奥はありそうなイメージですし、もう一つ良くなってきても良い馬だと思っていますので、そう感じる中でどれだけの走りが出来るのか注目です。