エリザベス女王杯追い切りレポート2023[11/12(日)]【全頭調教評価記載】

中央競馬(重賞)追い切りレポート2023

エリザベス女王杯追い切りレポート2023[11/12(日)]【全頭調教評価記載】になります。

最終追い切り後の出走予定馬全頭の追い切り考察文を調教評価とあわせてわかりやすく記載していますので、各自の予想にお役立ていただければ幸いでございます。

当記事の信頼性

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最後に、初めて訪れてくださっている方に対して記事の信頼性を保たせるために、この1本だけリンクを添付させていただきます。
《参考》追い切りを見続けていなかったおそらく獲れていなかった1本です↓
≫2022年4月2日(土)阪神10R 仲春特別 ◎追4,エーティーメジャー 1着 172.6倍(13番人気)

※F評価は間隔が詰まっていて時計を出せていない馬、調整が軽くて評価出来なかった馬に仮で付けている評価ですので、低い評価というわけではないということをご理解いただければと思います。その場合は最終追い切りと前走時の調整過程を加味した上で評価させていただきます。

1 エリザベス女王杯追い切りレポート2023[11/12(日)]【全頭調教評価記載】
2 各追い切りピック4
3 調子指数
4 その他今週末行われる重賞レースの追い切りレポート
5 今週末行われるレースの追い切り党の軸馬

エリザベス女王杯追い切りレポート2023[11/12(日)]【全頭調教評価記載】

アートハウス

最終前:8ヶ月 A
最終:栗W 稍重単走強め A→
最終追い切り前の内容から見ていきますと、ウッドチップコースと坂路併用で良く乗り込まれていますし、こなしてきている追い切り内容も質の高いものが並んでいるなという印象を受けています。既に良い時との状態比較でも遜色はありませんし、それでいてまだあともうひと追い残されていますので、最終追い切りで更なる状態良化を遂げてくるようなら楽しみです。その最終追い切りですが、最後までウッドチップコースで抜かりなく追い切られているという点には好感が持てますし、肝心の動きもこの馬なりに良かったのではないかとみています。ただ、昨年のオークスではお手馬だった桜花賞馬スターズオンアースを手放してまで川田騎手が跨っていた馬ですので、今回乗らないのはなんとなく不自然と言いますか、違和感だなと感じています。仕上がりは水準以上だと思っていますので、Glでどれだけの競馬が出来るのか注目です。

イズジョーノキセキ

最終前:中3週 A
最終:栗坂稍重単走強め A+↑
最終追い切り前の内容から見ていきますと、中3週とレース間隔は詰まるものの、ウッドチップコースと坂路併用で抜かりなく乗り込まれていますし、こなしてきている追い切り内容も良さげです。ガラリ一変とまではいかないのかもしれませんが、現状でも力は出せる状態にあるとみていますし、まだあともうひと追い残されていますので、最終追い切りでもう一つ上向いてくるようなら楽しみです。その最終追い切りですが、坂路で動くタイプらしく好登坂での締め括りとなりまして、肝心の動きもすごく良かったのではないかとみています。絶好時との状態比較でも遜色はありませんし、昨年の有馬記念くらい走れれば十分足りてしまう存在だと思っていますので、人気次第では強気になってみたいです。◎追い切り党の軸馬も視野に。

ククナ

最終前:3ヶ月 A ◆中間自己ベスト(栗W6F)
最終:栗W 稍重併せ先着馬也 A+↑
最終追い切り前の内容から見ていきますと、美浦トレセンである程度調教を積んだのち、栗東トレセンに移動して再度調整が進められています。移動後もそれなりに順調という感じで、1週前追い切りも抜かりなく追い切ることが出来ましたので、あともうひと追いでもう一つ良くなってくるようなら楽しみです。その最終追い切りですが、最後までウッドチップコースで抜かりなく追い切られているという点には好感が持てますし、肝心の動きも良かったのではないかとみています。2週続けてサリエラとハイレベルな併せ馬を消化出来ているという点も良いなと思いますし、絶好時との状態比較でも遜色はないとみていますので、久々のGlでどれだけのパフォーマンスを披露してくれるのか注目です。

ゴールドエクリプス

最終前:中3週 A
最終:栗W 稍重単走強め A↓ ◆自己ベスト
最終追い切り前の内容から見ていきますと、中3週とレース間隔は詰まるものの、坂路主体で抜かりなく追い切られているという点には好感が持てますし、こなしてきている登坂内容も悪くはありません。ただ、まだ良化の余地は残されている段階にあるとみていますし、個人的にはこの馬のもっと良い時を知っているつもりですので、最終追い切りによる良化度合いには注目したいです。その最終追い切りですが、最後までウッドチップコースでハードに追い切られているという点には好感が持てますし、肝心の動きもこの馬なりに良かったのではないかとみています。ただ、そう大きな状態変化は感じ取れていませんし、引き続き一連のデキを保っているというイメージですので、その中で今回どれだけの競馬が出来るのか注目です。

サリエラ

最終前:2ヶ月半 A ◆中間自己ベスト(美坂②)
最終:栗W 稍重併せ遅れ強め A→
最終追い切り前の内容から見ていきますと、栗東トレセンに滞在して調整が進められていまして、ウッドチップコース主体で良く乗り込まれていますし、こなしてきている追い切り内容も悪くはありません。ただ、まだ奥はありそうに映っていますし、個人的にはもう一つ良くなってきても良い馬だと思っていますので、最終追い切りによる良化度合いには注目したいです。その最終追い切りですが、最後までウッドチップコースで抜かりなく追い切られているという点には好感が持てますし、肝心の動きも良かったのではないかとみています。2週続けてククナとハイレベルな併せ馬を消化出来ているという点も良いなと思いますし、水準クラスのデキには仕上がっているとみていますので、Glでどれだけの競馬が出来るのか注目です。

ジェラルディーナ

最終前:中6週 A
最終:栗W 良併せ遅れ強め A↑
最終追い切り前の内容から見ていきますと、いつも通りウッドチップコース主体で良く乗り込まれていますし、こなしてきている追い切り内容もこの馬なりに良さげです。まだ完調には及んでいないという見立てではありますが、週を追う毎に少しずつ良くなってきているという認識ですし、なんと言っても昨年の覇者ですので、最終追い切りによる良化度合いには注目したいです。その最終追い切りですが、最後までウッドチップコースで意欲的に追い切られているという点には好感が持てますし、肝心の動きもこの馬なりに良かったのではないかとみています。絶好時との状態比較ではどうかも、水準以上のデキにはありそうですし、持てる力は十分に発揮出来る態勢にはあるとみていますので、現状でどれだけのパフォーマンスを披露してくれるのか注目です。ただ、昨年と条件や舞台は異なりますし、鞍上もあいまって過剰に売れそうな気はしていますので、その点は1つ注意が必要なのかもしれません。ズブさが出てきたという点も多少は気になりますが、今回の鞍上はかなり追えるジョッキーですので、どう対処してくるのかも見ものです。

シンリョクカ

最終前:中3週 A
最終:美W 良併せ同入馬也 A+↑
最終追い切り前の内容から見ていきますと、中3週とレース間隔は詰まるものの、ウッドチップコース主体で抜かりなく乗り込まれていますし、こなしてきている追い切り内容も悪くはありません。ただ、まだ奥はありそうに映っていますし、個人的にはこの馬のもっと良い時を知っているつもりですので、最終追い切りによる良化度合いには注目したいです。その最終追い切りですが、最後までウッドチップコースで抜かりなく追い切られているという点には好感が持てますし、肝心の動きも良かったのではないかとみています。ガラリ一変とまではいかないのかもしれませんが、良い時に近しいデキにはあるとみていますし、水準以上の仕上がりにはあると判断していますので、現状でどれだけのパフォーマンスを披露してくれるのか注目です。

ディヴィーナ

最終前:中3週 A
最終:栗坂稍重単走強め A↓
最終追い切り前の内容から見ていきますと、中3週とレース間隔は詰まるものの、ウッドチップコースと坂路併用で抜かりなく乗り込まれていますし、こなしてきている追い切り内容も良さげです。大きな上積みがあるかどうかはまだわかりませんが、ひとまず一連の好状態は維持出来ているイメージですし、まだあともうひと追い残されていますので、最終追い切りによる良化度合いには注目したいです。その最終追い切りですが、坂路で動くタイプらしく好登坂での締め括りとなりまして、肝心の動きもこの馬なりに良かったのではないかとみています。このレース間隔ですので、強い調教は不必要だと思いますし、前回の状態を維持出来ていれば良いのかなという印象ですので、現状でどれだけのパフォーマンスを披露してくれるのか注目です。

ハーパー

最終前:中3週 A ◆中間自己ベスト(栗坂)
最終:栗坂稍重単走馬也 A↑
最終追い切り前の内容から見ていきますと、中3週とレース間隔は詰まるものの、ウッドチップコースと坂路併用で抜かりなく乗り込まれていますし、こなしてきている追い切り内容も良さげです。大きな上積みがあるかどうかはまだわかりませんが、ひとまず一連の好状態は維持出来ているイメージですし、まだあともうひと追い残されていますので、最終追い切りによる良化度合いには注目したいです。その最終追い切りですが、先週までにしっかりと追い切られていますので、レース当該週は終い重点の登坂内容にセーブされています。ただ、そんな中でも動きの良さは目につきましたし、今回も水準以上の仕上がりでレースに挑めるとみていますので、現状でどれだけのパフォーマンスを披露してくれるのか注目です。

ビッグリボン

最終前:中4週 A ◆中間自己ベスト(栗W6F)
最終:栗坂稍重併せ先着強め A→ ◆自己ベスト
最終追い切り前の内容から見ていきますと、ウッドチップコースと坂路併用で良く乗り込まれていますし、こなしてきている追い切り内容も悪くはありません。ただ、絶好時との状態比較では一枚見劣りするのが現状なのかなとみていますし、個人的にはこの馬のもっと良い時を知っているつもりですので、最終追い切りによる良化度合いには注目したいです。その最終追い切りですが、1週前追い切りでハードに追い切られていましたので、レース当該週はさらっと流す程度の登坂内容にセーブされています。ただ、そんな中でも動きの良さは目につきましたし、前回よりもいくらか良い状態でレースに挑める存在だと思っていますので、Glでどれだけの競馬が出来るのか注目です。

ブレイディヴェーグ

最終前:2ヶ月 A+ ◆中間自己ベスト(栗W7F)
最終:栗W 稍重併せ先着馬也 A+↑ ◆自己ベスト
最終追い切り前の内容から見ていきますと、ローズステークス時と同様に、美浦トレセンで軽く調教を積んだのち、栗東トレセンに移動して再度調整が進められています。移動後もウッドチップコースと坂路併用で良く乗り込まれていますし、こなしてきている追い切り内容も上質なものが目立っているなという印象ですので、栗東滞在2度目の慣れも見込めるのではないかとみています。既に絶好時との状態比較でも遜色はありませんし、それでいてまだあともうひと追い残されていますので、最終追い切りで更なる状態良化を遂げてくるようなら楽しみです。その最終追い切りですが、最後までウッドチップコースで抜かりなく追い切られているという点には好感が持てますし、肝心の動きも良かったのではないかとみています。1週前追い切りを終えた時点であらかた出来ていたと思っていましたが、最終追い切りでもう一つ良くなってきた感じがしますし、万全の状態で大一番を迎えられる存在だと思っていますので、◎に極めて近い○という位置付けになりそうです。

マリアエレーナ

最終前:中6週 A
最終:栗W 不良単走強め A→
最終追い切り前の内容から見ていきますと、ウッドチップコースと坂路併用で良く乗り込まれていますし、こなしてきている追い切り内容も良さげです。まだ完調というわけではなさそうですが、1週前追い切りの動きは良く映りましたし、このひと追いで更に仕上がりの方は進んでくるのではないかとみていますので、最終追い切りによる良化度合いには注目したいです。その最終追い切りですが、いつも通り最終追い切りは火曜追いということで、ルーティンを崩さずに調整出来ているという点には好感が持てます。ただ、絶好時のデキには若干及ばずかなという印象ですし、牝馬同士のGlならぼちぼち売れてしまいそうな1頭ですので、掬い時かと言われると少々疑問です。

ライラック

最終前:中3週 A ◆中間自己ベスト(美W5F)
最終:美W 良併せ同入馬也 A+↑
最終追い切り前の内容から見ていきますと、中3週とレース間隔は詰まるものの、ウッドチップコースと坂路併用で良く乗り込まれていますし、こなしてきている追い切り内容も良さげです。大きな上積みがあるかどうかはまだわかりませんが、ひとまず一連の好状態は維持出来ているイメージですし、まだあともうひと追い残されていますので、最終追い切りによる良化度合いには注目したいです。その最終追い切りですが、最後までウッドチップコースで抜かりなく追い切られているという点には好感が持てますし、肝心の動きも良かったのではないかとみています。良い時との状態比較でもそう大きな差はないイメージですし、舞台は違えど昨年の2着馬ですので、人気次第ではおさえておきたい1頭かなという感じです。

ルージュエヴァイユ

最終前:中3週 A
最終:美坂良併せ同入強め A+→ ◆自己ベスト
最終追い切り前の内容から見ていきますと、中3週とレース間隔は詰まるものの、ウッドチップコースと坂路併用で良く乗り込まれていますし、こなしてきている追い切り内容も良さげです。大きな上積みがあるかどうかはまだわかりませんが、ひとまず一連の好状態は維持出来ているイメージですし、まだあともうひと追い残されていますので、最終追い切りによる良化度合いには注目したいです。その最終追い切りですが、坂路で動くタイプらしく好登坂での締め括りとなりまして、肝心の動きも良かったのではないかとみています。絶好時との状態比較でも遜色はありませんし、楽しみはあっても良い存在だと思っていますので、人気次第では馬券に組み込みたいです。

ローゼライト

最終前:中2週 F
最終:栗W 稍重単走強め A→
最終追い切り前の内容から見ていきますと、中2週と間隔は詰まるものの、ウッドチップコースで意欲的に時計を出せているという点は良いなと思っています。個人的には現状でも前回と同じくらいの気配を感じていますので、最終追い切りで更に上向いてくるようなら楽しみです。その最終追い切りですが、最後までウッドチップコースで意欲的に追い切られているという点には好感が持てますし、肝心の動きもそこまで悪くはなかったのかなとみています。ただ、はっきり良いとも言えない感じでしたし、相手のレベルも一気に上がりますので、現状でどれだけの競馬が出来るのか注目です。