東京新聞杯追い切りレポート2023[2/5(日)]【全頭調教評価記載】

中央競馬(重賞)追い切りレポート2023

東京新聞杯追い切りレポート2023[2/5(日)]【全頭調教評価記載】になります。

最終追い切り後の出走予定馬全頭の追い切り考察文を調教評価とあわせてわかりやすく記載していますので、各自の予想にお役立ていただければ幸いでございます。

当記事の信頼性

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最後に、初めて訪れてくださっている方に対して記事の信頼性を保たせるために、この1本だけリンクを添付させていただきます。
《参考》追い切りを見続けていなかったおそらく獲れていなかった1本です
≫2022年4月2日(土)阪神10R 仲春特別 ◎4.エーティーメジャー 1着 172.6倍(13番人気)

※F評価は間隔が詰まっていて時計を出せていない馬、調整が軽くて評価出来なかった馬に仮で付けている評価ですので、低い評価というわけではないということをご理解頂ければと思います。その場合は最終追い切りと前走時の調整過程を加味した上で評価します。

1 東京新聞杯追い切りレポート2023[2/5(日)]【全頭調教評価記載】
2 各追い切りピック4
3 調子指数
4 その他今週末行われる重賞レースの追い切りレポート
- 4.1 きさらぎ賞追い切りレポート2023[2/5(日)]【全頭調教評価記載】
5 今週末行われるレースの追い切り党の軸馬

東京新聞杯追い切りレポート2023[2/5(日)]【全頭調教評価記載】

インダストリア

最終前:中5週 B
最終:美南W 良単走強め A→
最終追い切り前の内容から見ていきますと、併用で良く乗れていますし、なんとか一連の状態は維持出来ていると思っています。ただ、今のところの見立てではありますが、休み明け2戦目による上積みは感じ取れていませんし、まだ奥があるように映っていますので、最終追い切りによる良化度合いには注目したいです。その最終追い切りですが、この馬なりに良い動きだったと思いますし、あらかた走れる態勢にはあるとみています。ただ、絶好時の出来からは一枚落ちるのではないかと思っていますし、まだ上を望んでも良い馬だと思っていますので、そう感じる中でどれだけの走りが出来るのか注目です。

ウインカーネリアン

最終前:2ヶ月半 A
最終:美南W 良併せ先着馬也 A+→
最終追い切り前の内容から見ていきますと、併用で乗り込み十分ですし、こなしている追い切り内容も良いものが並んでいるなという印象です。ただ、まだ良化の余地は残されていると思っていますし、絶好時の出来からは一枚落ちというイメージですので、あともうひと追いでどれだけ上向いてくるのか注目したいです。その最終追い切りですが、攻め動くタイプらしく素軽い動きを披露してくれましたし、このひと追いでグンと上向いてきたのではないかとみています。絶好時との状態比較ではまだどうかも、前回と同じくらいの出来にはあるとみていますし、GⅢなら当然主役を張れる馬でしょうから、現段階でどういったパフォーマンスを披露してくれるのか注目です。

エアロロノア

最終前:中３週 A
最終:栗坂良併せ遅れ強め A→
最終追い切り前の内容から見ていきますと、中3週と間隔は詰まるものの、併用で意欲的に乗れていますし、引き続き状態はキープ出来ているのではないかとみています。ただ、まだ良化の余地は残されていると思っていますし、絶好時の出来からは一枚落ちというイメージですので、最終追い切りによる上げ幅には注目したいです。その最終追い切りですが、この馬なりに坂路で動けてはいるものの、特にそう大きな状態変化は感じ取れずという印象です。一連の出来は保てていると思っていますが、まだ良くなる余地は残されていると思っていますので、そう感じる中でどういった走りを披露してくれるのか注目です。

カイザーミノル

最終前:中３週 A
最終:栗坂良併せ先着馬也 A→
最終追い切り前の内容から見ていきますと、中3週と間隔は詰まるものの、坂路での意欲的な登坂が目に付きますし、引き続き状態は維持出来ているのではないかとみています。ただ、昨秋から使い詰めですから、今のところそう大きな状態変化は感じ取れていませんし、ここから更なる上積みを求めるというのも酷なのかなと思っていますので、あともうひと追いの内容次第で評価の上げ下げを決めたいなと思っています。その最終追い切りですが、動き自体は悪くないものの、使い詰めですし、流石に大きな状態変化は感じ取れずでした。一連の出来をなんとか維持しているというイメージですし、立て直しが必要なのかなと思っていますので、現状でどれだけの走りが出来るのか注目です。

サクラトゥジュール

最終前:中３週 A
最終:美南W 良単走馬也 A→
最終追い切り前の内容から見ていきますと、中3週と間隔は詰まるものの、併用で良く乗れていますし、1週前追い切りでこなしてきた追い切りメニューも良かったと思っています。現時点でもあらかた力は出せる態勢にあるとみているのですが、まだ良くなってきそうな気もするので、最後のひと追いまで注目の存在です。その最終追い切りですが、この馬なりに良い動きを披露してくれましたし、あらかた走れる態勢は整ったのではないかとみています。良い時との状態比較でも大差はなさそうですし、ここ数戦の好状態はしっかり保てていると思っていますので、久々の重賞でどれだけ走れるのか注目です。ただ、テンションは1つ鍵になりそうですし、ワンターンの東京マイルとはいえ、道中で引っ掛かってしまえば終いは伸びあぐねてしまうでしょうから、当日のテンションやレース運び次第ではという存在だと思っています。

ジャスティンカフェ

最終前:2ヶ月半 A
最終:栗CW 稍重併せ先着馬也 A+→
最終追い切り前の内容から見ていきますと、併用で良く乗れていますし、こなしている追い切り内容も良いものが並んでいるなという印象です。ただ、絶好時との状態比較では流石に見劣りする印象ですし、個人的にはまだ上の状態を望んでも良い馬だと思っていますので、最終追い切りによる上げ幅には注目したいです。その最終追い切りですが、追い切りで動くタイプらしく良い動きを披露してくれましたし、久々でもあらかた走れる態勢は整っているのではないかとみています。ただ、絶好時の出来からは一枚落ちるイメージですし、前走のマイルチャンピオンシップで◎追い切り党の軸馬に指名した身としましては、上位人気確約の今回は手が出ませんので、◎追い切り党の軸馬に極めて近い◯対抗や▲3番手という位置付けになると思っています。

シュリ

最終前:中３週 A
最終:栗坂良単走強め A→
最終追い切り前の内容から見ていきますと、中3週と間隔は詰まるものの、坂路主体でいつも通り良く乗れていますし、こなしている登坂内容自体も悪くはありません。ただ、絶好時の出来からは一枚落ちると思っていますし、個人的にはまだ良くなってきても良い馬だと思っていますので、最終追い切りによる良化度合いには注目したいです。その最終追い切りですが、元々坂路では良く動くタイプではあるものの、まずまずと言える登坂で締め括ってきたなと思いますし、前回の出来はなんとか維持出来ているのではないかとみています。絶好時の出来からは一枚落ちるイメージですし、まだ上を望んでも良い馬だと思っていますので、現状でどれだけの走りが出来るのか注目です。

ショウナンマグマ

最終前:中6週 A
最終:美南W 良単走強め A→ ◆自己ベスト
最終追い切り前の内容から見ていきますと、併用で良く乗れていますし、週を追う毎に少しずつ良くなってきているなという印象です。ただ、まだ奥はあると思っていますし、良い時からも一枚落ちるイメージですので、あともうひと追いによる良化度合いには注目したいです。その最終追い切りですが、最後までウッドチップコースでハードにやれましたし、字面からも評価出来る内容で締め括ってきました。良い時との状態比較でも大差はなさそうですし、引き続き状態は維持出来ているのではないかとみていますので、現状でどれだけのパフォーマンスを披露してくれるのか注目です。

タイムトゥヘヴン

最終前:中3週 B
最終:美南W 良単走馬也 A→
最終追い切り前の内容から見ていきますと、併用で良く乗れていますし、1週前追い切りでもこの馬なりに動けていたと思っています。ただ、絶好時の出来からは一、二枚落ちると思っていますし、ここからまだ良くなってくる馬だと思っていますので、最終追い切りによる上昇度合いには注目したいです。その最終追い切りですが、この馬なりに良く動いてきたなと思いますし、引き続き一連の出来は保てているのではないかとみています。ただ、絶好時の出来からは一枚落ちるイメージですし、まだ上を望んでも良い馬だと思っていますので、現状でどれだけの走りが出来るのか注目です。

ナミュール

最終前:2ヶ月半 A+
最終:栗坂良併せ同入強め A+→
最終追い切り前の内容から見ていきますと、坂路で乗り込み十分ですし、1週前追い切りの登坂内容も目を惹くものでした。個人的には既に絶好時との状態比較でも遜色はないところまで上がってきていると思っていますし、それでいてまだあともうひと追い残されているわけですので、最後のひと追いも非常に楽しみにしている1頭です。その最終追い切りですが、2週続けて坂路で良い動きを披露してくれましたし、久々でもあらかた走れる態勢は整っているとみています。なんとなく勝負服や昨年のクラシックの歩み方などから、リスグラシューと重ね合わせてしまいますし、これからどんどん成長していけば、同クラブの偉大な先輩と同じような上昇カーブを描いていける可能性のある馬だと思っていますので、ここでのパフォーマンスには注目しています。

ピースワンパラディ

最終前:中3週 A
最終:美南W 良併せ同入強め A→
最終追い切り前の内容から見ていきますと、中3週と間隔は詰まるものの、併用で良く乗れていますし、ここ一連の状態はなんとかキープ出来ていると思っています。ただ、まだ良化の余地は残されていると思っていますし、完調手前という印象を受けていますので、あともうひと追いによる上昇度合いには注目したいです。その最終追い切りですが、大きく変わってきた様子はないものの、引き続き一連の出来は保てているとみていますし、今回も好状態での出走が可能だと思っています。重賞でも大崩れはありませんし、屈腱炎からの回復後にようやくポンポンと使え始めて、そろそろ一発馬券内に食い込んできても良いのかなとも思っていますので、詰めて使ってこれる今回は楽しみがあっても良いのかなと思っています。

ピンハイ

最終前:2ヶ月半 A ◆中間自己ベスト(栗坂)
最終:栗坂良単走馬也 A→
最終追い切り前の内容から見ていきますと、追い切りは地味なタイプですし、どちらかと言えば実戦向きの馬だと思っていますので、この馬に関しては併用で本数を積めているというだけで十分だと思っています。順調に仕上がりの方は進んできているとみていますし、あと1本であらかた態勢は整うと思っていますので、最後のひと追いには注目したいです。その最終追い切りですが、追い切りは地味なタイプですので、こんなもんで十分なのかなとみています。ただ、そう大きな状態変化は感じ取れていませんし、まだまだ奥のある存在だと思っていますので、現状でどれだけの走りが出来るのか注目です。

ファルコニア

最終前:2ヶ月半 A
最終:栗坂良単走強め A+→
最終追い切り前の内容から見ていきますと、いつも通り坂路主体で良く乗れていますし、こなしている登坂内容も悪くはありません。まだ上を望めそうではありますが、現状でもあらかた力は出せる態勢にあると判断していますので、最終追い切りで更に上向いてくるようなら楽しみです。その最終追い切りですが、坂路で動くタイプらしく好登坂で締め括ってきたなと思いますし、休み明けにはなりますが、良い時との状態比較でも遜色ないところまで上がってきているのではないかとみています。最終追い切りの内容ですが、このメンバーの中では最も良かったのかなと思っていますし、最終追い切りでも手綱を取った吉田隼人騎手に戻るという点もプラスに働くと思っていますので、◎追い切り党の軸馬指名まで視野に入れている存在です。

プリンスリターン

最終前:14ヶ月 B
最終:栗CW 稍重併せ先着強め B↓
最終追い切り前の内容から見ていきますと、屈腱炎による長期休養に入る前と変わらず、ウッドチップコース主体で意欲的に追えていますし、ビシバシと抜かりなく攻められているという点も良いなと思っています。ただ、流石にブランクはあると思っていますし、絶好時の出来からも数枚落ちるのが現状だと思っていますので、あともうひと追いによる上げ幅には注目したいです。その最終追い切りですが、先週までにしっかりとやれていますので、レース当該週は終い重点のメニューにセーブされています。動き自体はそこまで悪くはなかったものの、まだ完調手前の段階にあるというイメージですし、個人的には使いつつ良くなっていくのかなと思っていますので、現状でどれだけの走りが出来るのか注目です。

プレサージュリフト

最終前:中3週 B
最終:美南W 良併せ同入強め A+→
最終追い切り前の内容から見ていきますと、中3週と間隔は詰まるものの、併用で本数を積めているという点は良いなと思っています。ただ、負荷の度合いにはやや物足りなさを感じてしまいますし、終いだけでももう少し意欲的にやって欲しかったなというのが個人的な感想ですので、あともうひと追いでどれだけ良くなってくるのか注目したいです。その最終追い切りですが、攻め動くタイプらしく良い内容で締め括ってきたなと思いますし、肝心の動きも良かったのではないかとみています。絶好時の出来からは一枚落ちるイメージですが、引き続き前走時と同じくらいの仕上がりにはあると判断していますので、重賞勝ちのある舞台でチャンスはある1頭だと思っています。

マテンロウオリオン

最終前:中3週 A ◆中間自己ベスト(栗坂)
最終:栗CW 稍重単走強め A+→
最終追い切り前の内容から見ていきますと、中3週と間隔は詰まるものの、坂路主体で意欲的に追えているという点は良いですし、抜かりなくハードな登坂内容が目に付きます。これなら一連の出来は保てているとみて良さそうですし、まだ良くなる可能性も秘めていると思っていますので、最後のひと追いまで注目したいです。その最終追い切りですが、1週前追い切りでしっかりと追った効果もあってか、いくらか上向いてきたと思っていますし、前走時と同じくらいの状態には持ってこれているのではないかとみています。昨秋からは凡走続きですが、GⅠ連対実績のある舞台でキッカケを掴んでくる可能性はあると思っていますので、現状でどれだけのパフォーマンスを披露してくれるのか楽しみです。