チューリップ賞追い切りレポート2023[3/4(土)]【全頭調教評価記載】

中央競馬(重賞)追い切りレポート2023

チューリップ賞追い切りレポート2023[3/4(土)]【全頭調教評価記載】になります。

最終追い切り後の出走予定馬全頭の追い切り考察文を調教評価とあわせてわかりやすく記載していますので、各自の予想にお役立ていただければ幸いでございます。

当記事の信頼性

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最後に、初めて訪れてくださっている方に対して記事の信頼性を保たせるために、この1本だけリンクを添付させていただきます。
《参考》追い切りを見続けていなかったおそらく獲れていなかった1本です
≫2022年4月2日(土)阪神10R 仲春特別 ◎4.エーティーメジャー 1着 172.6倍(13番人気)

※F評価は間隔が詰まっていて時計を出せていない馬、調整が軽くて評価出来なかった馬に仮で付けている評価ですので、低い評価というわけではないということをご理解頂ければと思います。その場合は最終追い切りと前走時の調整過程を加味した上で評価します。

1 チューリップ賞追い切りレポート2023[3/4(土)]【全頭調教評価記載】
2 各追い切りピック4
3 調子指数
4 その他今週末行われる重賞レースの追い切りレポート
- 4.1 弥生賞追い切りレポート2023[3/5(日)]【全頭調教評価記載】
- 4.2 オーシャンステークス追い切りレポート2023[3/4(土)]【全頭調教評価記載】
5 今週末行われるレースの追い切り党の軸馬

チューリップ賞追い切りレポート2023[3/4(土)]【全頭調教評価記載】

アリスヴェリテ

最終前:中6週 A
最終:栗坂良単走強め A→
最終追い切り前の内容から見ていきますと、いつも通り坂路で乗れていますし、こなしている登坂内容も悪くはありません。ただ、まだ奥はありそうですし、現状は成長途上の段階にあるというイメージですので、あともうひと追いでどれだけ良くなってくるのか注目したいです。その最終追い切りですが、最後まで坂路でハードに追われまして、あらかた態勢は整ったのではないかとみています。良い時との状態比較でも大差はなさそうですし、まだ大崩れはありませんので、自分の形でリズム良く運べるようなら善戦可能だと思っています。

アンリーロード

最終前:3ヶ月 A ◆中間自己ベスト(栗CW6F)
最終:栗坂良併せ先着強め A→
最終追い切り前の内容から見ていきますと、こぶし賞を回避したことにより、中間一頓挫はあったものの、乗り出しを再開してからはスムーズですし、回避の影響はそこまでないような気がしています。1週前追い切りもハードにやれましたし、このひと追いでもう一つ良くなってくると思っていますので、最終追い切りによる良化度合いには注目したいです。その最終追い切りですが、坂路でこの馬なりに良い動きを披露してくれましたし、このひと追いでいくらか上向いてきたというイメージです。新馬戦の内容からもポテンシャルは感じ取れていますし、3戦目で順調に良化してきているとみていますので、今回でどれだけのパフォーマンスを披露してくれるのか楽しみです。

エクローサ

最終前:2ヶ月半 A
最終:栗坂良単走一杯 A→ ◆自己ベスト
最終追い切り前の内容から見ていきますと、併用で良く乗れていますし、1週前追い切りもハードに追えたという点は良かったと思っています。ただ、今回がキャリア2戦目という点からも、まだまだ奥はあると思っていますし、現状は成長途上の段階にあるというイメージですので、最終追い切りによる良化度合いには注目したいです。その最終追い切りですが、最後までハードに調整されまして、あらかた走れる態勢は整ったというイメージです。ただ、まだ奥はありそうですし、使っていけばより良くなっていく馬だと思いますので、現状でどれだけの走りが出来るのか注目です。

カフジキアッキエレ

最終前:中2週 F
最終:栗坂良併せ遅れ強め A→
最終追い切り前の内容から見ていきますと、中2週と間隔は詰まるものの、坂路で意欲的に時計を出せているという点は良いなと思っています。個人的には現状でも前回と同じくらいの気配を感じていますので、最終追い切りで更に上向いてくるようなら楽しみです。その最終追い切りですが、中2週と間隔は詰まるものの、かなりハードにやれた点は評価したいです。ただ、更なる上昇は感じ取れずでしたし、前回はかなり上手くハマった印象もありますので、今回は相手まででも良いのかなと思っています。

キタウイング

最終前:2ヶ月 A
最終:栗CW 良併せ同入馬也 A→
最終追い切り前の内容から見ていきますと、阪神ジュベナイルフィリーズ時と同様、美浦トレセンで軽く乗った後、栗東トレセンに前乗りしての調整となっていまして、ここまで順調に来れていると思っています。元々仕上がり早なタイプですし、最終追い切り前までは本数をしっかり積めていれば問題ないタイプという認識ですので、あとは最終追い切りでどれだけの内容を消化してくるのか注目したいです。その最終追い切りですが、杉原騎手を背に、栗東トレセンのウッドチップコースで長めから追われまして、軽快な動きを披露してくれたと思っています。ただ、まだピークの出来にはないと思っていますし、賞金的にも春の大目標は桜花賞でしょうから、まずは前哨戦のここでどれだけの走りが出来るのか注目です。

コナコースト

最終前:中3週 A
最終:栗坂良単走馬也 A→
最終追い切り前の内容から見ていきますと、併用で良く乗れていますし、こなしている追い切り内容も質の高いものが並んでいるなという印象です。中3週と間隔は詰まりますが、引き続き出来は高いレベルにあると思っていますし、それでいてまだあともうひと追い残されていますので、最終追い切りで更に上向いてくるようなら楽しみです。その最終追い切りですが、1週前追い切りでしっかりとやった分、レース当該週は軽めの登坂内容にセーブされています。ただ、動き自体は良かったと思っていますし、このひと追いであらかた態勢は整ったとみていますので、現状でどれだけの走りが出来るのか注目です。

サーマルソアリング

最終前:2ヶ月 A
最終:栗CW 良併せ遅れ馬也 A+→ ◆自己ベスト
最終追い切り前の内容から見ていきますと、併用で良く乗れていますし、1週前追い切りの登坂内容も評価に値するものだったと思っています。ただ、まだ奥はあると思っていますし、現状は成長途上の段階にあるというイメージですので、あともうひと追いでどこまで上向いてくるのか注目したいです。その最終追い切りですが、ウッドチップコースで質の高いメニューを評価してきてくれましたし、肝心の動きも良かったのではないかとみています。良い時との状態比較でも大差はないと思っていますし、持てる力は発揮出来る局面にあるとみていますので、現状でどれだけの走りが出来るのか注目です。

ダルエスサラーム

最終前:中6週 A
最終:栗坂良単走強め A+→
最終追い切り前の内容から見ていきますと、いつも通り坂路主体で良く乗れていますし、1週前追い切りの動きも良く映っていました。ただ、現状ガラリと変わってきた様子はなく、一連の好状態を維持しているというイメージですので、あともうひと追いで更に良くなってくるのか否かに注目したいです。その最終追い切りですが、坂路で動くタイプらしく好登坂で締め括ってきてくれましたし、状態は高いレベルで安定傾向という印象です。前回も良かったですが、今回も劣らず良い出来にあると思っていますので、引き続き楽しみはあって良い存在とみています。

ドゥーラ

最終前:2ヶ月半 A ◆中間自己ベスト(栗CW7F)
最終:栗坂良単走強め A→ ◆自己ベストタイ
最終追い切り前の内容から見ていきますと、併用で良く乗れていますし、2週続けてハードに追えているという点には好感が持てます。ただ、まだ本調子には及んでいないというイメージですし、もう一つ上を望んでも良い馬だと思っていますので、最終追い切りによる上げ幅には注目したいです。その最終追い切りですが、坂路でこの馬なりに動いてきましたし、このひと追いであらかた走れる態勢は整ったと思っています。ただ、まだ奥はありそうですし、桜花賞に向けて、賞金的には足りている身ですので、前哨戦扱いの今回でどれだけの走りが出来るのか注目です。

バースクライ

最終前:中6週 A+ ◆中間自己ベスト(栗CW5F)
最終:栗CW 良単走馬也 S↑
最終追い切り前の内容から見ていきますと、併用で良く乗れていますし、こなしている追い切り内容の質も非常に高いものが並んでいるなという印象です。最終追い切り前の段階でもあらかた態勢は整っているように映っていますし、それでいてまだあともうひと追い残されているわけですので、最終追い切りで更なる良化を遂げてくるようなら楽しみです。その最終追い切りですが、レース当該週も質の高い追い切り内容でまとめてきてくれましたし、文句ない状態に仕上がったのではないでしょうか。ポテンシャルも秘めていると思っていますし、そこにコンディションの良さが追いついてきたというイメージですので、パフォーマンスが上がってきても不思議はない1頭かなとみています。今年最初のS評価です。

ペリファーニア

最終前:2ヶ月半 A+ ◆中間自己ベスト(美坂)
最終:美南W 良単走馬也 S→
最終追い切り前の内容から見ていきますと、併用で素晴らしい追い切り内容を消化出来ていますし、ここまでは文句なしの調整過程を歩めていると思っています。デビューする前からこの馬には目を付けていましたし、出走さえ叶えば桜花賞でも十分やれる素材だと思っていますので、当然最終追い切りにも要注目したい1頭です。その最終追い切りですが、ウッドチップコースで非常に質の高い追い切り内容を消化してきてくれましたし、新馬戦を1度使われた効果も多少見込めるのではないかとみています。桜花賞へ出走するにはここで権利を獲らなければならない1頭ですし、まずはここチューリップ賞へ向け、現状で出来る目一杯の仕上げを施してきたと思っていますので、初戦より一段階パフォーマンスが上がってくるようなら楽しみです。今年最初のS評価です。

マラキナイア

最終前:2ヶ月半 A
最終:栗坂良併せ先着馬也 A+↑
最終追い切り前の内容から見ていきますと、併用で良く乗れていますし、週を追う毎に少しずつ良化してきているというイメージです。まだ奥はありそうですが、現時点でもあらかた走れる態勢にはあると判断していますので、最終追い切りで更に上向いてくるようなら楽しみです。その最終追い切りですが、坂路でこの馬なりに良く動けたと思いますし、状態は前回よりも良くなってきているとみています。ただ、まだ奥がありそうな気もしていますし、新馬戦以降の2戦は案外なレースが続いていますので、現状でどれだけ走れるのか注目です。

モズメイメイ

最終前:中2週 F
最終:栗坂良併せ先着強め A+↑
最終追い切り前の内容から見ていきますと、中2週と間隔が詰まるため、この中間は軽めの調整程度です。したがって、最終追い切りに重点を置いて評価していきたいです。その最終追い切りですが、中2週と間隔は詰まるものの、好登坂を消化してきてくれましたし、状態は前回以上に良いと思っています。良い時との状態比較でも遜色はなさそうですし、持てる力は発揮出来る局面にあるとみていますので、現状でどれだけの走りが出来るのか注目です。

ルカン

最終前:中5週 A
最終:栗CW 良併せ先着強め A→
最終追い切り前の内容から見ていきますと、まだ未勝利馬ですので、状態云々ではないと思いますが、坂路で良く乗れていますし、状態自体は良いと思っています。条件的には厳しいものがあるとは思いつつも、引き続き走れる態勢にはあると判断していますので、あともうひと追いで更に良くなってくるようなら楽しみです。その最終追い切りですが、動きは悪くなかったものの、未だ未勝利の身ですし、相手は重賞で一気の強化ですから、その中でどれだけの走りが出来るのか注目です。

ルミノメテオール

最終前:2ヶ月半 A+ ◆中間自己ベスト(美坂)
最終:美坂良併せ同入強め A+↑
最終追い切り前の内容から見ていきますと、坂路主体で良く乗れていますし、こなしている登坂内容の質も高いものが並んでいるなという印象です。現在デビューから2連勝中ですが、3戦目の今回が最も良い状態にあると感じていますし、更なる上積みがあっても良いのではないかと思っていますので、最終追い切りにも要注目したい1頭です。その最終追い切りですが、坂路で動くタイプらしく好登坂で締め括ってきてくれましたし、ここに向けて万全の出来にあるのではないかとみています。デビュー3戦目の今回が最も目を惹きますし、まずはここに全力投球かなという印象を受けていますので、楽しみはあって良いのではないでしょうか。

レミージュ

最終前:中3週 A ◆中間自己ベスト(栗CW6F)
最終:栗坂良併せ同入馬也 A→
最終追い切り前の内容から見ていきますと、併用で良く乗れていますし、1週前追い切りの内容も悪くはなかったとみています。ただ、まだ奥はあると思っていますし、適性自体も阪神マイルなどの王道コースではなく、もっとタフさが求められるイレギュラーな舞台にあるのではないかと判断していますので、追い切りの良し悪しや、デキ云々という馬ではないような気もしています。その最終追い切りですが、坂路でこの馬なりに動けてはいるものの、特にそう大きな状態変化は感じ取れずというイメージです。また、状態云々ではなく、適性面の問題もあると思っていますし、個人的にはこの条件向きの馬ではないと思っていますので、そう感じる中でどれだけの走りが出来るのか注目です。

ワレハウミノコ

最終前:中4週 A ◆中間自己ベスト(栗坂)
最終:栗CW 良単走馬也 A↑
最終追い切り前の内容から見ていきますと、併用で良く乗れていますし、こなしている追い切り内容はなかなか良いなと思っています。ただ、攻めはやれば動くタイプという印象もありますし、過剰評価は禁物かなとも思っていますので、ここまでで良いと決めつけるのではなく、最終追い切りまでしっかりと見た上で、ジャッジしていきたいなと思っています。その最終追い切りですが、最後までウッドチップコースで良い内容を消化してきてくれていますし、あらかた走れる態勢は整ったのではないかとみています。ただ、ダートで未勝利戦を勝ち上がっている馬ですし、芝ではワンパンチ足りないのが現状ですので、この条件でどれだけ走れるのか注目です。