安田記念2021出走予定馬の全頭追い切り考察になります。
中間全体を過去と比較したりなんかして個人的に考察しています。
是非参考にしてみて下さい。
よろしくお願い致します。
※F評価は間隔が詰まっていて時計を出せていない馬、調整が軽くて評価出来ない馬に付けている評価ですので、決して低い評価というわけではないという事をご理解頂ければと思います。
最終追い切り後の追い切り考察
インディチャンプ
最終前:2ヶ月半 A+
最終:栗坂 良 併せ先着 強め A+↑
最終追い切り前の内容から見ていきますと、坂路メインでいつも通りの調整が課されています。臨戦過程は過去2年と異なりますが、良い状態にはあると思いますし、引き続き力は出せそうな印象です。得意のマイルに戻ればパフォーマンス向上に期待出来そうですし、あともうひと追いによる良化度合いにも注目したいです。その最終追い切りですが、年齢的にもそう大きく変わってきたという印象はありませんが、唸る感じも少しずつ出てきたと言いますか、戻ってきたように感じますし、具合は良さそうですから、力は出せそうなイメージです。欲張るとラスト1Fは加速ラップが理想でしたが、それでもマイル路線であれば上位の存在でしょうし、この馬の力を出せればまだやれて良いと思っていますので、現状でどこまで走れるのか注目したいです。
カテドラル
最終前:2ヶ月 A+
最終:栗坂 良 単走 馬也 A↑
最終追い切り前の内容から見ていきますと、併用で乗り込まれ、質の高い内容も目立ちます。個人的に攻めはかなり動くという認識ですが、それを考慮しても好内容をこなせていると感じますし、順調に仕上がりは進んでいると思います。同舞台のG1でも好走歴がありますし、あともうひと追いで更に良くなってくるようなら楽しみです。その最終追い切りですが、坂路で動くタイプとはいえ、良い動きですし、ここに向けて順調に仕上がったという印象です。個人的に近走の中では1番の出来という認識ですので、楽しみを持って挑める1頭だと思っています。
カデナ
最終前:2ヶ月 B
最終:栗坂 良 単走 強め B↑
最終追い切り前の内容から見ていきますと、いつも通り坂路メインで調整されて来ていますが、大きく変わってきたという様子はありません。この馬なりに動けていますが、まだ良化の余地が残されてそうな印象ですし、良い時はもっと動ける馬という認識ですので、あともうひと追いによる良化度合いには注目したいです。その最終追い切りですが、良い時と比較しても遜色ありませんし、ここに向けて良い仕上がりにあると感じます。マイルは久しぶりですが、ペース等に戸惑いを見せず、展開的にも後押しがあれば見せ場くらいはあって良い馬だと思います。
カラテ
最終前:4ヶ月 B
最終:美坂 良 併せ同入 強め B→
最終追い切り前の内容から見ていきますと、1週前追い切りの動きは悪くありませんでしたが、時計的には一息という印象です。近走の仕上がりと比較してもまだ奥がありそうなイメージですし、もっと動けて良い馬だと思っていますので、1週前追い切りでしっかり追われた効果が最終追い切りで少しでも見られればと思っています。その最終追い切りですが、この馬なりに動けてはいますが、良い時との比較では一枚落ちるかなという印象です。個人的にはもっと動けて良い馬だと思っていますし、その中でどれだけ走れるのか注目したいです。
ギベオン
最終前:中5週 A
最終:栗CW 良 単走 馬也 A→
最終追い切り前の内容から見ていきますと、2週続けて時計は出せていますし、順調に仕上がりは進んでいる印象です。ただ、攻めはかなり動くタイプという認識ですし、1週前追い切りも時計以上に良く見せることはなかったと個人的には思っていますので、あともうひと追いでどれだけ上向いてくるのかには注目したいです。その最終追い切りですが、攻めは動くタイプですし、そこまで大きく変わってきたという印象はありません。ただ、これだけしっかり動けていますから、状態は良いと思いますし、この舞台でも好走歴がありますので、楽しみはある1頭だと思っています。
グランアレグリア
最終前:中2週 F
最終:美坂 良 単走 馬也 A+→
最終追い切り前の内容から見ていきますと、中2週と間隔は詰まっていますので、軽めの調整が並んでいます。とはいえ、既に坂路でかなりの数乗られており、時計も出せていますので、前走時の反動等はほぼほぼ気にしなくて良いのではないかと思っています。あとは最終追い切りでどういった内容を消化して来るのか注目です。その最終追い切りですが、中2週ということですから、坂路で終いを流す程度の内容を消化してきました。さすがに目に見えるほどの上積みはないと思っていますが、最終追い切り坂路時でも100%連対しているので、この点は特に気にしなくて良いと思っていますし、あとは中2週と間隔が詰まってどうかというところだけだと思います。3歳時に中3週と短い間隔で挑んだNHKマイルカップではパフォーマンスを落としたというところと、爪もあまり丈夫な方ではないようなので、その点でパフォーマンスが落ちることくらいしか考えられないかなとは思っています。舞台設定はベストに違いないと思いますので。
ケイデンスコール
最終前:中5週 A+
最終:栗坂 良 単走 一杯 A+↑
最終追い切り前の内容から見ていきますと、1週前追い切りは終い重点も良い内容だったと思いますし、引き続き状態は高いレベルにあるような気がしています。近3走の内容からは明らかな本格化気配を感じますし、それに伴い攻め内容もどんどん良化していますので、あともうひと追いで更に上向いてくるようなら楽しみです。その最終追い切りですが、終い重点もかなり切れましたし、素晴らしい動きだったと思います。この中間速い時計はありませんが、これだけ動けていれば十分ですし、岩田康成騎手も3週に渡り追い切りをつけていますので、態勢は整ったとみています。今回は得意舞台になりますし、本格化したと感じる今なら、上位に食い込んできても不思議ない1頭に感じています。
サリオス
最終前:2ヶ月 A+
最終:美南W 良 併せ同入 馬也 A↑
最終追い切り前の内容から見ていきますと、攻めはかなり動くタイプではありますが、この中間も良い内容が並んでいますし、良い状態にあると感じます。この馬のベストはS評価を付けた毎日王冠時だと思っていますので、そことの比較ではまだ見劣りますが、あともうひと追いありますので、より近い動きを披露してくれれば楽しみです。その最終追い切りですが、折り合い重視のメニューでこの馬なりに動けてはいるものの、手前替えは非スムーズに映りました。ただ、出来は1度使われて良くなっていると思っていますし、前走よりも適性のある舞台に映りますので、パフォーマンスの向上に期待しても良いのではないでしょうか。
シュネルマイスター
最終前:中3週 A
最終:美南W 良 併せ同入 馬也 A→
最終追い切り前の内容から見ていきますと、1週前追い切りは霧の影響で時計を計測出来なかったみたいですが、中3なので終い重視の内容だったようです。3歳で安田記念を勝利したリアルインパクトは中3でも攻め抜いていたのに対し、こちらは現状やや攻め控えられている印象ですから、あともうひと追いの内容には注目です。その最終追い切りですが、大きく変わってきた様子はないものの、引き続き体調はキープ出来ているという印象です。古馬との対戦ということでハードルは高そうですが、前走内容から見せ場はあっても良さそうなイメージがありますし、楽しみはある1頭だと思っています。
ダイワキャグニー
最終前:中5週 B
最終:美南W 良 単走 強め B→
最終追い切り前の内容から見ていきますと、1週前追い切りは意欲的に追われましたし、内容としては悪くなかったと思います。ただ、動きにはまだ良化の余地が残されているように感じました。攻めは動く方ですし、もっと動けて良いと思いますから、あともうひと追いでどれだけ上向いてくるのか注目したいです。その最終追い切りですが、攻め動くタイプらしく悪くない動きでしたが、攻めは常に動きますので、過剰に評価はしません。今回は一流マイラーが相手ですし、ハードルは高いと思いますので、その中でどれだけ走れるのか注目したいです。
ダノンキングリー
最終前:7ヶ月 A
最終:美南B 良 併せ同入 強め B→
最終追い切り前の内容から見ていきますと、近走はウッドコースメインで乗り込まれていたのに対し、今回はダートコースやPコースを併用しての調整ですので、この点はやや気になっています。1週前追い切りの動きも悪くなかったですが、まだ良くなってきて良い雰囲気を感じますので、あともうひと追いにも注目したいです。その最終追い切りですが、動きは悪くないものの、全体的に眺めると絶好時ほどは攻め切れてはない印象です。仕上がりは悪くないと思っていますが、個人的にはまだ良化の余地も残されていると思いますので、その中でどれだけ走れるのか注目したいです。
ダノンプレミアム
最終前:5ヶ月 A+ ◆中間自己ベスト(栗CW6F)
最終:栗CW 良 単走 強め A+→
最終追い切り前の内容から見ていきますと、ウッドと坂路併用で乗り込まれ、順調に仕上がりは進んでいる印象です。1週前追い切りでも自己ベストに迫る良い時計が出ましたし、このひと追いで更に仕上がりは進みそうなイメージです。勝利からは遠ざかっていますが、最後のひと追い次第では楽しみな1頭になりそうです。その最終追い切りですが、攻め動くタイプらしく動きは良いです。休み明け緒戦としては悪くない出来だと思いますし、力は出せると思いますので、どれだけ走れるのか注目したいです。過去2年の安田記念では好条件でしっかり走らせてもらっていないので、良馬場で見直したい1頭に感じます。
トーラスジェミニ
最終前:2ヶ月 A
最終:美南W 良 併せ同入 強め A+↑
最終追い切り前の内容から見ていきますと、珍しくウッドコースで1週前追い切りを消化してきました。時計も悪くなく、併せた相手にも先着出来た点には好感が持てます。まだ動きはモサッとしているように映ったので、良化の余地は残されていると思いますから、あともうひと追いで更に上向いてくるようなら楽しみです。その最終追い切りですが、終い重点とはいえ目立つ内容を消化してきました。先週からの良化も感じ取れましたし、状態も近走より上向きとみていますので、馬場でも悪くなれば面白い1頭だと思います。
ラウダシオン
最終前:中2週 F
最終:栗CW 良 単走 馬也 A+→
最終追い切り前の内容から見ていきますと、中2週のため軽めの調整が目立っています。最終追い切りに重点を置いて評価していきたいです。その最終追い切りですが、この馬なりに動けましたし、引き続き体調は良さそうです。気持ちを高ぶらせないために意図して軽く追い切っているようですし、前走もそれで走っていますから、特に気にする必要はないかなと感じています。馬自ら走る意欲を見せてくれていると感じましたし、東京コースも相性バッチリですから、今回も善戦可能とみています。
各追い切りピック4
【最終追い切り前】※五十音順
☑︎インディチャンプ
☑︎カテドラル
☑︎ケイデンスコール
☑︎サリオス
【最終追い切り】※五十音順
☑︎インディチャンプ
☑︎グランアレグリア
☑︎ケイデンスコール
☑︎ラウダシオン
【最終追い切り後】※五十音順
☑︎インディチャンプ
☑︎グランアレグリア
☑︎ケイデンスコール
☑︎ラウダシオン
調子指数
※無断転載禁止