日経賞追い切りレポート2023[3/25(土)]【全頭調教評価記載】

中央競馬(重賞)追い切りレポート2023

日経賞追い切りレポート2023[3/25(土)]【全頭調教評価記載】になります。

最終追い切り後の出走予定馬全頭の追い切り考察文を調教評価とあわせてわかりやすく記載していますので、各自の予想にお役立ていただければ幸いでございます。

当記事の信頼性

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最後に、初めて訪れてくださっている方に対して記事の信頼性を保たせるために、この1本だけリンクを添付させていただきます。
《参考》追い切りを見続けていなかったおそらく獲れていなかった1本です
≫2022年4月2日(土)阪神10R 仲春特別 ◎4.エーティーメジャー 1着 172.6倍(13番人気)

※F評価は間隔が詰まっていて時計を出せていない馬、調整が軽くて評価出来なかった馬に仮で付けている評価ですので、低い評価というわけではないということをご理解頂ければと思います。その場合は最終追い切りと前走時の調整過程を加味した上で評価します。

1 日経賞追い切りレポート2023[3/25(土)]【全頭調教評価記載】
2 各追い切りピック4
3 調子指数
4 その他今週末行われる重賞レースの追い切りレポート
5 今週末行われるレースの追い切り党の軸馬

日経賞追い切りレポート2023[3/25(土)]【全頭調教評価記載】

アスクビクターモア

最終前:5ヶ月 A+ ◆中間自己ベストタイ(美南W5F) ◆中間自己ベスト(美南W5F)
最終:美南W 良単走強め A↑
最終追い切り前の内容から見ていきますと、ウッドチップコース主体で良く乗れていますし、さすがはGl馬とも言える良い内容も目立っています。休み明けとすれば十分と言える出来に仕上がりそうですし、同じ前哨戦でも、菊花賞の前哨戦だったセントライト記念よりは明らかに良い仕上がりで臨めると思っていますので、あともうひと追いで更に良くなってくるようなら楽しみです。その最終追い切りですが、先週までにしっかりとやれているにもかかわらず、レース当該週もかなり意欲的な攻め姿勢を見せてくれましたし、肝心の動きもこの馬なりに良かったのではないかとみています。目標はまだ先とはいえ、菊花賞の前哨戦だったセントライト記念時よりかはいくらか上の出来にありそうですし、天皇賞(春)のトライアルレースということを考えれば、この馬なりに良いデキにあると判断していますので、逆らいづらい人気馬ではあるのかなと思っています。

アリストテレス

最終前:2ヶ月 A
最終:栗坂良併せ遅れ馬也 A+↑
最終追い切り前の内容から見ていきますと、坂路主体で良く乗れていますし、こなしている登坂内容もここ数戦と比べると数段良いです。ただ、絶好時からは一枚落ちるイメージですし、あともう一段階上向いてくれば良いなと思っている現状ですので、最終追い切りで更に良化してくるようなら楽しみです。その最終追い切りですが、坂路でこの馬なりに良い動きを披露してくれましたし、ここ数戦の中だけで見れば上位の出来にあるとみています。実戦に行ってアテにならない部分はあるにしても、状態自体は良いと思っていますので、多少の変わり身は期待しても良いのではないでしょうか。

カントル

最終前:3ヶ月 A
最終:栗坂良併せ先着強め A→
最終追い切り前の内容から見ていきますと、併用で良く乗れていますし、こなしている追い切り内容も悪くはありません。ただ、まだ絶好時の出来には及んでいないというイメージですし、個人的にはもう一つ、二つ良くなってきても良い馬だと思っていますので、最終追い切りによる良化度合いには注目したいです。その最終追い切りですが、坂路で動くタイプらしく良い登坂内容で締め括ってきてくれたと思っていますし、前回と同じか、それ以上の気配は感じ取れています。ただ、攻め駆けするタイプという点は1つ頭に入れておきたいですし、まだ良くなってきそうな気もしていますので、現状でどれだけの走りが出来るのか注目です。

キングオブドラゴン

最終前:中5週 A+ ◆中間自己ベスト(栗坂)
最終:栗坂良単走馬也 A+↑
最終追い切り前の内容から見ていきますと、坂路主体で良く乗れていますし、こなしている登坂内容も良いものが並んでいるなという印象です。2走前の日経新春杯では◎追い切り党の軸馬に指名させていただき、前走の京都記念では買うのを見送りましたが、再度買い時が来たと思っていますので、最終追い切りの内容次第では楽しみな存在です。その最終追い切りですが、1週前追い切りでしっかりとやれていますので、レース当該週は終い重点の登坂内容にセーブされています。ただ、その中でも良い動きは披露してくれましたし、仕上がりは前回よりも上という可能性も含むのかなと判断していますので、展開次第では楽しみがあっても良い存在だと思っています。

コトブキテティス

最終前:中1週 F
最終:美坂良単走強め A→
最終追い切り前の内容から見ていきますと、中1週と間隔が詰まるため、この中間は軽めの調整程度です。したがって、最終追い切りに重点を置いて評価していきたいです。その最終追い切りですが、中1週と間隔は詰まるものの、坂路でハードに追い切れているという点には好感を持っています。ただ、絶好時の出来からは一枚落ちてしまうと思っていますし、個人的にはまだ良くなる余地を残している段階にあると判断していますので、現状でどれだけの走りが出来るのか注目です。

タイトルホルダー

最終前:3ヶ月 A
最終:美南W 良併せ先着強め A→ ◆自己ベスト
最終追い切り前の内容から見ていきますと、併用で良く乗れていますし、順調に立ち上げの方は進んできているのではないかとみています。ただ、春の大目標として、連覇がかかる天皇賞(春)と宝塚記念が挙げられるでしょうし、わざわざここで作り込んではこないでしょうから、あともうひと追いの内容次第で評価の上げ下げをしたいなと思っています。その最終追い切りですが、時計的には十分負荷を掛けられていると思いますし、このひと追いであらかた態勢は整ったとみています。絶好時の出来からは一枚落ちるイメージですが、前哨戦の仕上がりとすれば十分だと思いますし、昨年の日経賞と同じくらいのパフォーマンスは期待しても良さそうですから、始動戦でどれだけの走りを披露してくれるのか注目です。

ディアスティマ

最終前:3ヶ月 A
最終:栗坂良単走馬也 A↑
最終追い切り前の内容から見ていきますと、いつも通り坂路主体で良く乗れていますし、こなしている登坂内容も悪くはありません。ただ、そう大きな状態変化は感じ取れていませんし、個人的にはもう一段階良くなってきても良い馬だと思っていますので、最終追い切りによる上昇度合いには注目したいです。その最終追い切りですが、坂路でこの馬なりに動いてきましたし、前回よりも状態は良いと思っています。ただ、まだ長欠明け3戦目ですし、もう一つ良くなってきても良い馬なのかなと判断していますので、そう感じる中でどれだけの走りが出来るのか注目です。

ヒートオンビート

最終前:4ヶ月 A+
最終:栗CW 良単走馬也 A+↑
最終追い切り前の内容から見ていきますと、ウッドチップコース主体で良く乗れていますし、こなしている追い切り内容も質の高いものが並んでいるなという印象です。絶好時との状態比較ではどうかも、良い時に感じ取れる雰囲気はありますし、もうひと追いでピークにより近付く可能性も大いにあると思っていますので、最終追い切りによる良化度合いには注目したいです。その最終追い切りですが、最後まで抜かりなくという感じで調整され、レース当該週の動きも良かったと思っています。レースでのパフォーマンスが良い時に近い動きを披露してくれていますし、今回も持てる力は発揮出来る局面のあると判断していますので、昨年以上に走れても不思議はないのかなとみています。

ボッケリーニ

最終前:3ヶ月 B
最終:栗CW 良単走強め A↑
最終追い切り前の内容から見ていきますと、併用で本数は積めているものの、内容自体は特段目立ってきません。個人的にはこの馬のもっと良い時を知っているつもりですし、その点を考慮するとまだまだ物足りないのが現状ですので、あともうひと追いでどこまで良くなってくるのか注目したいです。その最終追い切りですが、1週前追い切りからの良化はしっかりと感じ取れましたし、前回以上の出来にはあるとみています。ただ、絶好時の出来からは一枚落ちるイメージですし、なんとか間に合った仕上げという認識ですので、そう感じる中でどれだけの走りが出来るのか。

マイネルファンロン

最終前:中5週 B
最終:美南W 良併せ同入馬也 A↑
最終追い切り前の内容から見ていきますと、併用で良く乗れていますし、こなしている追い切り内容も悪くはありません。ただ、良いとも言い切れないのが現状ですし、個人的にはこの馬のもっと良い時を知っているつもりですので、あともうひと追いでどこまで上向いてくるのか注目したいです。その最終追い切りですが、攻め動くタイプですので、驚きはありませんが、動き自体は良かったと思っています。ただ、絶好時の出来からは一枚落ちるイメージですし、年齢的なものもいくらか関係しているのかなと思っていますので、現状でどれだけの走りが出来るのか注目です。

マカオンドール

最終前:10ヶ月 A+ ◆中間自己ベスト(栗坂②)
最終:栗坂良併せ同入馬也 A+↑
最終追い切り前の内容から見ていきますと、坂路主体でかなり意欲的にやれていますし、週を追う毎に良化してきているなと感じます。ただ、まだ本当に調子が良いのかはジャッジが難しいと思っているので、最終追い切りの内容でしっかりジャッジしていきたいなと思っています。その最終追い切りですが、坂路で最後まで抜かりなくやれましたし、久々でも仕上がりは上々と言えるのではないでしょうか。良い時との状態比較でも遜色はありませんし、タフな馬場になればより良い1頭でしょうから、諸々条件が噛み合えばやれて良い存在だと思っています。

ライラック

最終前:4ヶ月 A+
最終:美南W 良併せ同入強め A+→
最終追い切り前の内容から見ていきますと、休み明けにはなるものの、ウッドチップコース主体で良く乗れていますし、順調に仕上がりの方は進んできているとみています。良い時との状態比較でも遜色はありませんし、それでいてまだあともうひと追い残されていますので、最終追い切りで更に良くなってくるようなら楽しみです。その最終追い切りですが、攻め動くタイプらしく良い動きを披露してくれましたし、最後まで抜かりなく攻めることが出来たという点には好感が持てます。良い時との状態比較でも遜色はありませんし、休み明けでも十分能力は出せる仕上がりだと思っていますので、現状でどれだけのパフォーマンスを披露してくれるのか注目です。