大阪杯追い切りレポート2024[3/31(日)]【全頭調教評価記載】

中央競馬(重賞)追い切りレポート2024

大阪杯追い切りレポート2024[3/31(日)]【全頭調教評価記載】になります。

最終追い切り後の出走予定馬全頭の追い切り考察文を調教評価とあわせてわかりやすく記載していますので、各自の予想にお役立ていただければ幸いでございます。

当記事の信頼性

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最後に、初めて訪れてくださっている方に対して記事の信頼性を保たせるために、この1本だけリンクを添付させていただきます。
《参考》追い切りを見続けていなかったおそらく獲れていなかった1本です↓
≫2022年4月2日(土)阪神10R 仲春特別 ◎追4,エーティーメジャー 1着 172.6倍(13番人気)

※F評価は間隔が詰まっていて時計を出せていない馬、調整が軽くて評価出来なかった馬に仮で付けている評価ですので、低い評価というわけではないということをご理解いただければと思います。その場合は最終追い切りと前走時の調整過程を加味した上で評価させていただきます。

1 大阪杯追い切りレポート2024[3/31(日)]【全頭調教評価記載】
2 各追い切りピック4
3 調子指数
4 その他今週末行われる重賞レースの追い切りレポート
- 4.1 ダービー卿チャレンジトロフィー追い切りレポート2024[3/30(土)]【全頭調教評価記載】
5 今週末行われるレースの◎追い切り党の軸馬

大阪杯追い切りレポート2024[3/31(日)]【全頭調教評価記載】

エピファニー

最終前:中5週 A
最終:栗W 不単走馬也 A↓
最終追い切り前の内容から見ていきますと、ウッドチップコース主体で良く乗れていますし、こなしてきている追い切り内容も悪くはありません。ただ、まだ良化の余地は残されている段階にあるとみていますし、個人的にはもう一つ良くなってきても良い馬だと思っていますので、最終追い切りによる良化度合いには注目したいです。その最終追い切りですが、前走時と同様、栗東トレセンに移動した後に行われています。移動後でも関係なく、ウッドチップコースで抜かりなく追い切ることが出来ましたし、時計面も水準以上ですので、今回も多少上がりが掛かるようなタフな形になれば一発があっても良いのではないでしょうか。ただ、引き続き追い切りからは折り合いを欠く可能性があるとみていますので、ペースはそれなりに流れて欲しい1頭なのかなと思っています。

カテドラル

最終前:中5週 A
最終:栗坂不単走馬也 A→
最終追い切り前の内容から見ていきますと、坂路主体で良く乗り込まれていますし、こなしてきている追い切り内容も悪くはありません。ただ、もう8歳ですし、更なる上積みを求めるのは酷なのかなという感じですので、あともうひと追いでどの程度上向いてくるのか注目したいです。その最終追い切りですが、坂路で動くタイプらしく好登坂での締め括りとなりまして、肝心の動きもこの馬なりに良かったのではないかとみています。ただ、年齢も年齢ですから、ガラリ一変という感じはありませんし、絶好時のデキからも一枚落ちてしまうイメージですので、現状でどれだけの走りが出来るのか注目です。

キラーアビリティ

最終前:中4週 F
最終:阪芝稍単走馬也 B↓
最終追い切り前の内容から見ていきますと、海外遠征帰り緒戦となる今回は、検疫の都合より、滞在していた競馬学校から阪神競馬場に直接入って調整が進められているようです。その過程だけを見れば先週のビクターザウィナーと似たような感じですが、攻めの濃度は圧倒的にビクターザウィナーが勝っている印象ですので、キラーアビリティに関しては最終追い切りに重きを置いて評価していきたいなと考えています。その最終追い切りですが、阪神競馬場の本馬場で行われまして、動き自体は悪くなかったかなとみています。ただ、追い切り内容自体は非常に軽いものでしたし、先週同じような状況だったビクターザウィナーよりやれていないというのはどうなのかなと思っていますので、今回でどれだけの走りが出来るのか注目です。

ジオグリフ

最終前:中4週 A
最終:栗W 不併せ同入馬也 A+↑
最終追い切り前の内容から見ていきますと、完全に栗東トレセンに滞在しての調整が進められていまして、ウッドチップコースと坂路併用で良く乗れていますし、こなしてきている追い切り内容も悪くはありません。ただ、まだ良化の余地は残されていそうですし、個人的にはこの馬のもっと良い時を知っているつもりですので、あともうひと追いでどこまで上向いてくるのか注目したいです。その最終追い切りですが、栗東のウッドチップコースで良い動きを披露してくれましたし、最後のひと追いで順調に仕上がったのではないかとみています。◎追い切り党の軸馬に推させていただいた皐月賞時との状態比較でも遜色はありませんし、あのイクイノックスを負かしているように当然Glでもやれるだけの馬ですので、ここ数戦で1番のデキなら楽しみがある1頭なのかなとみています。人気次第では◎追い切り党の軸馬も視野に。

スタニングローズ

最終前:10ヶ月 A
最終:栗坂不単走馬也 A+↑
最終追い切り前の内容から見ていきますと、いつも通り坂路主体で良く乗り込まれていますし、こなしてきている登坂内容も悪くはありません。ただ、まだ休み明け感はいくらか残っている印象ですし、個人的にはもう一つ良くなってきても良い馬だと思っていますので、最終追い切りでどこまで上向いてくるのか注目したいです。その最終追い切りですが、坂路で動くタイプらしく好登坂での締め括りとなりまして、肝心の動きも良かったのではないかとみています。休みが長い分どうかというところはあるものの、状態だけを見れば良い時と比べても遜色はありませんし、秋華賞と同条件でもありますので、競馬、立ち回りの巧さを活かしてどれだけやれるのか注目です。

ステラヴェローチェ

最終前:中3週 A
最終:栗坂不単走強め A↑
最終追い切り前の内容から見ていきますと、ウッドチップコースと坂路併用で良く乗り込まれていますし、こなしてきている追い切り内容もこの馬なりに良さげです。リステッド競走だったとはいえ、前走で見事復活を遂げましたし、そこから更に使われつつの上積みも見込めるでしょうから、あともうひと追いで更に上向いてくるようなら楽しみです。その最終追い切りですが、最後まで坂路で抜かりなく追い切られているという点には好感が持てますし、肝心の動きもこの馬なりに悪くはありません。ただ、絶好時との状態比較では一枚落ちてしまうイメージですし、いくら復活したとはいえ、前走で勝利したのはリステッド競走ですので、Glでも同じようなパフォーマンスが出来るのかは少々疑問です。

ソールオリエンス

最終前:中4週 A+
最終:美W 稍併せ同入馬也 A+↑
最終追い切り前の内容から見ていきますと、ウッドチップコースと坂路併用で良く乗り込まれていますし、こなしてきている追い切り内容もこの馬なりに良さげです。1週前追い切りではあのボンドガールとハイレベルな併せ馬を消化出来ましたし、このひと追いでもう一つ良くなってきそうですので、最終追い切りによる良化度合い次第では楽しみです。その最終追い切りですが、攻め動くタイプらしい追い切り内容での締め括りとなりまして、肝心の動きもこの馬なりに良かったのではないかとみています。馬が完成されているかどうかはさておき、前回以上の勝負気配は感じ取れていますし、良い時に近しい状態にはあるとみていますので、現状でどれだけの走りが出来るのか注目です。

タスティエーラ

最終前:3ヶ月 A ◆中間自己ベスト(美坂)
最終:美W 稍単走馬也 A↑
最終追い切り前の内容から見ていきますと、ウッドチップコースと坂路併用で良く乗り込まれていますし、こなしてきている追い切り内容も良さげです。休み明けにはなりますが、暮れの有馬記念時よりコンディションは良さそうですし、それでいてまだあともうひと追い残されていますので、最終追い切りで更に上向いてくるようなら楽しみです。その最終追い切りですが、先週までにしっかりと追い切られていますので、レース当該週は終い重点の追い切り内容にセーブされています。ただ、そんな中でも動き自体は悪くなかったですし、前回以上の勝負気配は感じ取れていますので、世代レベル云々言われている中でどれだけの走りが出来るのか注目です。

ハーパー

最終前:3ヶ月 A ◆中間自己ベスト(栗坂/栗W7F)
最終:栗W 不単走馬也 A↑
最終追い切り前の内容から見ていきますと、ウッドチップコースと坂路併用で良く乗り込まれていますし、こなしてきている追い切り内容もこの馬なりに良さげです。まだ奥はあるのかもわかりませんが、各週ハードに追い切られていますし、もう一つ良くなってきそうなイメージですので、最終追い切りによる良化度合いには注目したいです。その最終追い切りですが、攻め動くタイプらしい追い切り内容での締め括りとなりまして、肝心の動きもこの馬なりに良かったのではないかとみています。絶好時との状態比較ではまだどうかも、休み明けとすれば十分仕上がっている印象ですし、持てる力はあらかた出せる態勢にあると判断していますので、現状でどれだけの走りが出来るのか注目です。

ハヤヤッコ

最終前:中2週 F
最終:栗W 不単走強め C↓
最終追い切り前の内容から見ていきますと、完全に栗東トレセンに滞在しての調整が進められていまして、中2週とレース間隔は詰まるものの、ウッドチップコースで意欲的に時計を出せているという点には好感を持っています。個人的には前回からのデキをなんとか維持出来ているのではないかとみていますので、最終追い切りでもう一つ上向いてくるようなら楽しみです。その最終追い切りですが、栗東のウッドチップコースでハードに追い切られているという点には好感が持てるものの、肝心の動きはそこまで目立ってきません。中2週ですし、年齢も年齢ですので、そう大きな状態変化は感じ取れずですし、むしろデキ落ちという可能性も視野に入ってしまうと思っていますので、現状でどれだけの走りが出来るのか注目です。

プラダリア

最終前:中6週 A
最終:栗坂不単走馬也 A↑
最終追い切り前の内容から見ていきますと、ウッドチップコースと坂路併用で良く乗り込まれていますし、こなしてきている追い切り内容もこの馬なりに良さげです。ピーク時のデキにはまだ及んでいないとみていますが、それでも既に水準以上の状態にはある気がしていますので、最終追い切りでもう一つ良くなってくるようなら楽しみです。その最終追い切りですが、坂路で動くタイプらしく好登坂での締め括りとなりまして、肝心の動きもこの馬なりに良かったのではないかとみています。絶好時との状態比較ではまだどうかも、GⅡ3勝の実力馬ですし、Glでも見せ場は作れるレベルの馬ですので、人気薄であれば馬券には組み込んでおきたい1頭です。

ベラジオオペラ

最終前:中6週 A ◆中間自己ベスト(栗W7F)
最終:栗W 稍併せ先着馬也 A+→
最終追い切り前の内容から見ていきますと、ウッドチップコースと坂路併用で良く乗り込まれていますし、こなしてきている追い切り内容も悪くはありません。ただ、まだ良化の余地は残されている段階にあるとみていますし、個人的にはこの馬のもっと良い時を知っているつもりですので、あともうひと追いでその良い時にどれだけ接近してくるのか注目したいです。その最終追い切りですが、攻め動くタイプらしい追い切り内容での締め括りとなりまして、肝心の動きも良かったのではないかとみています。ガラリ一変はどうかも、状態は今回も高いレベルにあるとみていますし、持てる力は出せる態勢にあると判断していますので、Glでどれだけの走りが出来るのか注目です。

ミッキーゴージャス

最終前:2ヶ月半 A+
最終:栗W 不単走馬也 A+↑
最終追い切り前の内容から見ていきますと、ウッドチップコースと坂路併用で良く乗り込まれていますし、こなしてきている追い切り内容も良さげです。この馬は安田隆行厩舎からの転厩馬で、父親から息子への置き土産的な意味合いもある1頭だと思っていますから、最終追い切りの内容次第では強気になってみたい存在でもあります。その最終追い切りですが、攻め動くタイプらしい追い切り内容での締め括りとなりまして、肝心の動きも良かったのではないかとみています。先週の時点でほぼほぼ仕上がっていたとは思いますが、最後のひと追いで更に仕上がりは進む可能性もあるとみていますので、個人的には要注目したい局面です。人気次第では◎追い切り党の軸馬も視野に。

リカンカブール

最終前:2ヶ月半 A
最終:栗坂不併せ先着強め A+→ ◆自己ベスト
最終追い切り前の内容から見ていきますと、ウッドチップコースと坂路併用で良く乗り込まれていますし、こなしてきている追い切り内容も悪くはありません。ただ、まだ良化の余地は残されている段階にあるとみていますし、個人的にはもう一つ良くなってきても良い馬だと思っていますので、最終追い切りでどこまで上向いてくるのか注目したいです。その最終追い切りですが、坂路で動くタイプらしく好登坂での締め括りとなりまして、肝心の動きも良かったのではないかとみています。中山金杯時もかなり高く評価していましたが、その時と比べてもそう大きな差はないですし、良い状態でGⅠに初挑戦出来ると思っていますので、人気薄であれば馬券には組み込んでおきたい1頭です。

ルージュエヴァイユ

最終前:中6週 A ◆中間自己ベスト(美W6F)
最終:栗W 不併せ同入強め A→
最終追い切り前の内容から見ていきますと、ウッドチップコースと坂路併用で良く乗り込まれていますし、こなしてきている追い切り内容も悪くはありません。ただ、絶好時との状態比較では一枚落ちてしまうのが現状という感じですし、個人的にはこの馬のもっと良い時を知っているつもりですので、あともうひと追いでその良い時にどれだけ接近してくるのか注目したいです。その最終追い切りですが、栗東トレセンに移動した後に行われています。移動後でも関係なく、ウッドチップコースで抜かりなく追い切ることが出来ましたし、肝心の動きもこの馬なりに良かったので、最後のひと追いにより順調に仕上がったと見て良いのではないでしょうか。なんとか前回と同じくらいのデキにはありそうですし、あらかた力は出せる態勢にあるとみていますので、現状でどれだけの走りが出来るのか注目です。

ローシャムパーク

最終前:3ヶ月 A
最終:美W 稍併せ先着強め A→
最終追い切り前の内容から見ていきますと、ウッドチップコースと坂路併用で良く乗り込まれていますし、こなしてきている追い切り内容も悪くはありません。香港カップ以来、久々の実戦にはなるものの、追う毎に状態良化は進んできている印象ですし、まだあともうひと追い残されていますので、最終追い切りでもう一つ良くなってくるようなら楽しみです。その最終追い切りですが、攻め動くタイプらしい追い切り内容での締め括りとなりまして、肝心の動きもこの馬なりに良かったのではないかとみています。休み明けですが、順調に仕上がったとみていますし、前走時と同じくらいの強い勝負気配は感じ取れていますので、現状でどれだけの走りが出来るのか注目です。