ヴィクトリアマイル2021出走予定馬の全頭追い切り考察になります。
中間全体を過去と比較したりなんかして個人的に考察しています。
是非参考にしてみて下さい。
よろしくお願い致します。
※F評価は間隔が詰まっていて時計を出せていない馬、調整が軽くて評価出来ない馬に付けている評価ですので、決して低い評価というわけではないという事をご理解頂ければと思います。
最終追い切り後の追い切り考察
アフランシール
最終前:中2週 F
最終:美南W 良 単走 強め C→
最終追い切り前の内容からみていきますと、中2週のため軽めの調整が目立っています。最終追い切りに重点を置いて評価していきたいです。その最終追い切りですが、良い時と比較すると明らかに物足りなく感じますし、まだ良化途上感があります。道中抑えも効いていない様子でしたし、中2週で推したい点も見当たりませんので、現状でどれだけ走れるでしょうか。
イベリス
最終前:中4週 A
最終:栗坂 良 単走 馬也 A↑
最終追い切り前の内容からみていきますと、坂路中心で乗り込まれ、こなしている内容も悪くないです。まだ良くなる余地は残されてそうではありますが、中4週でこれだけ追えていれば十分ですし、近走の中では1番良い出来に仕上がりつつあると思っていますので、最終追い切りで更に上向いてくるようなら楽しみです。その最終追い切りですが、動きは良いものの、大幅に上向いてきた様子はありません。この馬自身もっと動けて良い気もしていますし、その中でどれだけ走れるでしょうか。
グランアレグリア
最終前:中5週 A+
最終:美南W 良 併せ先着 強め A+↑
最終追い切り前の内容からみていきますと、1週前追い切りの動きは凄く良く映りましたし、大阪杯を1度使った効果もあると思います。強い内容は1本しかないですが、この厩舎にしては攻めている印象ですし、良い時と比較しても遜色ない出来にあるとみていますので、あともうひと追いによる良化度合いにも注目したいです。その最終追い切りですが、最後も6F追いを取り入れてきたように、かなり意欲的な攻め過程が目立っていると思います。ただ熱心に追っているというわけでもなく、動きや質なんかも前走以上との見立てですので、前走以上のパフォーマンスを見せれる状態にあるとみています。昨年は安田記念でレベルの高いパフォーマンスを披露しているわけですし、牝馬同士なら恥ずかしいレースにはならないと思っています。
クリスティ
最終前:中6週 A
最終:栗坂 良 単走 強め B→
最終追い切り前の内容からみていきますと、攻め動くタイプらしく良い動きが出来ていますし、併用で乗り込まれ、負荷という面でも十分だと思っています。動きにはまだ良くなる余地が残されている印象ですが、1週前追い切りでビッシリ追われましたので、このひと追いで更に上向いてくるようなら楽しみです。その最終追い切りですが、坂路ではかなり動けるタイプという認識ですので、過剰に評価はしません。状態は良いと思いますが、絶好時との比較ではまだ良くなってきて良い出来だと思っていますので、その点がレースにどう影響するでしょうか。
サウンドキアラ
最終前:中6週 B
最終:栗坂 良 単走 馬也 B→
最終追い切り前の内容からみていきますと、昨年の2着馬ですが、今回の攻め過程には不安があります。坂路では動ける馬ですので、終いがこれだけモタつくのは珍しいですし、重賞4連続連対していた頃よりは1段階落ちる状態にあるとみていますので、あともうひと追いでどれだけ上向いてくるのかが鍵になりそうです。その最終追い切りですが、1週前追い切りのひと追いによって明らかに上向いてきたとは思います。ただ、絶好時との比較ではやはり一枚落ちという印象もありますので、大幅な変わり身はどうでしょうか。
シゲルピンクダイヤ
最終前:中2週 F
最終:栗坂 良 単走 強め A+↑
最終追い切り前の内容からみていきますと、中2週のため軽めの調整が目立っています。最終追い切りに重点を置いて評価していきたいです。その最終追い切りですが、中2週でも意欲的に坂路で乗り込まれていますし、2週続けて好内容を消化出来ていると思います。坂路では元々動けるタイプですが、短い間でも先週からの良化を感じ取れましたし、スピードに乗ってからの走りは素晴らしく映りました。個人的に出来は前走以上とみていますので、終いが生きるような形になれば昨年くらい走れて全く不思議はない馬だと思います。
スマイルカナ
最終前:中5週 B
最終:美坂 良 単走 馬也 A+→
最終追い切り前の内容からみていきますと、字面的には良い時計が並んでいますし、状態は良さそうに感じるのですが、1週前追い切りの動きはもっさり映りました。時計的には合格点を出せるのですが、肝心の動きが案外に映ったので、個人的には抑えめの評価としました。このひと追いで変わってきて欲しいところです。その最終追い切りですが、坂路で最終追い切りを消化するのは初めてなので過去との比較では何とも言えませんが、時計は地味も動き自体は素晴らしく映りました。先週しっかり追った効果もありそうですし、引き続き良い状態にあるという印象ですので、現状でどういった競馬が出来るのか注目です。
ダノンファンタジー
最終前:中6週 A
最終:栗CW 良 単走 強め A→
最終追い切り前の内容からみていきますと、芝コースと坂路を併用しての調整が進められています。動きは良いのですが、元々攻め駆けしますし、芝コースなら動けて当然の馬ですので、過剰に評価はしません。関東圏でのレースという事で、いくらかセーブしている気もしますし、最終追い切りの内容には注目したいです。その最終追い切りですが、関東圏へのレースですし、1週前追い切りまでが攻め切れていない様子だったので、最終追い切りはどうかなとは思っていたのですが、割と最後まで攻めれた印象を持っています。変に気負うこともなく道中はしっかり我慢も効いていましたし、それでいてスピード乗りは上々という感じに映ったので、力は出せる状態に持っていけるのではないでしょうか。
ディアンドル
最終前:中2週 F
最終:栗坂 良 併せ先着 馬也 A→
最終追い切り前の内容からみていきますと、中2週のため軽めの調整が目立っています。最終追い切りに重点を置いて評価していきたいです。その最終追い切りですが、前走から間隔は詰まっていますし、大きく変わってきた様子はありませんが、2週続けて併せ馬が出来ているという点は強調しておきたいです。前走も渋とく脚を使いましたし、速い馬場に対応可能な走力は兼ね備えていると思いますので、ここも前目で運んでどれだけやれるかに注目したいです。逃げたら怖い存在になっても良いと思っています。
デゼル
最終前:中4週 A+
最終:栗坂 良 単走 馬也 A→
最終追い切り前の内容からみていきますと、中4週も意欲的に追われ、非常に質の高い内容が目立ちます。前走から大幅な上昇は見込めないとは思いますが、状態は高いレベルで安定していると思いますし、1週前追い切りも余力残しで良い動きでした。日曜日にもCWで長めを追われていますので、このひと追いで更なる良化を感じられれば。その最終追い切りですが、先週までしっかりやっているので、この厩舎の馬達はこんなもんで十分です。ただ、軽い内容の中でも前へ前への推進力と言いますか、時計以上に良く見せてきたのは前走時の最終追い切りの方ですから、この微妙な変化がレースにどう影響するでしょうか。出来はしっかり維持出来ていると思っていますが。
テルツェット
最終前:中5週 A
最終:美南W 良 併せ同入 馬也 A+↑
最終追い切り前の内容からみていきますと、この馬としてはしっかり攻めていると思いますし、G1仕様という感じで、1週前追い切りの動きも悪くなかったです。キャリア6戦5勝ですし、まだまだ底知れない魅力がある馬だと思っていますので、あともうひと追いによる良化度合い、どれだけ変わってくるのかにも注目したい1頭です。その最終追い切りですが、最後までウッドで攻め切れましたし、動きも上々です。前走で重賞を勝利して自信をつけたのか、動きも追うごとにグングンと良くなっていますし、上昇度合いはメンバーの中でも上位ではないでしょうか。前走は斤量面の恩恵や展開が向いたとはいえ豪快な差し切りでしたし、まだ底知れないディープインパクト産駒ですから、上昇中の今回は買える1頭に感じます。
プールヴィル
最終前:中4週 A
最終:栗坂 良 単走 馬也 A+↑
最終追い切り前の内容からみていきますと、坂路では動けるタイプとはいえ、中4週も熱心に坂路で乗り込まれているという点に好感を持っていますし、1週前追い切りで計測した時計も優秀です。ただ、肝心の動きはまだ良化の余地を感じましたので、このビッシリ追われたひと追いで更に上向いてくれば良いと思います。その最終追い切りですが、坂路で動くタイプらしく良い動きだったと思いますし、先週よりも素軽さが増してきました。前肢が高くまで上がり、力強い踏み込みも目を惹きますし、それでいてスピードの乗りも上々です。先週しっかり追った効果が出ていると思いますし、出来ももう1段階上に持っていけたと思っていますので、人気薄としては面白い存在になり得る1頭だと思います。
マジックキャッスル
最終前:中4週 A
最終:美南W 良 併せ同入 馬也 A↑
最終追い切り前の内容からみていきますと、攻め動くタイプらしく良い内容でしたし、動きも悪くなかったです。欲を言えば、反応面、キレなんかはもう少しピリッとしてきて欲しいところではありますが、このひと追いで変わってくると思いますし、あともうひと追いによる良化度合いにも注目したいです。その最終追い切りですが、先週からの良化を感じ取れる良い動きでしたし、ここに向けてしっかり仕上がったように感じます。明け4歳になってからの成長には目を見張るものがありますし、堅実に終いは良い伸びを見せてくれますから、ここでも自分の形がハマれば面白いと思います。
マルターズディオサ
最終前:中6週 A+ ◆中間自己ベスト(美南W5F)
最終:美南W 良 単走 馬也 A+↑
最終追い切り前の内容からみていきますと、追う毎に上向いてきているという印象で、動きからは前走をひと叩きした効果も感じられます。個人的に1つ気になるのは、デビュー以来初めて1週前追い切りで併せ馬が出来なかったという点。これを踏まえて最終追い切りではどういったメニューを消化してくるのか注目したいです。その最終追い切りですが、最後までウッドで追えたという点は良いと思いますし、肝心の動きも上々です。2週続けて単走追いというのは引っかかるものの、動きは良い時と比較して遜色ありませんし、春1番の目標はここだと阪神カップの前から宣言をしていましたので、思惑通り良い仕上がりで出走出来るのではないでしょうか。
ランブリングアレー
最終前:2ヶ月 A
最終:栗CW 良 単走 馬也 B→
最終追い切り前の内容からみていきますと、併用で乗り込まれ、攻め動くタイプらしく良いメニューを消化出来ていると思います。ただ、1週前追い切りの動きからはまだ良くなってきそうな雰囲気を感じましたし、まだ奥はあると思いますので、あともうひと追いによる良化度合いには注目したいです。その最終追い切りですが、動きは悪くありませんが、まだ奥がありそうな気はしています。個人的には前走の出来を何とか保っている感じに映っているので、ここは抑えめの評価としました。
リアアメリア
最終前:中4週 A+ ◆中間自己ベスト(栗CW5F)
最終:栗坂 良 単走 一杯 A↑ ◆自己ベスト
最終追い切り前の内容からみていきますと、1週前追い切りの動きは良くもなく不可でもないという感じでしたが、日曜日に追われた1本が好内容です。前走からの上積みもいくらか見込めそうですし、その前走は力を出せていませんから、得意の左回りで改めてというところでしょうか。あともうひと追いにも注目したい1頭です。その最終追い切りですが、坂路で自己ベストを塗り替えてきましたが、そもそも坂路で強めの内容をやることが少ない馬ですし、肝心の動きは案外でしたので、評価は抑えめです。ただ、2週続けての自己ベストと強調材料はありますし、具合は良さそうですので、人気薄なら絡めても良い1頭に感じます。
レシステンシア
最終前:中6週 A
最終:栗坂 良 単走 馬也 A→
最終追い切り前の内容からみていきますと、坂路で動くタイプらしく動きは流石という印象です。ただ、中6週とそこそこ間隔は空いているにもかかわらず、終い2F24秒台が1本もないという点には違和感を覚えます。阪急杯の仕上げが100点ならば、宮記念が95点、今回は何点くらいになるのか、最後のひと追いまで注目の1頭です。その最終追い切りですが、先週までが軽かったので、当週も軽ければ抑えめの評価にする予定だったのですが、その最終追い切りはこの馬なりに良い内容を消化してきました。馬也でこれだけ動けていれば合格点を出せますし、前走時の出来も保てていると思いますので、ここも楽しみを持って挑める1頭だと思います。ただ、本当に良かったのは阪急杯だったかなという気はしていますので、その点がどうでしょうか。
レッドベルディエス
最終前:3ヶ月 A
最終:美南W 良 併せ先着 馬也 A↑
最終追い切り前の内容からみていきますと、攻めは元々動けるタイプですが、今回も併用で良く乗れていますし、レベルの高い併せ馬も消化済みです。出来は休み明けの前走を使って更に上向きという認識ですし、近走の中では1番良い調整過程だと思っていますので、あともうひと追いで更に上向いてくるようなら楽しみです。その最終追い切りですが、攻め動くタイプらしく良い内容を消化してきたと思います。個人的には前走以上の出来だと思っていますし、好調時と比較しても遜色ありませんので、この馬の力は出し切ってくれるとみています。
各追い切りピック4
【最終追い切り前】※五十音順
☑︎グランアレグリア
☑︎デゼル
☑︎マルターズディオサ
☑︎リアアメリア
【最終追い切り】※五十音順
☑︎グランアレグリア
☑︎テルツェット
☑︎プールヴィル
☑︎マルターズディオサ
【最終追い切り後】※五十音順
☑︎グランアレグリア
☑︎テルツェット
☑︎プールヴィル
☑︎マルターズディオサ
調子指数
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