天皇賞(春)追い切りレポート2023[4/30(日)]【全頭調教評価記載】になります。
最終追い切り後の出走予定馬全頭の追い切り考察文を調教評価とあわせてわかりやすく記載していますので、各自の予想にお役立ていただければ幸いでございます。
当記事の信頼性
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最後に、初めて訪れてくださっている方に対して記事の信頼性を保たせるために、この1本だけリンクを添付させていただきます。
《参考》追い切りを見続けていなかったおそらく獲れていなかった1本です
≫2022年4月2日(土)阪神10R 仲春特別 ◎4.エーティーメジャー 1着 172.6倍(13番人気)
天皇賞(春)追い切りレポート2023[4/30(日)]【全頭調教評価記載】
アイアンバローズ
最終前:中5週 A
最終:栗CW 重 単走 馬也 A→
最終追い切り前の内容から見ていきますと、いつも通り併用で良く乗れていますし、こなしている追い切り内容も悪くはありません。ただ、まだ良化の余地は残されている段階にあるとみていますし、もう一つ良くなってきても良い馬だと思っていますので、最終追い切りによる上昇度合いには注目したいです。その最終追い切りですが、最後までウッドチップコースの長めを意欲的に追えましたし、動きも悪くないので、能力は出せる状態に仕上がったとみています。ただ、絶好時との状態比較では一枚落ちるイメージですし、一変とまではいかないのかなと思っていますので、現状でどれだけの走りが出来るのか注目です。
アスクビクターモア
最終前:中4週 A ◆中間自己ベスト(美南W5F)
最終:美南W 重 単走 強め A→
最終追い切り前の内容から見ていきますと、いつも通りウッドチップコース主体で良く乗れていますし、こなしている追い切り内容も悪くはありません。ただ、まだ本調子にはないとみていますし、もう一つ良くなってきても良い馬だと思っていますので、最終追い切りによる良化度合いには注目したいです。その最終追い切りですが、最後までウッドチップコースの長めを意欲的に追えましたし、動きも良さげなので、力は出せる状態に仕上がったとみています。前回も仕上がりは良かったと思っていますが、そもそも競馬になっていませんでしたから、度外視しても良いと個人的には思っていますし、今回は仕切り直しの1戦になるのではないでしょうか。ただ、絶好時との状態比較では一枚落ちるイメージですし、まだこれから更に良くなってきても良い馬なのかなとみていますので、現状でどれだけの走りが出来るのか注目です。
アフリカンゴールド
最終前:中5週 A
最終:栗CW 重 単走 強め A↑
最終追い切り前の内容から見ていきますと、いつも通りウッドチップコース主体で良く乗れていますし、この馬なりに動けているのかなとは思っています。ただ、まだ良化の余地は残されている段階にあるとみていますし、年齢的にもそう大きな状態変化は見込めないのかなと思っていますので、あともうひと追いでどこまで上向いてくるのか注目したいです。その最終追い切りですが、最後までかなりハードに攻め込まれていますし、動きの方もこの馬なりに良かったのかなと思っています。絶好時との状態比較では見劣りするものの、前回より気配は良さそうですし、楽に自分の形へと持ち込めるようなら不気味ですので、馬券の相手に含ませるのはアリなのかなと思っています。
エンドロール
最終前:中3週 A
最終:美南W 重 単走 強め A↑
最終追い切り前の内容から見ていきますと、中3週と間隔は詰まるものの、1週前追い切りはこの馬なりに動けていたと思いますし、引き続き一連の出来は保てているとみています。ただ、まだ良くなる余地は残されている段階にあるとみていますし、若干の物足りなさも残っていますので、あともうひと追いでどこまで上向いてくるのか注目したいです。その最終追い切りですが、ウッドチップコースの長めを意欲的に追われまして、動きの方も悪くはなかったかなとみています。ただ、絶好時の出来からは一枚落ちるイメージですし、個人的にはGlレベルならもう一つ、二つ上向いてこないとなと思っていますので、現状でどれだけの走りが出来るのか注目です。
サンレイポケット
最終前:中5週 A
最終:栗坂 重 併せ同入 馬也 A→
最終追い切り前の内容から見ていきますと、いつも通り併用で良く乗れていますし、こなしている追い切り内容も悪くはありません。ただ、絶好時の出来からは一枚落ちるイメージですし、個人的にはこの馬のもっと良い時を知っているつもりですので、あともうひと追いでその良い時にどこまで近付いてくるのか注目したいです。その最終追い切りですが、1週前追い切りでハードに追われていますので、レース当該週は軽めの登坂内容にセーブされています。ただ、この馬とすればかなり攻め控えられたなとは思いますし、Glということもあるので、最後も出来ればもう少ししっかりと追ってきて欲しかったなと思うのが本音です。完調にも及んでいないと判断していますので、そう感じる中でどれだけのパフォーマンスを披露してくれるのか注目です。
ジャスティンパレス
最終前:中5週 A
最終:栗CW 重 併せ先着 強め A→
最終追い切り前の内容から見ていきますと、いつも通り併用で良く乗れていますし、こなしている追い切り内容も悪くはありません。ただ、1週前追い切りの動きからはまだ良くなりそうな雰囲気を感じましたし、絶好時の出来からは一枚落ちるのが現状かなと判断していますので、最終追い切りでどれだけ上向いてくるのか注目したいです。その最終追い切りですが、ルメール騎手を乗せて、最後もウッドチップコースの長めを意欲的に追えたという点には好感が持てるものの、まだ良化の余地は残されているように映りましたし、完調にはやや届かずという印象を持っています。ツイートもしたように、個人的には前回以上の仕上がりを求めるのは少し酷なのかなと思ってしまっていますし、阪神大賞典の方に仕上げの熱量が分散してしまったような気もしていますので、現状でどれだけのパフォーマンスを披露してくれるのか注目です。
シルヴァーソニック
最終前:2ヶ月 A+
最終:栗坂 重 単走 馬也 A→
最終追い切り前の内容から見ていきますと、いつも通り併用で良く乗れていますし、こなしている追い切り内容も質の高いものが並んでいるなという印象です。元々攻め動くタイプとはいえ、1週前追い切りの動きも良かったと思っていますし、このひと追いで更に上向いてくる可能性もあるとみていますので、最終追い切りによる上昇度合いには注目したいです。その最終追い切りですが、先週までにしっかりとやれていますので、レース当該週は軽めの登坂内容にセーブされてはいるものの、レーン騎手を背に最終調整が行われたという点は良いなと思っています。ただ、登坂内容自体は凄く軽いものなので、この点に関しては若干の違和感を感じますし、これだけ軽めにセーブされたのはデビューして以来、初めての事象ですので、個人的には気にしておくべき点かなとは思っています。
タイトルホルダー
最終前:中4週 A+ ◆中間自己ベスト(美南W6F)
最終:美南W 重 併せ同入 馬也 A+→
最終追い切り前の内容から見ていきますと、いつも通り併用で良く乗れていますし、こなしている追い切り内容の質も高いものが並んでいるなという印象です。1週前追い切りの動きも良く見せてくれましたし、このひと追いで更に仕上がりの方は進んでくるとみていますので、最終追い切りの内容にも注目したいです。その最終追い切りですが、1週前追い切りでしっかりとやっている分、レース当該週は軽めの内容にセーブされています。ただ、その中でも動きの良さは感じ取れましたし、状態は引き続き高いレベルにあると判断していますので、大一番でも持てる力は発揮出来るとみています。おそらくは1番人気でしょうけど、馬券から外せるデキではないような気がしています。
ディアスティマ
最終前:中4週 B
最終:栗坂 重 単走 馬也 B↓
最終追い切り前の内容から見ていきますと、坂路主体で本数こそ積めているものの、登坂内容自体はそこまで目立ってきません。一連の出来は保てているのかもしれませんが、個人的にはもう一つ良くなってきても良い馬だと思っていますし、前回が買い時だったような気もしていますので、あともうひと追いでどこまで良くなってくるのか注目したいです。その最終追い切りですが、北村友一騎手を背に最終調整が行われたという点は良いなと思うものの、この中間は全体的に手控えているなという印象が強いです。本数は積めているものの、質はそこまで高くないという感じですし、攻めの濃度も薄いというイメージですので、このように感じる中で今回どれだけのパフォーマンスを披露してくれるのか注目です。
ディープボンド
最終前:中5週 A+ ◆中間自己ベスト(栗CW7F)
最終:栗CW 重 単走 馬也 A+↑
最終追い切り前の内容から見ていきますと、いつも通り併用で良く乗れていますし、こなしている追い切り内容の質も高いものが並んでいるなという印象です。1週前追い切りの動きも良かったですし、このひと追いで更に仕上がりの方は進んでくるとみていますので、最終追い切りの内容にも注目したいです。その最終追い切りですが、2週続けて和田竜二騎手を背に追い切りが行われまして、このひと追いであらかた態勢の方は整ったのではないかとみています。雨の影響でウッドチップコースも少し重たかったようですが、物ともせず動けていましたし、力強く、迫力ある走りが目に付きました。走法も跳びが大きく、凄く綺麗な走りをするという点から、京都外回りコースで天皇賞(春)を戦えるというのはこの馬にとってプラスでしかないと思っていますので、3度目の正直はあって良い存在なのではないでしょうか。天皇賞(春)では2年連続1番人気に支持されてきましたが、今年はここ2年よりもはるかに人気を落としてきそうですので、馬券妙味もあるのかなと思っています。
ディープモンスター
最終前:中6週 A
最終:栗坂 重 単走 馬也 A↑
最終追い切り前の内容から見ていきますと、いつも通り併用で良く乗れていますし、こなしている追い切り内容も悪くはありません。ただ、絶好時の出来からは一、二枚落ちるイメージですし、個人的にはまだまだ良化の余地を残していると思っていますので、あともうひと追いによる良化度合いには注目したいです。その最終追い切りですが、この馬なりに坂路で動けていたと思いますし、このひと追いであらかた態勢の方は整ったとみています。ただ、まだ完調には及んでいないとみていますし、個人的にはこの馬のもっと良い時を知っているつもりですので、現状でどれだけの走りが出来るのか注目です。
トーセンカンビーナ
最終前:2ヶ月半 B
最終:美坂 重 併せ先着 強め B↓
最終追い切り前の内容から見ていきますと、坂路主体で良く乗れていますし、こなしている登坂内容も悪くはありません。ただ、まだ良化途上の段階にあるとみていますし、個人的にはこの馬のもっと良い時を知っているつもりですので、あともうひと追いでその良い時にどこまで近付いてくるのか注目したいです。その最終追い切りですが、1週前追い切りでハードに追われていますので、レース当該週は軽めの登坂内容にセーブされています。動きは悪くなかったですし、仕上がりもまずまずかなとは思いつつも、まだ良化の余地は残されている段階にあるというイメージですので、そう感じる中で今回どれだけの走りが出来るのか注目です。
ヒュミドール
最終前:2ヶ月半 A+ ◆中間自己ベストタイ(美南W5F)
最終:美坂 重 単走 強め A+→
最終追い切り前の内容から見ていきますと、いつも通り併用で良く乗れていますし、こなしている追い切り内容も良さげです。良い時との状態比較でもそう大きな差はなさそうですし、それでいてまだあともうひと追い残されていますので、最終追い切りで更なる良化を遂げてくるようなら楽しみです。その最終追い切りですが、好登坂での締め括りとなりまして、最後も良い動きを披露してくれたなと思っています。前回で長距離適性も示しましたし、引き続き出来も高いレベルにありそうなので、長丁場ならGlでも見せ場があって良いのではないでしょうか。
ブレークアップ
最終前:中5週 B
最終:栗坂 重 併せ先着 馬也 A→
最終追い切り前の内容から見ていきますと、いつも通り併用で良く乗れていますし、こなしている追い切り内容も悪くはありません。ただ、◎追い切り党の軸馬に推させていただいた阪神大賞典時が個人的には掬い時だったとみていますし、そこからの状態変化は今のところ感じ取れていませんので、あともうひと追いでどこまで良くなってくるのか注目したいです。その最終追い切りですが、先週までにしっかりとやっている分、レース当該週は軽めの登坂内容にセーブされています。動き自体は悪くなかったものの、◎追い切り党の軸馬に推させていただいた前回との状態比較だと少々見劣りするイメージですし、掬い時はボルドグフーシュなどが手緩い仕上げだった前走時だったのかなと判断していますので、ここで更なる上積みを求めるのは少し酷なのかなと思っています。
ボルドグフーシュ
最終前:中5週 B
最終:栗坂 重 単走 強め A+↑
最終追い切り前の内容から見ていきますと、いつも通り併用で本数は積めているものの、追い切り内容自体は目立ってきませんし、まだ仕上がり途上の段階にあると判断しています。個人的には神戸新聞杯、菊花賞、有馬記念と3連続◎追い切り党の軸馬に推させていただきましたので、他の方よりはこの馬の好状態時を理解しているつもりですし、その絶好時との状態比較だと少し見劣りするのが現状なのかなとみていますので、あともうひと追いでどこまで良くなってくるのか注目したいです。その最終追い切りですが、このひと追いで上昇してきたと言いますか、先週からの良化を感じ取れました。良い時との状態比較でも大差はないと思っていますし、最後のひと追いで買えるだけのデキに仕上がったとみていますので、人気落ちのタイミングで狙うのはアリなのかなと思っています。巷では川田騎手の春天相性良くない説が出ているようですが、そもそも過去に勝ち負け出来るような人気馬には跨れていませんし、今年がようやく勝ち負けを意識出来るくらいなのかなと思っていますので、データクラッシュして良い局面なのかなとみています。ボルドグフーシュ自身、少し加速に時間を要す分、長く良い脚を伸ばせますので、京都外回りコースも歓迎材料だと判断しています。
マテンロウレオ
最終前:中3週 A
最終:栗CW 重 単走 強め A→
最終追い切り前の内容から見ていきますと、中3週と間隔は詰まるものの、ウッドチップコースでハードに追えているという点は良いなと思いますし、肝心の動きもそこまで悪いものではありませんでした。ただ、まだ良化の余地は残されている段階にあるとみていますし、個人的にはこの馬のもっと良い時を知っているつもりですので、あともうひと追いでどこまで上向いてくるのか注目したいです。その最終追い切りですが、中3週と間隔は詰まるものの、最後までハードに追い切ることが出来ていますし、引き続き一連の状態は保てているとみています。ただ、ガラリ一変とまではいかないのかなと思っていますし、まだ完調手前の段階にあるというイメージですので、現状でどれだけの走りが出来るのか注目です。
メロディーレーン
最終前:中5週 B
最終:栗坂 重 併せ遅れ 強め A↑
最終追い切り前の内容から見ていきますと、坂路主体で良く乗れていますし、こなしている登坂内容もこの馬なりに悪くはありません。ただ、まだ完調には及んでいないとみていますし、もう一つ良くなってこないとGlでは厳しいのかなと思っていますので、あともうひと追いによる良化度合いには注目したいです。その最終追い切りですが、元々坂路では地味なタイプですので、この程度の登坂内容でも問題はないのかなとみています。ただ、絶好時との状態比較では一枚落ちるイメージですし、実戦向きとはいえ、まだ良くなってきても良い馬だと思っていますので、現状でどれだけの走りが出来るのか注目です。
各追い切りピック4
⑴最終追い切り前ピック4(※五十音順)
☑︎︎︎シルヴァーソニック
☑︎タイトルホルダー
☑︎ディープボンド
☑︎ヒュミドール
⑵最終追い切りピック4(※五十音順)
☑︎︎︎タイトルホルダー
☑︎ディープボンド
☑︎ヒュミドール
☑︎ボルドグフーシュ
⑶最終追い切り後ピック4(※五十音順)
☑︎︎︎タイトルホルダー
☑︎ディープボンド
☑︎ヒュミドール
☑︎ボルドグフーシュ
調子指数
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