フェブラリーステークス追い切りレポート2023[2/19(日)]【全頭調教評価記載】

フェブラリーステークス追い切りレポート2023[2/19()]【全頭調教評価記載】になります。

最終追い切り後の出走予定馬全頭の追い切り考察文調教評価とあわせてわかりやすく記載していますので、各自の予想にお役立ていただければ幸いでございます。

 

当記事の信頼性

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最後に、初めて訪れてくださっている方に対して記事の信頼性を保たせるために、この1本だけリンクを添付させていただきます。
《参考》追い切りを見続けていなかったおそらく獲れていなかった1本です
2022年4月2日(土)阪神10R 仲春特別 ◎4.エーティーメジャー 1着 172.6倍(13番人気)
※F評価は間隔が詰まっていて時計を出せていない馬調整が軽くて評価出来なかった馬仮で付けている評価ですので、低い評価というわけではないということをご理解頂ければと思います。その場合は最終追い切りと前走時の調整過程を加味した上で評価します。




目次

フェブラリーステークス追い切りレポート2023[2/19()]【全頭調教評価記載】

アドマイヤルプス

最終前:中2週 F
最終:美南W 良 併せ遅れ 強め A
最終追い切り前の内容から見ていきますと、中2週と間隔は詰まるものの、坂路で意欲的に時計を出せているという点は良いなと思っています。個人的には現状でも前回と同じくらいの気配を感じていますので、最終追い切りで更に上向いてくるようなら楽しみです。その最終追い切りですが、ブリンカー着用で、この馬なりに良い動きは披露してくれたと思っています。ただ、前回を叩いてデキ上昇という感じではありませんし、もう一つ上向いてきても良い馬なのかなと個人的には思っていますので、そう感じる中でどれだけの走りが出来るのか注目です。

オーヴェルニュ

最終前:中3週 A
最終:栗CW 重 単走 強め A
最終追い切り前の内容から見ていきますと、福永騎手を背に行われた1週前追い切りの動きは悪くなかったですし、一連の出来は保てているのではないかとみています。ただ、ガラリと変わってきた様子はないですし、まだ上を望んでも良い状態にあるとみていますので、最終追い切りによる上げ幅には注目したいです。その最終追い切りですが、この馬なりに良く動けていたと思っていますし、前回以上の気配は感じ取れています。絶好時との状態比較ではどうかも、近走の中では上位の出来にあると思っていますし、復調気配も漂っていますので、現状でどれだけの走りが出来るのか注目です。

ケイアイターコイズ

最終前:中1週 F
最終:栗坂 不良 単走 馬也 A
最終追い切り前の内容から見ていきますと、中1週と間隔が詰まるため、この中間は軽めの調整程度です。したがって、最終追い切りに重点を置いて評価していきたいです。その最終追い切りですが、昨秋からコンスタントに使われてきていますし、ここ数戦の中に調子のピークは存在していたと思っていますので、今回に向けて更なる上昇とまではいかないのかなというイメージです。ここ一連の状態を保つことに比重を置いている印象ですし、個人的にはなんとか状態維持しているように映っていますので、そう感じる中でどれだけの走りを披露してくれるのか注目です。

ケンシンコウ

最終前:中1週 F
最終:美坂 良 単走 馬也 B
最終追い切り前の内容から見ていきますと、中2週と間隔が詰まるため、この中間は軽めの調整程度です。したがって、最終追い切りに重点を置いて評価していきたいです。その最終追い切りですが、坂路でこの馬なりに動けてはいるものの、そう大きな状態変化は感じ取れずという印象です。個人的にはマーチステークス2022で◎追い切り党の軸馬に指名したことがあるので、この馬のもっと良い時を知っているつもりですし、まだまだ良くなる余地を残している段階にあると思っていますので、現状でどれだけの走りを披露してくれるのか注目です。

シャールズスパイト

最終前:3ヶ月 F
最終:東京ダ 重 単走 ゲート也 A+
最終追い切り前の内容から見ていきますと、昨年末からアメリカ南部のフロリダで調整されていたようで、乗り込み量はここに向けて十分過ぎるくらいだと思っています。日本への長距離輸送も見越して、米ペイスンパークトレーニングセンターで、昨年末からほぼ各週意欲的な時計を掲示していますから、来日前にあらかた走れる態勢は整っていたと思っていますし、日本へ到着してからは本当に微調整程度の調整だけで十分な状態だったのかなとジャッジしています。フロリダからシカゴへの陸送、シカゴから日本への空輸ということで、約60時間の長距離輸送を経て、2/9(木)に無事に東京競馬場内の国際厩舎に到着したようです。到着後も食欲は落ちていないようですし、2/13(月)にはゲート試験も無事受かり、軽い運動も開始出来ているようですので、ここまではすこぶる順調にこれていると言っても良いのではないでしょうか。ただ、陣営サイドは東京競馬場のダートを思ったよりも深いと感じているようで、そこへの慣れ、対応は1つ鍵になってくると思っていますので、最終追い切りのフットワークなんかには要注目したいです。その最終追い切りですが、東京競馬場のダートコースで最終調整が行われまして、ほんの微調整程度とはいえ、内容としては良かったのではないかと判断しています。異国の地へアウェイ戦を走りにやってきているわけですから、コンディション面だったり、馬場やコース条件など、乗り越えなければならない様々な障壁があるのは確かですが、この条件下でも走れる態勢は整っていると思っていますし、今年の手薄なメンバー構成なら善戦してくることも視野には入れておきたいなと思っています。

ジャスパープリンス

最終前:中2週 F
最終:栗坂 不良 単走 強め B
最終追い切り前の内容から見ていきますと、中2週と間隔は詰まるものの、坂路で意欲的に時計を出せているという点は良いなと思っています。個人的には現状でも前回と同じくらいの気配を感じていますので、最終追い切りで更に上向いてくるようなら楽しみです。その最終追い切りですが、中2週と間隔は詰まりますし、特に状態面が変わってきたという印象はありません。絶好時との状態比較でも一、二枚落ちるイメージですし、個人的にはこの馬のもっと良い時を知っているつもりですので、現状でどれだけの走りが出来るのか注目です。

ショウナンナデシコ

最終前:中6週 A
最終:栗坂 不良 単走 強め A
最終追い切り前の内容から見ていきますと、いつも通り坂路主体で良く乗れていますし、1週前追い切りの登坂内容もこの馬なりに良かったのではないかと思っています。ただ、絶好時の出来からは一枚落ちるイメージですし、まだ上を望んでも良い馬だと思っていますので、最終追い切りによる良化度合いには注目したいです。その最終追い切りですが、坂路で動くタイプらしく良い登坂内容で締め括ってきてくれましたし、前回と同じくらいの出来は保てているのではないかとみています。ただ、重賞での良績は現状地方のみですし、中央のダートGⅠだとまだどうなのかわかりませんから、8分~9分のデキと感じる中でどこまで戦えるのか注目です。

スピーディキック

最終前:中6週 A ◆中間自己ベスト(浦和調教場5F)
最終:浦和調教場 稍重 単走 馬也 A
最終追い切り前の内容から見ていきますと、浦和調教場でハードにやれていますし、追う毎に少しずつ少しずつ状態は良くなってきていると思っています。ただ、過去にはS評価も付けたことがある馬ですし、そことの状態比較だと数枚落ちるイメージですので、あともうひと追いでどれだけ上向いてくるのか注目したいです。その最終追い切りですが、1週前追い切りまでにしっかりとやれていますので、レース当該週は軽めのメニューに抑えられています。ただ、仕上がりとしては悪くないと思っていますし、完調数歩手前のところまでは上がってきていると思っていますので、現状でどこまで走れるのか注目です。

セキフウ

最終前:中2週 F
最終:栗坂 不良 単走 強め A
最終追い切り前の内容から見ていきますと、中2週と間隔は詰まるものの、ウッドチップコースで意欲的に時計を出せているという点は良いなと思っています。個人的には現状でも前回と同じくらいの気配を感じていますので、最終追い切りで更に上向いてくるようなら楽しみです。その最終追い切りですが、坂路でこの馬なりに動けてはいるものの、そう大きな状態変化は感じ取れずでしたし、この中間は状態維持に努めているというイメージです。デキは前回のものをなんとか保てているとは思うものの、良い頃の状態には及んでいないのではないかという個人的見立てですので、現状でどれだけの走りが出来るのか注目です。

ソリストサンダー

最終前:4ヶ月 A
最終:栗坂 不良 単走 馬也 A
最終追い切り前の内容から見ていきますと、併用で良く乗れていますし、週を追う毎にどんどん良化してきているなと思っています。1週前追い切りもハードにやれていますし、内容としても評価出来るものでしたので、あともうひと追いで更に上向いてくるようなら楽しみです。その最終追い切りですが、坂路で動くタイプらしく好登坂でまとめてきてくれましたし、久々でもあらかた走れる態勢にはあると判断しています。ただ、本来は使いつつ良くなる叩き良化型でしょうから、過去2年の臨戦過程より一枚質は落ちるのではないかと思っていますし、もう一つ上を望んでも良いレベルの馬なのかなと判断していますので、そう感じる中でどれだけの走りを披露してくれるのか注目です。

テイエムサウスダン

最終前:中2週 F
最終:美坂 良 単走 強め A
最終追い切り前の内容から見ていきますと、中2週と間隔が詰まるため、この中間は軽めの調整程度です。したがって、最終追い切りに重点を置いて評価していきたいです。その最終追い切りですが、坂路でこの馬なりに動けてはいますし、一連の出来はなんとか維持していると思っています。ただ、絶好時の出来からは一、二枚落ちるイメージですし、やはり昨年同時期の方が体調は良かったと思っていますので、今回でどれだけの走りか出来るのか注目です。

ドライスタウト

最終前:中5週 A
最終:栗坂 不良 併せ先着 馬也 A
最終追い切り前の内容から見ていきますと、今回はウッドチップコース主体で良く乗れていますし、2週続けてハードに追えているという点は良いなと思っています。まだ上向く余地は残されていると思っていますが、1週前追い切りのひと追いでスイッチオンしてくると思っていますし、もう一つ良くなると予想していますので、最終追い切りによる上げ幅には注目したいです。その最終追い切りですが、先週までにしっかりと追えていますので、レース当該週は軽めの登坂にセーブされています。ただ、軽い中でも動き自体は良かったと思っていますし、あらかた走れる態勢にはあると判断していますので、現状でどれだけのパフォーマンスを披露してくれるのか注目です。

ヘリオス

最終前:中2週 F
最終:栗CW 不良 単走 強め A
最終追い切り前の内容から見ていきますと、中2週と間隔は詰まるものの、ウッドチップコースで意欲的に時計を出せているという点は良いなと思っています。個人的には現状でも前回と同じくらいの気配を感じていますので、最終追い切りで更に上向いてくるようなら楽しみです。その最終追い切りですが、転厩緒戦で手探りだった前回よりは確実に状態良化してきていると思っていますし、今回の方が前回よりも数段良い状態で本番を迎えられると思っています。良い時との状態比較でも大差はないと思っていますし、巻き返せるだけの出来にはあると判断していますので、人気落ちならかえって狙い目の1頭なのかなとみています。

メイショウハリオ

最終前:中6週 A ◆中間自己ベスト(栗CW6F)
最終:栗坂 不良 単走 強め A
最終追い切り前の内容から見ていきますと、併用で良く乗れていますし、少しずつ良化してきているというイメージです。ただ、絶好時の出来からは数枚落ちるイメージですし、まだまだ良くなる余地は残されていると思っていますので、あともうひと追いでどこまで良くなってくるのか注目したいです。その最終追い切りですが、坂路でこの馬なりに動けましたし、なんとかそれなりの状態には持ってこれたのではないかとみています。ただ、絶好時との状態比較では一枚落ちると思っていますし、適性面にも半信半疑なところがありますので、個人的には追い切りから最高評価を付けた昨年の帝王賞のように、気張って買う局面ではないのかなと判断しています。

レッドルゼル

最終前:3ヶ月 A+
最終:栗CW 不良 単走 強め A+
最終追い切り前の内容から見ていきますと、例えるなら、栗東での調整時は坂路主体だったスティッフェリオの天皇賞(春)2020と、典型的な叩き良化型だったインディチャンプのマイルチャンピオンシップ2020時の掛け合わせ技のようなCW調整変換でここまで調整されています。過去2年には見られなかった延長への一工夫が見られている点には好感が持てますし、このひと追い、ふた追いで更に上向いてくることも予想されますので、最終追い切りによる上げ幅には要注目したいです。その最終追い切りですが、先週までにしっかりとウッドチップコースで負荷を掛けていますので、レース当該週は終い重視の内容にセーブされています。ただ、最後までウッドチップコースで坂路よりもやや長い距離を追えているという点は良いなと思いますし、陣営は一貫してスタミナ補強、距離延長を意識した調整をレッドルゼルに課し続けていますので、良い方へ振れてくれれば過去2年よりも面白いレースになるのではないかと思っています。過去2年のフェブラリーステークスでは、3番人気、1番人気と支持されていましたが、個人的にはノータッチでしたし、逆に距離不安の声がより一層強まりそうな3年目こそ人気が落ちて、妙味ある穴馬と化すのではないかと判断していますので、追い切りからマイルへの対策が練られている今回は、3度目の正直に期待してみるのも面白いのかもしれません。

レモンポップ

最終前:中2週 F
最終:美南W 良 併せ同入 馬也 A+
最終追い切り前の内容から見ていきますと、中2週と間隔は詰まるものの、坂路で意欲的に時計を出せているという点は良いなと思っています。個人的には現状でも前回と同じくらいの気配を感じていますので、最終追い切りで更に上向いてくるようなら楽しみです。その最終追い切りですが、前回もすこぶる良い状態にあったという認識ではあるものの、そこからの好状態はしっかりキープ出来ていると思っていますし、今回も良い状態でレースを迎えられると思っています。前回を使って更に上昇というところまでは至らずでしたが、それでも状態は高いレベルにあると思っていますし、前走と同等クラスのパフォーマンスには期待が持てると思っていますので、ベストではないマイルでどれだけの走りをしてくれるのか注目です。




各追い切りピック4

⑴最終追い切り前ピック4(※五十音順)

☑︎シャールズスパイト

☑︎︎ソリストサンダー

☑︎レッドルゼル

☑︎レモンポップ

⑵最終追い切りピック4(※五十音順)

☑︎シャールズスパイト

☑︎︎ソリストサンダー

☑︎レッドルゼル

☑︎レモンポップ

⑶最終追い切り後ピック4(※五十音順)

☑︎オーヴェルニュ

☑︎︎シャールズスパイト

☑︎レッドルゼル

☑︎レモンポップ




調子指数




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