関屋記念追い切りレポート2023[8/13(日)]【全頭調教評価記載】

中央競馬(重賞)追い切りレポート2023

関屋記念追い切りレポート2023[8/13(日)]【全頭調教評価記載】になります。

最終追い切り後の出走予定馬全頭の追い切り考察文を調教評価とあわせてわかりやすく記載していますので、各自の予想にお役立ていただければ幸いでございます。

当記事の信頼性

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最後に、初めて訪れてくださっている方に対して記事の信頼性を保たせるために、この1本だけリンクを添付させていただきます。
《参考》追い切りを見続けていなかったおそらく獲れていなかった1本です↓
≫2022年4月2日(土)阪神10R 仲春特別 ◎追4,エーティーメジャー 1着 172.6倍(13番人気)

※F評価は間隔が詰まっていて時計を出せていない馬、調整が軽くて評価出来なかった馬に仮で付けている評価ですので、低い評価というわけではないということをご理解いただければと思います。その場合は最終追い切りと前走時の調整過程を加味した上で評価させていただきます。

1 関屋記念追い切りレポート2023[8/13(日)]【全頭調教評価記載】
2 各追い切りピック4
3 調子指数
4 その他今週末行われる重賞レースの追い切りレポート
- 4.1 小倉記念追い切りレポート2023[8/13(日)]【全頭調教評価記載】
5 今週末行われるレースの追い切り党の軸馬

関屋記念追い切りレポート2023[8/13(日)]【全頭調教評価記載】

アヴェラーレ

最終前:3ヶ月 A+
最終:美W 良併せ同入強め A↓
最終追い切り前の内容から見ていきますと、ウッドチップコース主体で良く乗れていますし、こなしてきている追い切り内容も質の高いものが目立っているなという印象です。1週前追い切り、週末追いと順調に濃いメニューを消化出来ましたし、このひと追い、ふた追いで更に仕上がりの方は進んでくるとみていますので、最終追い切りによる良化度合いには注目したいです。その最終追い切りですが、ウッドチップコースでこの馬なりに動いてきたとは思いますし、水準クラスのデキには仕上がったとみています。ただ、絶好時の状態からは一枚落ちるイメージですし、個人的にはこの馬のもっと良い時を知っているつもりですので、現状でどれだけの走りが出来るのか注目です。

アナザーリリック

最終前:4ヶ月 A
最終:美芝良併せ先着馬也 A+↑
最終追い切り前の内容から見ていきますと、ウッドチップコース主体で良く乗れていますし、こなしてきている追い切り内容も悪くはありません。ただ、絶好時との状態比較だと一枚落ちるイメージですし、今のところ強調材料には欠ける感じですので、あともうひと追いによる良化度合いには注目したいです。その最終追い切りですが、美浦トレセンの芝コースですごく良い動きを披露してくれましたし、最後のこのひと追いでグンと仕上がりの方は進んできたとみています。絶好時との状態比較でもそう大きな差はないとジャッジしていますし、持てる力はきっちり出せる局面にあると判断していますので、どれだけのパフォーマンスを披露してくれるのか興味深い存在です。

エターナルタイム ※回避

最終前:2ヶ月 A
最終:美W 良併せ遅れ強め B↓
最終追い切り前の内容から見ていきますと、ウッドチップコース主体で良く乗れていますし、こなしてきている追い切り内容も悪くはありません。ただ、絶好時のデキからは一枚落ちるイメージですし、個人的にはこの馬のもっと良い時を知っているつもりですので、最終追い切りによる良化度合いには注目したいです。その最終追い切りですが、最後までハードに追われてきたという点には好感が持てるものの、肝心の追い切り内容、動き自体は平凡だったかなとみています。個人的にはまだ完調手前の段階にあると判断していますし、もう一つ、二つ良くなってきても良い馬だと思っていますので、そう感じる中でどれだけの走りが出来るのか注目です。

カワキタレブリー

最終前:2ヶ月 A
最終:栗坂良単走強め A↑
最終追い切り前の内容から見ていきますと、ウッドチップコースと坂路併用で良く乗れていますし、こなしてきている追い切り内容も悪くはありません。ただ、今のところそう大きな状態変化は感じ取れていませんし、絶好時との状態比較でも一枚落ちるイメージですので、あともうひと追いによる良化度合いには注目したいです。その最終追い切りですが、坂路で動くタイプらしく好登坂での締め括りとなりまして、肝心の動きもこの馬なりに良かったのではないかとみています。1週前追い切りがかなりハードな内容でしたので、レース当該週は終い重点の登坂内容でも問題はないとみていますし、水準級のデキには仕上がっていると判断していますので、現状でどれだけの走りが出来るのか注目です。

コンシリエーレ

最終前:2ヶ月半 A
最終:美W 良併せ同入馬也 A→
最終追い切り前の内容から見ていきますと、ウッドチップコース主体で良く乗れていますし、こなしてきている追い切り内容も悪くはありません。ただ、絶好時のデキからは一枚落ちるイメージですし、個人的にはまだ良くなってきても良い馬だと思っていますので、あともうひと追いによる良化度合いには注目したいです。その最終追い切りですが、ウッドチップコースで最後まで意欲的にやれているという点には好感が持てますし、肝心の動きもこの馬なりに良かったのではないかとみています。ただ、絶好時のデキからは一枚落ちるイメージですし、しばらくこの馬に合うベストな番組がないからここを使うとのことですので、お試し感覚の今回はなかなか強気にはなりづらい存在です。

サクラトゥジュール

最終前:2ヶ月半 B
最終:美南B 良単走馬也 B↓
最終追い切り前の内容から見ていきますと、ウッドチップコース主体で良く乗り込めてはいるものの、こなしてきている追い切り内容自体はそこまで目立ってきません。絶好時のデキと比較すると数枚見劣りする印象ですし、個人的にはこの馬のもっと良い時を知っているつもりですので、最終追い切りによる良化度合いには注目したいです。その最終追い切りですが、堀厩舎ですから、いつも通り木曜追いかなと思っていましたが、8/10(木)19:30現在では追い切ったという情報はなく。もしかしたら金曜日に追い切ってくる可能性もありますので、その場合は評価も考察も改めて追記させていただきますが、現状はこの評価にとどめさせていただきます。どちらにせよ、個人的にはメイステークスで高く評価していましたので、掬い時、掴み時は前走時だったと判断していますし、後追いにあたる今回は特段強気にならなくても良いのかなと思っています。※補足事項としまして、8/8(火)に行われたダートコースでの軽調整が最終追い切り扱いという点を1つお伝えさせていただきます。堀厩舎は1つのパターンとして、最終追い切り軽めで好結果を残してきている厩舎でもありますので、軽いという点は特に気にしていないのですが、この厩舎ではあまり目にしない変則的な火曜追いという点、全体的にまだ奥がありそうという2点からこの評価にとどめさせていただきます。

セルバーグ

最終前:中2週 F
最終:栗坂良単走強め A→
最終追い切り前の内容から見ていきますと、中2週と間隔が詰まるため、この中間は軽めの調整程度です。したがって、最終追い切りに重点を置いて評価していきたいです。その最終追い切りですが、中2週と間隔は詰まるものの、坂路で意欲的に追い切れたという点には好感が持てますし、肝心の動きもこの馬なりに良かったのではないかとみています。ただ、そう大きな状態変化は感じ取れずですし、前走は松山騎手の好騎乗も光ったレースでしたので、ここでも引き続き走ってくるようなら本格化したと判断して良いのではないでしょうか。

ディヴィーナ

最終前:中2週 F
最終:栗坂良単走馬也 A→
最終追い切り前の内容から見ていきますと、中2週と間隔は詰まるものの、坂路で意欲的に時計を出せているという点は良いなと思っています。個人的には現状でも前回と同じくらいの気配を感じていますので、最終追い切りで更に上向いてくるようなら楽しみです。その最終追い切りですが、終い重点の登坂内容とはいえ、しっかり時計を出せているという点には好感が持てますし、引き続き一連のデキは保てているとみています。ただ、そう大きな状態変化は感じ取れずですし、ここは人気の一角になるでしょうから、そこまで気張って買う必要はない存在なのかなと判断しています。

ノルカソルカ

最終前:2ヶ月 A
最終:栗W 良併せ先着強め A↓
最終追い切り前の内容から見ていきますと、坂路主体で良く乗れていますし、こなしてきている登坂内容も悪くはありません。ただ、はっきり良いとも言えない感じですし、個人的にはまだ良くなる余地を残している段階にあると判断していますので、最終追い切りによる良化度合いには注目したいです。その最終追い切りですが、そう大きな状態変化は感じ取れずも、この馬なりに動けてはいると思っていますし、水準級のデキにはあるとみています。ただ、追い切り直結型ではないと判断していますし、今回が絶好の掬い時かと言われると少々疑問ですので、馬券的にはおさえまでで良いのかなと思っています。

ビューティフルデイ

最終前:中6週 A
最終:美W 良併せ同入馬也 A→
最終追い切り前の内容から見ていきますと、ウッドチップコース主体で良く乗れていますし、こなしてきている追い切り内容も良さげです。ただ、絶好時のデキからは一枚落ちるイメージですし、個人的にはまだ良くなってきても良い馬だと思っていますので、あともうひと追いによる良化度合いには注目したいです。その最終追い切りですが、攻め動くタイプらしく良い動きを披露してくれましたし、引き続き状態は高いレベルにあると判断しています。絶好時との状態比較ではどうかも、そこに近しい仕上がりにはあるとみていますし、ポテンシャル的にも足りてしまって良い存在だと思っていますので、現状でどれだけのパフォーマンスを披露してくれるのか注目です。

フィアスプライド

最終前:2ヶ月 A
最終:美W 良併せ同入馬也 A→
最終追い切り前の内容から見ていきますと、美浦トレセンで調教を積み、クイーンステークス出走のため札幌競馬場へ移動して調整されていたものの除外に。その後は秋まで休養と記載があったのですが、そこから再度美浦トレセンへ戻され、このレースに矛先を向けてきました。不規則と言いますか、少しタイトなスケジュールではあると思うのですが、クイーンステークスに向けて仕上げられていたくらいですので、現状でも悪くないデキにはあるとみていますし、最終追い切りで更に上向いてくるようなら注目してみたいです。その最終追い切りですが、ウッドチップコースでこの馬なりに動いてきたと思いますし、前走時と同じくらいの仕上がりにはあるとみています。ただ、絶好時のデキからは一枚落ちるイメージですし、個人的にはこの馬のもっと良い時を知っているつもりですので、現状でどれだけの走りが出来るのか注目です。

フォルコメン

最終前:中5週 B
最終:美W 良併せ遅れ強め A→
最終追い切り前の内容から見ていきますと、ウッドチップコース主体で本数は積めているものの、追い切り内容自体はそこまで目立ってきません。絶好時のデキからも一、二枚落ちるイメージですし、個人的にはこの馬のもっと良い時を知っているつもりですので、最終追い切りによる良化度合いには注目したいです。その最終追い切りですが、ウッドチップコースでこの馬なりに動いてきましたし、最後のこのひと追いでいくらか仕上がりの方は進んできたとみています。ガラリ一変とまではいかないのかもしれませんが、持てる力は出し切れる状態にあるとみていますので、現状でどれだけの走りが出来るのか注目です。

フラーズダルム

最終前:3ヶ月 A ◆中間自己ベスト(栗W7F)
最終:栗W 良単走強め A→
最終追い切り前の内容から見ていきますと、ウッドチップコース主体で良く乗れていますし、こなしてきている追い切り内容もこの馬なりに良さげです。ただ、絶好時のデキからは一枚落ちるイメージですし、個人的にはこの馬のもっと良い時を知っているつもりですので、最終追い切りによる良化度合いには注目したいです。その最終追い切りですが、ウッドチップコースでこの馬なりに動けていましたし、水準クラスのデキには仕上がったとみています。ただ、絶好時の状態からは一枚落ちるイメージですし、今のところガラッと変わってきた様子はありませんので、馬券的には相手までで良いのかなと思っています。

ミッキーブリランテ

最終前:中2週 F
最終:栗坂良単走強め A→
最終追い切り前の内容から見ていきますと、中2週と間隔は詰まるものの、坂路で意欲的に時計を出せているという点は良いなと思っています。個人的には現状でも前回と同じくらいの気配を感じていますので、最終追い切りで更に上向いてくるようなら楽しみです。その最終追い切りですが、中2週と間隔は詰まるものの、坂路でこの馬なりに良く動けていましたし、前回と同じくらいか、それ以上のデキにはありそうに映っています。絶好時との状態比較ではどうかも、ここ数戦の中では上位の勝負気配を感じ取れていますし、ハマれば重賞でも足りる存在ですので、人気次第ではおさえておきたいです。

メイショウシンタケ

最終前:中2週 F
最終:栗W 良併せ遅れ一杯 A→
最終追い切り前の内容から見ていきますと、中2週と間隔は詰まるものの、ウッドチップコースと坂路併用で意欲的に時計を出せているという点は良いなと思っています。個人的には現状でも前回と同じくらいの気配を感じていますので、最終追い切りで更に上向いてくるようなら楽しみです。その最終追い切りですが、中2週と間隔は詰まるものの、ウッドチップコースでこの馬なりに良い内容を消化してきてくれていますし、一連の状態はしっかりキープ出来ているとみています。ただ、2走前、4走前が掬い時でしょうし、もう一つ良くなる余地を残している馬だと思っていますので、現状でどれだけの走りが出来るのか注目です。

ラインベック

最終前:2ヶ月 A
最終:栗坂良単走強め A↑
最終追い切り前の内容から見ていきますと、ウッドチップコースと坂路併用で良く乗れていますし、こなしてきている追い切り内容も悪くはありません。ただ、まだ良化の余地は残されている段階にあるとみていますし、絶好時のデキからも一、二枚落ちるイメージですので、最終追い切りによる良化度合いには注目したいです。その最終追い切りですが、最後まで坂路でしっかりとやれたという点には好感が持てますし、肝心の動きもこの馬なりに良かったのではないかとみています。絶好時との状態比較ではどうかも、前走以上の勝負気配は感じ取れていますし、持てる力は出し切れる局面にあると判断していますので、現状でどれだけの走りが出来るのか注目です。

ララクリスティーヌ

最終前:3ヶ月 A
最終:栗W 良単走強め A→
最終追い切り前の内容から見ていきますと、ウッドチップコース主体で良く乗れていますし、こなしてきている追い切り内容も悪くはありません。ただ、絶好時のデキからは一枚落ちるイメージですし、個人的にはこの馬のもっと良い時を知っているつもりですので、最終追い切りによる良化度合いには注目したいです。その最終追い切りですが、攻め動くタイプらしく良い動きを披露してくれましたし、久々でも好状態に仕上がっているのではないかと判断しています。絶好時のデキには僅かに及びませんが、そこに近しい仕上がりにはあると判断していますし、持てる力は出し切れる局面にあるとみていますので、現状でどれだけの走りが出来るのか注目です。

ロータスランド

最終前:3ヶ月 A+
最終:栗坂良単走馬也 A+↑
最終追い切り前の内容から見ていきますと、ウッドチップコースと坂路併用で良く乗れていますし、こなしてきている追い切り内容も質の高いものが目立っているなという印象です。最終追い切り前段階ではありますが、既に絶好時と比べても遜色ないところまで調子は上がってきているとみていますし、それでいてまだあともうひと追い残されているわけですので、最後のひと追いまで要注目して見ていきたい存在です。その最終追い切りですが、2週前追い切り、1週前追い切りと、しっかり中身のある追い切りメニューを消化してきていますので、レース当該週は軽めの登坂内容にセーブされています。ただ、この暑い時期ですし、牝馬ですので、このような調整パターンは有効だと思っていますし、個人的には文句ないデキに仕上がり切っていると判断していますので、関屋記念2勝目も視野に入る存在だと思っています。